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北原夏美 四十路 初裏無修正

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[3513] インプリンティング 20 投稿者:迷人 投稿日:2005/08/22(Mon) 21:07

妻が私に話した事の無かった、私と知り合う前の話は更に続き。
「母が死んでから姉と2人、寂しいけれど平穏な生活を送っていました。しかし私はこのままで
は駄目だと思い、男性のお客さんとも接する事が多い、銀行員を希望して就職したのですが、働
き出して半年を過ぎた頃に姉が結婚をして、義理の兄が私達の所に転がり込む形で3人での生活
が始まってしまい、私はその義兄の私を見る目がどこか怖くて、慣れない仕事と家庭の両方が辛
く、気の休まる場所は何処にも有りませんでした。私は義兄と、決して2人だけには成らない様
に気を付けていたのですが、ある時姉が私には何も言わずに買物に行き、義兄は鍵も掛けずに油
断していた私の部屋に入って来て、私をベッドに押し倒しまいた。幸い姉が忘れ物をして帰って
きた為に、事無を得ましたが、その後姉がとった行動は、義兄には怒らずに、私から誘ったと言
う義兄の話だけを信じて、その話になる度に私を叩き、私を罵倒する事でした。私は耐えられな
くなって家を飛び出し、向かった先が彼のアパートです。」
妻は姉が嫌いだと言って全く付き合いが無かったので、それを不思議には思っていても、まさか
その様な事が有ったとは考えた事も有りませんでした。
妻が辛い人生を送って来た事を知り、思わず抱きしめたくなりましたが出来ません。
何故なら、妻が向かった先は稲垣の所なのです。
妻の話に引き込まれていた私も、今の支店長という言葉で、妻に裏切られた現実に戻ってしまい、
とても抱き締める事は出来ませんでした。
私が何も言わなくても、まるで他人事でも話しているかのように、淡々と話し続ける妻の話によ
ると。
稲垣は、妻が仕事で分からない事が有ったりした時に、優しく教えてくれる頼りになる先輩で、
当時の支店長は女性にも厳しく、ミスなどが有ると顔を真っ赤にして怒鳴ったそうですが、ただ
でも男性に恐怖心をもっていた妻が泣きそうになっていると、稲垣は必ず助け舟を出してくれ、
後で優しく慰めてくれたそうです。
妻は、稲垣だけは他の男とは違うと思い始め、やがて全幅の信頼を置く様に成っていたので、自
然と足は稲垣のアパートに向かったのです。
何処にも行く所の無い妻は、その夜稲垣のアパートに泊めてもらい、次の日からアパートが見つ
かるまでの一週間は、当時稲垣と婚約していた今の奥さんの所で世話になったそうです。
「その時、稲垣とキスをしたのか?婚約者がいながら、あいつはおまえに迫ったのか?おまえも
その様な事をしておきながら、よく奥さんの世話に成れたものだな。」
「違います。そんな嫌らしいキスでは有りません。多少奥様には悪い気もしましたが、罪悪感を
持ってしまうと私達の関係が、その様な関係だという事になってしまう。上手く説明出来ません
が、その様な感情はお互いに無かったです。父のようで父とも違う、兄のようで兄とも違う、や
はり上手く説明出来ません。ただ、恋愛感情は無かったです。」
満員電車で男と肌が触れてしまうのも嫌だった妻が、稲垣にベッドで抱き締められた時、不思議
と男に対する嫌悪感は無く、逆に何故か安心感を強く感じたと言います。
抱き締めながら「ごめん。でも決して嫌らしい意味でしているのでは無い。ただ君を守りたくな
ってしまう。大事な妹の様な感覚で、抱き締めたくなってしまった。」と言いながらキスをして
来たそうですが、ただ上手い事を言っているだけで、本当はその気だったのでは無いかと思って
しまいます。
私には、婚約者の事や銀行の事を考えてしまい、その先に進む勇気が無かっただけだと思えるの
ですが。

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