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北原夏美 四十路 初裏無修正

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投稿者:MMさん教えて 投稿日:2005/03/21(Mon) 19:26

自分を捨てて逃げた母親の面影を妻に見ている池村が、このまま妻を諦めるかどう
か、気の小さい私はまだ心配でしたが、それでも強い味方を得た私の心は、ここに
来た時とは雲泥の差です。
「弥生さんが落ち着くまでしばらく休め。二人だけで少しゆっくりしろ。」
「でも、散々。」
「まだ会社を辞める気か?そうで無いなら社長命令だ。」
車に乗り、妻と私はほとんど同時に。
「真理の顔が見たいです。」
「真理の顔が見たいな。」
私は妻の笑顔を久し振りに見ました。
今は両親に会い辛いだろうと思い、妻を車に残し、眠っていた娘を抱いて連れて帰
ろうとすると。
「何なの?こんな遅くに急に来て勝手に上がって来たと思ったら、どこへ連れて行
くの?あなたの様な男には大事な孫は渡せません。それよりも弥生はどこにいるの?
どこに連れて行ったの?」
義母は叫びながら、何とか制止させようと私の服を掴んで、引き摺られる様に表ま
でついて来て、車の中の妻を見付け。
「弥生?弥生なのね?無事だったのね?もう心配無いわよ。今池村さんに連絡する
から。」
「お母さん、違うの。私の話を聞いて。」
しかし義母は妻の話など聞かずに、家の中へ戻って行こうとしたので、娘を妻に渡
して後を追い、逆に義母の服を掴んで、妻には聞こえない様に小さな声で。
「お義母さん、聞いて下さい。俺達は愛し合っています。また元の夫婦に戻るんで
す。」
「あなただけでしょ?もう弥生はあなたなんか愛していません。池村さんの事を愛
しているのです。」
「弥生は池村なんか愛していないですよ。お義母さんの様にはあいつを愛せないの
です。お義母さんが最初脅された様に、弥生はずっと脅されていたのです。」
すると義母も小さな声になり。
「何を言うの?私にはあなたの言っている事がさっぱり分かりません。」
「そうですか?池村のは気持ち良かったのでしょ?お義父さんのよりそんなに良か
ったのですか?何回も何回も逝かされて、最後には涎まで垂らしていたそうですね。」
「嫌らしい事を言わないで。そんな作り話ばかりして。」
「作り話?お義父さんがいるのに、キッチンで口でもさせられていたと聞きました
が?指で逝かされた時は、お義父さんに聞こえない様に声を押し殺すのは辛かった
でしょ?ここでは何ですから、お義父さんいる部屋で話をしませんか?」
「あの人は病気なのよ?そんな作り話を聞かせて、病状が悪くなったらどうするの?」
口では強がっていますが、もう言葉に力は有りません。
私が車に戻ろうとしても何も言わずに震えながら、ただ俯いて立っていました。
そんな義母を見ても、少しも可哀想だとは思えない私です。
家に帰り、目を覚ましかけた娘を寝かせて、途中のコンビニで買ったおにぎりを食
べようとしたら、妻は封も切りません。
「どうした?食欲が無いのか?」
「あなたに聞いておいて欲しい事が有ります。」
「池村との事ならもういい。お互い、忘れる様に努力しよう。」
「あなたが池村と話している間、社長さんにもそう言われました。でもこうも言わ
れました。夫婦の関係が壊れる様な隠し事はするなと。誰でも多少の隠し事は有る
けれど、夫婦が危機に陥る様な隠し事だけはするなと。恥ずかしくても、辛くても
親にさえ話せない事でも、あなたを信頼して話せと。だからどうしても聞いておい
て欲しいの。」
「そうか、何だか怖いな。」
「私が池村を殺したいと思っているのを知って、あなたは私に代わって殺すつもり
だったのでしょ?でもそうならなくて良かった。私が本当にあの男を殺したい理由
も知らずに、そうならなくて良かった。」
「理由って、お前があいつにされた事を、誰にも知られたく無かったからだろ?お
前には悪いが、池村から少し聞いた。でもお前は異常では無いぞ。決して異常な女
なんかでは無い。」
「聞いたって、お母さんの事も?」
「ああ。」
「そうですか。勿論それも有ります。でももう一つ、あの男がいる限り自分が怖い
のです。」
妻の頬には涙が伝っていました。
投稿者:MMさん教えて 投稿日:2005/03/23(Wed) 07:34

