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北原夏美 四十路 初裏無修正

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[2142] 揺れる胸 第二部 3 投稿者:晦冥 投稿日:2005/07/04(Mon) 20:14

「もしもし・・奥さん聞こえてますか?」
床に落とした携帯から三河の声が聞こえてくる。
雪絵がそれに気付き、携帯を手に取ったのは身体の痙攣が完全に止まった後だった。
「はぁ・・はあぁぁっ・・はい・・・」
身体の痙攣が止まっても、息切れする呼吸は簡単に収まることはない。
「ずいぶんと派手にいっちゃいましたね・・奥さん」
「ああぁぁぁ・・・」
押さえ込んできた身体の疼きが収まり、冷静になり始めた雪絵はとんでもない行為をしてしまったことに気付く。
それは三河に言われるがまま自分を慰めた事はもちろん、電話をしてしまったと言うことの過ちに後悔したのだ。
「旦那さんが知ったらどうなるでしょうね・・」
「いやっ・・困りますっ」
もちろん三河も夫にこの事を言うつもりなどない。
こう言えば雪絵が困るのはわかっていることだ。自分が楽しめそうな言葉を選んだに過ぎない。
「奥さんが自分で私のところに電話してきて、オナニーしながら生で入れてくださいなんて・・
 これは完全に旦那さんを裏切った行為ですよね? そう思いませんか?奥さん」
「うら・・ぎり・・・」
実際はそれほど大きな問題として考えるほどのことでもないのかもしれない。
しかし、雪絵は三河からそう言われると自分がしてしまった事をより大きな問題として認識してしまうのだ。
「そうです。裏切り行為ですね。 前は旦那さんと奥さんの承諾を得てしたことですけど、
 今回は旦那さんに内緒でかけてきてるんでしょう? オナニーしたい為に貸し出された事のある男に電話するってね・・」
「それはっ・・」
そんなつもりで電話したのではないと言いたかった。
しかし、結果として三河の言うとおりの行為をしてしまったことになる。
触れと言われ触ったのだが、一人で慰めろなどとは言われていない。
雪絵は自分の意思で自慰行為をしてしまったのだ。
「私も旦那さんとは仲良くさせてもらってるでしょう? 私としては旦那さんに内緒にしてるなんて申し訳なくてね・・」
「おっ・・お願いします・・言わないで・・」
雪絵は先ほどと違う身体の震えを感じていた。
三河に電話をして自慰行為を聞かれたと言えば夫は喜ぶだろうか。
おそらくその可能性は高いであろう。
しかし、三河の言うとおり裏切り行為と捕らえ、興奮とは違う嫉妬で怒り狂わないとも言い切れない。
「言わないでと言われましてもね・・奥さんが悪いんですから旦那さんの友達として秘密にはしておけませんよ」
「ぁぁっ・・どう・・」
「なんですか?」
「あのっ・・どうしたら・・いいのか・・」
「どうしたらも こうしたらもね・・・」
無言の時間が続く。
雪絵は心から夫を愛しているし、裏切ろうと思ったことなど一度もない。
しかし、三河に電話をしてしまったのはあまりにも軽率だった。
結果として裏切り行為と取られても仕方のない行為をした。
出来ることならば時間を電話する前に巻き戻したい。
それが出来ないのなら、すべてがなかったことにしてしまいたい。
そう考えていたが、実際その様なことが出来るわけがない。
それならば夫が知ることがなければ、夫にとってこの事実はなかったことになる。
雪絵は自分でもずるい考えをしていると分かっていた。
分かっていても裏切った自分を夫には知って欲しくなったのだ。
「旦那さんには知られたくないって・・ことですか?」
電話越しとは言え、雪絵と話をしていればそう願っていることなど三河には簡単に伝わってくる。
「はい・・」
「旦那さんを裏切ってしまった。でも知られたくない。知られたくないから黙っててくれ。
 奥さんそれじゃ あまりにも自分勝手すぎませんか?」
「すいません・・・」
か弱い涙声。それは三河の股間を強烈に刺激する。
「すいませんじゃないですよ。本当にわかってるんですか?」
「・・すいません・・すいません・・・・・・」
三河は自分の事など棚に上げ、雪絵の軽率な行為を責めた。
「そんなに黙ってて欲しいなら・・」
三河も暴走する自分を押さえ切れなかったのだ。


