[1233] ハイト・アシュベリー 4 投稿者:対 投稿日:2004/05/16(Sun) 00:17
風呂から上がり、バスローブのままリビングでビールを口にしていた秀一は憮然としていた。
しばらくすると、タオルを巻いた由紀がリビングにきた。
「ごめんなさい。私のしていることがまともじゃないのはわかっています」
秀一の横に座り、いきり立つ秀一のものを優しく握った。
「あなたを苦しめるつもりはないのですが、京子のことを考えるとどうしてもあなたを責めずにはいられなくなってしまうの。お願いします。もう少しだけ私をこのままにしてください。もう少しだけ・・・」
由紀はタオルを自分で剥ぎ取り、秀一の剛直したものを優しく口でつつんだ。
ゆっくりとしたストロークを繰り返しながら、袋に手を添えて刺激した。
秀一はなにも言わなかった。久しぶり味わう妻の柔らかい唇に気持ちを奪われた。
普段の妻の顔、狂態を見せる妻の顔、過去の亡霊に苦しむ妻の顔に、少なからず同情すら覚えていた。
同時に普通の男なら既に妻を殺しているかもしれない状況なのに、どうしても怒りより同情が先行する自分に嫌気がさしていた。
「あなた、今日みたいに妻の勤めを怠けるようなことは2度としません。もう少しだけですから、どうか我儘を許してください。今夜は何度でもあなたにご奉仕します。」
秀一は『由紀は病気・・・なにか心の病にでもなったのではないか』と優しくストロークを繰り返す妻を見て思った。
しかし由紀の身体にまとわりついている赤い痕跡が、秀一の冷静な感覚を麻痺させた。
そして、久しぶりに妻の口のなかに自分の精子を吐き出した。
放出後の醒めていく余韻を、由紀は刺激しつづけた。
亀頭部を唇で覆い切先に舌先をあてて、はかない男の余韻を最後まで満足さた。
秀一の余韻がなくなった後もしばらくの間、由紀は優しく口にして舌先でわずかな刺激を与え続けた。
以前の由紀と変わらない、優しい愛撫であった。
由紀は口からはなした秀一のものを愛しげに頬擦りし、そして舌先を袋にはわせた。
「私はあなたの妻なの、お願い忘れないで。私のなかにある棘を取り除くまでもう少し待って下さい。もう少し・・・」
その後も、由紀は秀一のものを刺激し、乳首や指先まで舌で刺激した。そして、浮気相手に蹂躙されたばかりの蜜壷に迎え入れた。
2人は夜が明けるまで愛し合い続けた。
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