妻は涙を流しながらも、しっかりとした口調で話し出しました。
「脅されながら毎日の様に抱かれていても、最初の一ケ月ぐらいは、そんな池村を
怨んでいても、それ以上に憎い池村に感じさせられてしまう自分に戸惑い、そんな
自分に対する嫌悪感と、あなたに対する罪悪感の方が強かったです。早くこんな日
々は終わって欲しいと思うだけで、自殺を考えた事は有っても、人を殺そうなどと
いう恐ろしい考えは有りませんでした。しかし、その後池村の要求は序々にエスカ
レートし、縛られ、色々な道具も使われ、信じられない様な恥ずかしい事もさせら
れる様になり、次第に自分に対する嫌悪感や罪悪感より、池村に対する憎しみだけ
が大きくなって行きました。」
「弥生、もういい。やめておけ。」
「いいえ。あなたに聞いておいて欲しいのはここからです。その様な行為をされ、
池村をどんなに憎んでも、一方ではそんな辱めに感じてしまい、大きな声を上げて
喜んでいる私がいるのです。このままでは私が私でなくなり、私そのものが壊れて
しまうと思いました。池村さえいなければと思う様になったのはその頃からです。」
「弥生。」
「その頃には、池村が帰って来ると玄関で出迎え、その場で、麻子さんが見ている
前で、旦那様、失礼させて頂きますと言わされてから池村のズボンを下げ、口に含
んで綺麗にさせられるのも日課となりました。ある時、このまま池村のを噛み切っ
てしまえば、これでこの様な事は終わるかも知れないと思ったのですが、私には出
来ませんでした。何故だか分かりますか?」
「そんな残酷な事は、弥生には出来なかったのだろ?」
「違うのです。頭ではそう思っていても、口でさせられながら次を期待している私
がどこかにいるのです。池村の汚い物を口に入れられながら、下着を濡らしている
私がいるのです。毎日が嫌で、今日はどの様な辱めを受けるのか。明日は何をされ
るのか。いっそ死んだ方が楽になれると思っていても、いざあの部屋に入れられる
と、逃げ回りながら頭では拒んでいても、次の瞬間には喘ぎ声を上げている私がい
るのです。池村がいる限り永久に慰み者となり、こんな生活から抜け出せない。池
村さえ死ねば元の私に戻れる。池村さえ殺してしまえばと思いました。」
「池村が生きている限り、身体が求めてしまうという事か?誘われれば、また抱か
れてしまうかも知れないという事か?違うのだろ?」
「違います。それは絶対に有りません。憎んでも憎み切れません。ただ、あなたが
いない時に、もしも池村が来て無理やりされたら、またきっと感じてしまうのかと
思うと、自分が怖くて仕方がないのです。一生脅えて暮らすのは嫌です。池村がい
なくなって欲しい。池村を殺したい気持ちは今も変わりません。」
私は妻を抱き締め。
「弥生、もう大丈夫だ。俺にはもう、何が有ってもお前を守る自信が有る。何もか
も捨てて守る自信が有る。それに俺達には強い味方もいる。」
「あなた。」
「もう、前みたいにパパでいいぞ。ママ。」
「パパ。」
その後の妻は私が会社に行っている間、家に一人いるのは不安だと言って、気持ち
が落ち着くまでの間恩返しを兼ねて、娘が帰って来るまでの短い時間ですが、社長
の家へお手伝いに行く様になりました。
奥様も、何も手伝ってもらう事は無いけれど、気楽に遊びに来なさいとおっしゃっ
てくれ、妻は料理を教えてもらったりして毎日が楽しそうです。
私も何も無い普通の日々が幸せで堪りません。
帰った時に、普通に妻と娘がいる事が、こんなに幸せな事だとは今まで気付きませ
んでした。
ただ一つ、池村に抱かれていると知ってからも、妻を取り戻したいと思っていた時
は大丈夫だったペニスが、今は硬くなりません。
最初は、このままでは駄目だと焦ってしまいましたが、最近では毎晩妻とどうすれ
ば良くなるか考え、妻も硬くなる様に色々努力してくれるので、二人に変な目標が
出来てしまい、今まで以上に絆が強く成った様で、この様な事も有りかなと考えら
れる様になれました。

夜の生活を除けば、そんな平穏な日々が続いていたある日、仕事が終わり、私が車
に乗り込むと同時に、どこかで私の行動を見ているかのように携帯が鳴りました。
今回の事の始まりも、この時間の一本の電話からだった事を思い出し、一瞬固まっ
てしまった自分が可笑しく、笑いながら携帯の発信者を見ました。
「あいつらが怖くて、もうわしからは母ちゃんには連絡もとれないし会えない。だ
から君に頼むしかない。もう一度、わしの所へ母ちゃんを通わせてくれ。もう何も
しない。指一本触れない。ただ来てくれて顔を見ながら話が出来ればいい。絶対に
何もしないと約束する。給料も五十万出す。いや、百万出す。頼む。母ちゃんに会
わせてくれ。母ちゃんを返してくれ。わしの母ちゃんを返してくれ~。」

長い間拙い文章を読んで頂き、またBBSの感想に色々激励など頂き、ありがとう
ございました。
また機会が御座いましたら書かせて頂きます。

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