洋子 3/14(金) 17:14:54 No.20080314171454 削除
主人が書いた水遣りを読み、読者の皆様のご感想を読ませて頂き、主人が
皆様の暖かいご意見に支えられていた事を感じました。
主人の物語のタイトルは水遣り、投稿者の名前はCRになっています。CR、多分、
Christmas Rose(クリスマスローズ)の略なんですね。私への思いが伝わって
きました。
主人は私がここに書くのを最初は反対しました。私の気持ちの深いところ
までは知らなくてもいい、逆に知ってしまうと私への気持ちが揺らぐかも
知れないと申しております。主人が余計な事をこれ以上知りたくないと言う
気持ちは痛いほど解ります。でも主人がつく溜息、寂しそうな顔、時々私
を見る氷のような視線、私も居たたまれない思いでいます。私が居たたまれ
ないのは仕方が無い事だと思っています。
主人の愛情を以前のように取り戻したい、なにも無かった頃に戻るのは
もう無理かもわかりません。でも一歩でもそこに近づきたいたいのです。
それには佐伯との事を全て主人に知ってもらうことが必要だと思いました。
でも面と向かって話しますと主人は激高してしまうかも知れません。話したい
事も話せないかも知れません。今は書く事の了解をもらっています。
これを主人が読んで、私に愛情をかけてくれるのか、それとも突き放される
のか正直言って怖い気持ちがあります。
私の物語の中で、主人のものとは多少違っているところがあると思います。
主人は私から、佐伯から聞いた事と想像を織り交ぜて書いているはずです。
私と佐伯の絡みの部分は私自信の経験から書いています。
中条さん、松下さんと、私とを比較されますと私は何と酷い女だとお感じ
になられたかと思います。中条さん、松下さんの凛とした清々しい生き方。
それに引き替え他の男の方にのめり込んでしまった私。主人を愛しながら
どうして佐伯と関係をもってしまったのか、出きるだけ主人のストーリーに
そって綴らさせて頂きます。ストーリーそのものは重複しますので、主人の
物語に出てきた部分は出来るだけ割愛させて頂きます。私は文章表現力が
あまりある方ではありません。私の気持ちは、私ともう一人の洋子との
対話で表現したいと思います。
私の水遣り物語はA亭に部長さんに誘われた時から始まります。打合せ
があると言われそれがA亭でと言われた時、なんとなく胸騒ぎがしたのを
覚えています、
私が主人を知ったのは私が大学三年生の時、主人が水泳大会の対抗側のOB
として参加した時の事でした。私はそのまま院に進み、院の一年の時に
社会人となっていた主人と結婚しました。まじめな女学生だったと思い
ます。主人と結婚するまでお付き合いさせて頂いた男の方は只一人、只
一度だけです。今流行りの合コンやその他のお付き合いをさせて頂いた
事もありません。いわゆる箱入り娘だったのだと思います。身長は165cm、
プロポーションもそこそこだと思います。容貌は自分で申し上げるのも
おかしいのですが、もし私の事を思い浮かべて頂けるのなら、女優の
○嶋佳子さんをイメージして頂ければと思います。年恰好も同じくらいです。
主人との結婚生活には満足していました。主人は優しく、愛されている事が
実感として伝わってきます。私は本が好きでいろいろな小説、女性雑誌を
よく読みます。見てはいけない、読んではいけないと思っても夫婦生活の
ページ、不倫小説も読んでしまいます。主人との夫婦生活はごく淡白な
ものだと知らされました。愛し合うのは月に一度あれば良い方です。その
行為も雑誌、小説に書かれている様な濃いものではありません。
主人にいろいろ試して欲しいと思っても、私が小さく拒否しますと、主人
はすぐ引いてしまいます。女の私の方から仕掛ける勇気もありません。
そんな時、佐伯から正社員への誘いがあったのです。年収がパートの4倍
にもなり私は喜んでお受けしました。以前主人が代表を勤めていた会社
が倒産し、その時、持ち家を手放しました。今は借家住まいです。借家住まい
でも生活が苦しいわけではありません。東京から電車で30分余りの千葉北部の
郊外生活にはそれなりに満足しています。主人はもまもなく50歳になります。
私も40の半ば、一人娘の明子は大学を出て東京で暮らしているとは言え、
何より早く自分達の家を持ちたいと思っています。主人と相談し、お受けし
ました。
中途採用の私に歓迎会をして頂けると言うことで佐伯にA亭に招待されました。
A亭の個室に通され佐伯を待つ間、この個室の雰囲気に圧倒されました。
中途採用の私の歓迎会にどうしてこんなに高級な所で、しかも佐伯常務
と二人きりでと思うと息が詰まる思いです。30分程待つ間も心臓がドキドキ
して、早く佐伯が来て欲しいと思ってしまいます。
佐伯は私の主人より3つ年上の52歳、仕事が出来る方です。今、会社が扱っ
ている食品はお客様に評判が良いのですが、その殆どは佐伯が開拓したもの
です。話術にも長け、社内の人望もあります。密かに憧れていました、純粋
に女が男の方を見る意味での憧れです。
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