[1250] ハイト・アシュベリー 6 投稿者:対 投稿日:2004/05/26(Wed) 23:16
不倫終了まで・・・・・あと7ヶ月
秀一は、由紀の屈辱に耐えられなくなっていた。
過去の浮気、それも結婚前のことを今更責められてもどうしようもない。
それに、あの奇行は浮気への報復であるとは考えられないと思うようになっていた。
幾度となく「やめてくれ」と頼んだがそのつど「やめません」と言われ、「別れてくれても構わない」と言っても「私は絶対別れません」と堂々巡りであった。
秀一は家に帰ることが少なくなった。
ほとんどは、会社近くのカプセルホテルやサウナで過ごしていた。
由紀は「今日も帰らないつもりですか?いい加減に無駄遣いは辞めてください」と電話をしてきた。
秀一はそのつど、電話を無視して切った。
ある日には昼間会社へ由紀がやってきて、「着替えです。今日は帰ってきてください」と秀一の同僚に誤解されることまでした。まるで秀一が浮気をしているように映っていた。
やはり、お金が馬鹿にならないので週末は家に帰った。
「やっと帰ってきてくれましたね。もういい加減にしてください」
秀一に抱きつかんばかりの嬉しそうな表情で、由紀は彼を迎えた。
しかし、秀一の陰鬱とした表情は変わりなかった。
「本当にもうやめてくれないか。やめられないなら別れてくれないか」
「あなたが、そうやって私の苦しみをわかってくれて嬉しいです。これ以上、あなたを苦しめたくないのですが、相手もあることだし、やはりもう少し辛抱して欲しいです」
「おまえの相手は、期間があることは承知しているのか」
「はい。それを条件に身体を許しましたから」
秀一は黙ったままになった。
しばらくして秀一は、なにを思ったのか由紀のスカートを突然捲くり上げた。
ネックレスでできた貞操帯はなかった。
しかし、やはり下着を着けていない由紀の股間には、ローター付きのバタフライが張り付いていた。腰にスイッチを巻き付けていた。
「許してね。電話がかかった時にこれを写真で送らないと怒られるの」
秀一は荷物をまとめた。
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