[Res: 40915] 気持ちの置場に 3 レタス 投稿日:2009/03/28 (土) 04:13
結局、妻は23時をまわった頃に帰ってきました。
タクシーに乗って2時間過ぎています。
「ただいま。」
当然私も機嫌がいいという訳ではありません。
「遅かったな」
そう妻に言って返事を待ちました。
「そうかね。いつも通りでしょ。」
「電話してから随分経つじゃない」
「ああ、だってあれからすぐ終わるかと思ったら、なかなか終わらなくて。」
「2次会か何か連れて行かれたのか?」
「行ってないよ、終わってすぐ帰ってきたよ」
「誰かと一緒に帰ってきたのか?」
「質問ばかりするのね。何かあったの?」
何か察したのか、妻がこちらの様子を勘ぐりはじめたので、ごまかしだすとやっかいだから、私は感情が顔に出ない様に気をつけました。
「いや、雨が強かったから、帰り道を心配したんだけどね。」
「そう、ありがと。今度から心配させないように雨が降ったらタクシーで帰るね。」
「お前、携帯の電源切れてないか。」
「え? ・・・・ あれ ほんとだ、充電切れたのかな。ごめん。」
妻は、私に聞かれたこと以外は自分から話すことをしませんでした。
ボロが出ないようにしているのかもしれません。
「お前、俺に電話してきたとき、何してた?」
この私の質問で、妻は私から目を逸らし、さっと反対を向いて
「だから宴会中だって。着替えたいから、風呂に入ってくるね」
そう言って、いったんテーブルに置いてあったバッグを手に持って寝室に行きました。
私はすぐに立ち上がり、妻を追いかけて部屋に入りました。
途中から寝取られフニャチン男にならないでください。