[1232] ハイト・アシュベリー 3 投稿者:対 投稿日:2004/05/15(Sat) 00:32
不倫終了まで・・・・・あと9ヶ月
2週間後、秀一が10時過ぎに帰宅すると、家には由紀の姿はなかった。
とっさに、「畜生!」という言葉が口に出た。が、どうしようもなかった。
食事の支度も風呂の支度も、なにもされてはいなかった。
風呂にお湯を溜める間に、カップラーメンをすすり夕食の代わりにした。
ゆっくりと湯船につかり、どうしょうもない怒りと空しさに見舞われていた時に物音がした。由紀が帰ってきたのだ。
由紀は脱衣室にきて
「ごめんなさい。遅くなってしまって。私も入っていいですか」
髪をあげ、全裸になった由紀が入ってきた。
40歳になり、いつの間にかCカップからAカップに後退した乳房が年月を感じさせる。
子供を出産した証である下腹部の脂肪はあるものの、腰周りの緩やかな曲線は保たれていた。
由紀は年齢相応の艶肉に覆われ、なんともくぐもった芳香を発していた。
「ごめんなさい。あの人が夕方以降じゃないと時間が取れないと言いまして・・・私も妻の勤めがあるって断ったのですけど、どうしても私を抱きたいとしつこかったのでつい、すみません。こんなことは2度とないようにします」
由紀はかけ湯をしながら、平然とした口調で言った。
「あなた見てください」
由紀は背中を向けた。首筋から、胸の脇、そして尻にいたるまで、赤い吸着痕が残っていた。そのおびただしい量を見れば激しく体をむさぼられたことはよくわかった。
「こっちも」
今度は立ち上がり、乳房と股間を見せ付けるようにした。
そしてあっけにとられている秀一の顔の前に、指でめくり上げた恥唇を押し付けるくらいに近づけて
「どう、あの人の匂いが残っているでしょ。そのままにして帰ってきたの。あなたにも味わってもらおうと思って」
秀一は狂態をエスカレートさせていく由紀を払いのけるようにして浴槽をでると
「俺のしたことは、そんなにえげつなかったか?そこまでおまえを追い込んだのか?」
「あなた、興奮してるのね。無理もないわね。ご無沙汰ですものね」
秀一はとっさに、いきり立つ自分のものを手で覆いながら、浴室を後にした。
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