幸せな結末53
和君 7/11(土) 19:50:26 No.20090711195026 削除
通勤途中、美千代から電話があった。
「和君、昨日おばあちゃんにエッチな事したでしょう」
「してないよ。なんで」
「だって、夜中に和君駄目、嫌ぁぁ英子逝く~って言ってるから
あれ絶対オナニーだよ。和君思い出してるんだよ」
「実は夜這いをしてたんだよ」
「茶化さないで。聞き間違いかな」
電話を切ってから、驚きました。
あれだけの暗示で掛かる女がいる事を、信じられません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
部屋に入ると、洋子が新年の挨拶をしてきた。
夜の新年互例会まで、暇なので、洋子を連れて各部署に挨拶回りして歩く。
最後に、社長室に行く。
後ろをついて来た洋子は驚いていた。
私が平気で入っていくからである。
今の時間は新年恒例の昼食会である。
秘書に案内されて、部屋に入った。
会長・社長・・・取締役のお偉方が雁首を揃えている。
普通は、部課長以下は参加の出来ない幹部だけの食事会である。
私はこの雰囲気が大嫌いである。
社長の横に、私と洋子の席が用意してあった。
洋子は緊張しっぱなしで、飯の味もわからなかったと思う。
社長は、私が参加しただけで上機嫌である。
他の幹部連中からも歓待の声がかかる。
事務所に戻ると、洋子は私の横に座り、眼が爛々と輝いています。
聞きたいことは解ります。
私って何者でしょう。
「社長の隠し子で~す。例年は堅苦しいから参加しないの」
「じゃ、何で今年は参加したの?」
「洋子に、美味しい昼食を食べさせたかったから」
洋子は、疑惑で見ています。
「嘘つき、嘘つくならもう和君と付き合わない。さよなら」
完全に眼に涙を貯め、怒っている。
抱きしめても、手を叩かれる。
仕方が無いので、専務に内線を掛ける。
「今日はどうも」
「和君か、来年は肩書きつきで参加か?持ってるぞ
早くあがって来い。なんなら俺の後釜でもいいぞ」
「勘弁してくださいよ。私はここが良いです」
洋子が横で驚いている。
肩を抱いて、キスをしてもポカンとしてる。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「互例会の後、ここ開いてる?
今年初めてのご挨拶をしなければ
嗚呼そうか、ご主人様が最初の訪問者か」
スカートの上からアソコを押さえた。
「ふっ、馬鹿~、和君のエッチ、主人とはしてません」
私は、洋子の首筋を撫でながら、
「キスマークの映える白い首筋だね。
洋子の肌、私の唇が良くなじんで吸いやすいよ」
「やめてください。世間とか子供達の手前 ・・・・」
洋子の後ろから抱きしめると、何も言わずに吸い付いた。
赤い印が首筋に残った。
「嫌か?」
洋子は首を横に大きく振るだけである。
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