道明 12/9(火) 19:49:23 No.20081209194923 削除
一郎は自宅に戻った
今夜は知子がフラワーアレンジメントを習いに行く日
電気も灯さずに、応接の椅子に腰を掛け、一郎は今までの話を整理している
互いに相手を尊重し、共に働き、信頼し合っていた二人・・・それが崩れる
知子は去年、学校の親睦旅行だと言って夏・冬とも出かけた
それが嘘だなんて・・
そして今度も・・・確か山陰へとか
どうする一郎・・・どうするんだ一郎
それに、確か幸子先生があの変人先生もフラワーアレンジメントに行きだしたと言っていた・・・・その変人先生と仲が良くて、周りから疑われている?
一郎は時計を見た・・・・午後11時前
知子が帰宅する時刻だ
知子は帰宅すると、今夜は今日の作品を玄関に飾った
そして、いつものように居間に入る
一人で珈琲を飲んでそれから風呂を使う
いつもなら、夫の一郎はもう寝ている
「えっ!あなた起きてたの」
「疲れすぎて、寝付けないんだ・・・あれ、今夜はフレアースカート?」
「ええ・・・スラックスより涼しくて」
「そうなんだ・・・」
一郎は知子に近づくと優しく抱きしめ、右手で知子の髪を、左手でお尻を撫でる
「ああ、そうそう今日の出張帰りに阿部先生に出会ったよ」
「阿部先生に」
「ああ、それで阿部先生の学校は親睦旅行に韓国に行くらしいよ。海外だって」
「へぇ・・・韓国に」
「知子の学校は、確か今年は山陰への旅行だったね・・・」
「ええ、そうよ・・・あなたは仕事で大変なのに本当に御免なさいね」
知子は申し訳無さそうに、一郎の顔を見た
一郎は知子を力いっぱい抱きしめる・・・そして、耳元で問いかける
「いいんだよ、知子・・・・でも、その旅行いったい誰と行くのかなぁ?」
「えっ?」
「それに・・去年の夏と冬の親睦旅行も誰と行ったのかなぁ?知子」
知子の目が大きく見開き、一郎の腕の中で身体が固まっていく・・・
「待って、あなた・・学校の親睦旅行なんですよ・・・」
「親睦旅行ね?知子・・本当に、親睦旅行なのか?」
知子の顔が青ざめる
「うーん・・・あなた、お願い・・もう、12時だし先にお風呂に入るわ・・その後でちゃんとお話します。先にお風呂、ね、いいでしょ?」
知子は一郎に甘くねだった
「そうだな・・先にお風呂に入りたいか?・・・いいよ、・・だけどその前に」
「いや!なにをするの?」
一郎は、いきなりスカートを捲りだした
「やめてあなた!私、汗かいているんだから・・ねぇ、お風呂の後で・」
知子を無視して服を脱がしにかかる
「どうしたの・・あなた・・ねぇ・・・あなたっ!いやよ・・やめて」
一郎は、蛍光灯の真下に知子をパンティだけの裸体した
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)