「そんなに黙って欲しいなら今度私とデートしましょう奥さん」
「デート・・・・」
「旦那さんには内緒のデートですよ」
そんな事をすれば電話で自慰行為を聞かれたどころの話ではない。
それこそ本当に夫を裏切ってしまう行為だ。
「それは・・」
「えぇ・・奥さんが考えている通り大人のデートですよ。当然でしょう?
 旦那さんを裏切ったのに黙って欲しいなんて言う卑怯で腐った根性・・
 いえ 腐ったマンコにお仕置きする為のデートですよ」
「そんなっ・・」
雪絵は愕然とした。
雪絵が知っている三河はあのビデオ撮影の時の三河だ。
縛りの手際のよさ、ねっとりとした言葉責め。
性癖がSであろうというのは気付いていた。しかし、紳士的なあの三河と言うイメージは残ったままだった。
何度も心のそこから懺悔するように頼めば、三河もきっと分かってくれるだろうと心のどこかで思っていた。
「それこそ本当に・・」
「本当にも何もありませんよ。奥さんはすでに旦那さんを裏切ったんです。
 本当に反省してるなら、奥さんの腐ったマンコを叩き直すデートなんですから受けれるはずです。
 奥さんはそれくらいの事をしたんですから、これくらいの覚悟はしないさい」
「でも・・」
知らない誰かが見ていたらたかが電話くらいで、と思うだろう。
しかし、雪絵にしてみればたかがと言う話ではない。
一度抱かれた男に自分から電話をした。
それは本人にしかわからない重い事実として圧し掛かってくるのだ。
「でもじゃないですよ奥さん。 奥さんがしっかりお仕置きを受けて反省したら、私も旦那さんには言いません。
 でもお仕置きを受けれないってなら反省してるとは思えませんね・・
 反省してないなら旦那さんに言って、しっかり夫婦で話し合うべきでしょう? 違いますか?」
ここで三河の言葉に従ったら、今よりも重い後悔が雪絵には残っていくだろう。
しかし、従わなければ雪絵だけではなく、夫も雪絵が裏切った事実を知るのだ。
もちろん雪絵は裏切るつもりなどなかったが、そう受け取られかねない事実を伝えられることになる。
「どうなんですか? 奥さん」
雪絵は頭の中で天秤に掛けていた。
本当の意味で裏切ってしまうか、裏切りと取られかねない行為を夫に伝えられてしまうか。
「おや・・黙ってしまいましたね。考え中ですか? それならゆっくり考えて、反省してるなら正しい答えを出してください」
そんな三河の言葉など耳に入ってこなかった。
ただ自分の中でどちらの選択をしたら良いのか迷っていたのだ。
もちろん本当の意味で裏切ってしまうのは、一生後悔の念を感じながら生活していくことになるだろう。
しかし、雪絵が出した答えは
「わかりました・・・」
今でも夫を愛している。愛と言う言葉を使うなら夫以外にはいない。
そんな夫に知られ、嫌われてしまうのではと思うと雪絵は怖くなったのだ。
「ほう・・少しは反省してるみたいですね。でも本当に反省してるならしっかりお仕置きを受けるんですよ」
「はい・・」
三河の理不尽さは雪絵にも判っていた。それでも夫に知られない為にはこうするしかない。
雪絵は零れそうになる涙を拭き、一度唇を噛み締めるとはっきりとした声で返事をしたのだ。


「ねぇ・・お父さん・・」
ベット中で雪絵は夫に背を向けていた。顔を見ると涙が出そうになるからだ。
「なんだ?」
夫も仕事で疲れたのか、背を向ける雪絵に求めるような行為はしてこない。
「この間お母さんから電話着てたじゃない・・」
「あぁ・・そんなこともあったな。電話してみたのか?」
「うん・・・」
実際雪絵は親に電話などしていなかった。急用ならもう一度電話が来るだろう。
あれから連絡が来ないと言うのは大した用事ではないはずだ。
「高校のときの友達が事故ったんだって・・」
「大丈夫なのか?」
「あ・・怪我は大丈夫みたい・・でも友達もみんなお見舞いに行くからどうするんだ?って」
「そうか・・事故って車でか?」
「そうみたい・・」
すべて雪絵の嘘である。三河との電話から雪絵は必死に夫に話す嘘を考えた。
クラス会と言うには時期が外れすぎている。
友達の不幸な話など作り話でもしたくなかったが、これが一番夫に止められないだろうと考えたのだ。
「そうか・・大変だな。 いつ行くんだ?」
「来週行こうかと思ってる」
「来週か・・俺も最近仕事忙しいからな」
「私1人で行ってくるよ。家にも暫く顔出してなかったし・・友達と会うのも久しぶりだからさ」
「そうか・・友達って男じゃないだろうな?」
夫は冗談っぽく言って笑った。本気でそうは思っていないのだろう。
雪絵にはそれが感じただけ、余計に心苦しくなった。
「男の人だったら喜ぶの?」
雪絵も必死に夫の冗談話に乗った。それが一番不振がられなくていい。
「そうだな・・ちょっとな」
そう言って笑う声は、雪絵に限ってそんなことはないだろうと安心しきったものだった。

コメント

リアリティがなさすぎるな。全く愚作。というか作品ではないけどな。こういうのは、自分だけのブログなどで一人楽しんでもらいたい。

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