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北原夏美 四十路 初裏無修正

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[3523] インプリンティング 24 投稿者:迷人 投稿日:2005/08/25(Thu) 19:53

稲垣も妻と同じ様に額を畳につけて。
「すみません。私には出来ません。」
「努力するから何でも言ってくれと言いながら、何もしてくれないのだな。俺にこれだけの苦し
みを与えておきながら、銀行には知られたくない。性転換も嫌だ。おまえは本当に償う気は有る
のか?おまえは何も失わないじゃないか。」
すると妻が話しに割り込んできて。
「私が悪かったです。あなたを裏切ったのは私です。あなたには私が償います。どの様な償いで
もします。あなたの言う事なら何でもします。」
妻の稲垣を庇う様な言葉で更に頭に血が上り、ネクタイを持って来ると妻に投げつけて。
「それなら死んでくれ。おまえと結婚した事が人生最大の汚点だった。今からでは人生のやり直
しは出来ないかも知れないが、過去の汚点だけは消し去りたい。それで首を吊って死んでくれ。
ただし、おまえの遺体なんて引き取りたくは無いから、誰にも見つからない様な所で死んでくれ
よ。」
妻は、体に当たってから目の前に落ちたネクタイを見詰めたまま動きません。
「何処で死のうか考えているのか?そうか、俺が無神経だった。俺が身に着けていた様な物で死
にたくないか。死ぬときぐらいは、愛する人の物で死にたいよな。稲垣、おまえのベルトを渡し
てやってくれ。」
それを聞いた妻はネクタイを力一杯掴んだのですが、やはり動こうとはしませんでした。
「間違っても車に飛び込む様な真似はするなよ。おまえの様な人の心も持たない人間の為に、見
ず知らずの人に迷惑を掛けるなよ。」
当然、妻は出来ないと言ってすぐに許しを請いながら、泣き崩れると思っていたのですが、妻は
そのままの状態で動かず、涙は流していても泣き崩れる事も無かったので、私の目論見は狂い、
思惑通りに事が進まないことにも腹が立ちました。
何度謝らせても私の心が晴れる事はないのですが、それでも常に謝罪の言葉を聞いていないと不
安なのです。
私が次に思いついたのは娘の事でした。
「理香の事は心配するな。おまえの様な女にならない様に、俺がしっかりと育てる。」
すると妻は顔を上げて、縋る様な目で私を見詰め。
「ごめんなさい、出来ません。私には出来ません。理香を残して死ぬなんて出来ません。死ねば
あなたの顔も見られなくなってしまう。許してください。他の事なら何でもします。」
「理香?今頃何を言っているのだ?今迄散々理香を放りっぱなしで、こいつに抱かれて喜んでい
たおまえが、理香を残して死ねない?そんな物ただの言い訳だ。自分が死にたくないだけだ。そ
れに、あなたの顔が見られなくなる?それも言うならこいつの顔だろ?言い間違えたのか?それ
ともお得意のご機嫌取りか?あなたの言う事なら何でもすると言いながら、死んでくれと言えば
死ねないと言う。本当にお前の言う事はその場凌ぎの嘘ばかりだな。」
その時稲垣が妻に助け舟を出し。
「お願いします。死ねなんて言わないで下さい。お願いします。」
「またまた色男のご登場か?何を偉そうに言わないでくれだ。それならおまえが代わりに死ねる
のか?死ぬどころか、ちょん切る事すら出来ない奴が格好ばかりつけるな。」
その時、奥さんが一際大きな声で泣き出したので、怖い思いをさせて奥さんまで苦しめていると
知り。
「奥さん、すみません。折角来て頂いたのに、俺の怒りばかりぶつけてしまって。でも奥さんも
これを見れば、私の怒りを少しは分かって頂けると思います。おい、死ぬのは許してやるから、
奥さんの前に立ってスカートを捲ってみろ。」
妻は奥さんの近くまでは行ったのですが、その様な事が出切る筈も無く、ただ立ち尽くしていま
す。
「何でもするからと言うので、死んで詫びろと言えばそれは出来ないと言う。スカートを上げて、
お前達のしていた恥ずかしい行為を見てもらえと言っても、それも出来ない。何でもすると言う
のは、いったい何をしてくれると言うのだ?これも嘘、あれも嘘、嘘、嘘、嘘、おまえが俺に言
った事で、本当の事は何も無い。」
すると妻は顔を横に向けて目を閉じ、スカートの裾を持ってゆっくりと上げ始めました。
「もっと上げろ。パンティーが完全に出てしまうまで上げろ。」
私が後ろからパンティーを一気に下ろすと、俯いていた奥さんは顔を上げ。
「智子さん、これは?」
そう言ってから目を逸らすように、また俯いてしまいました。
「稲垣、おまえがやったのだな?おまえが剃ったのだな?」
「・・・・はい・・・・すみませんでした。」
「智子。確かこれは水着を着る為に、自分で剃ったと言っていなかったか?おまえの人生は嘘ば
かりか?どうせ俺と結婚したのも嘘だったのだろ?好きでも無いのに嘘で結婚したのか?」
「違います。」
「何が違う?本当は俺と付き合う前、こいつの所に泊まった時から関係が有って、それからも、
ずっと続いていたのではないのか?俺はもう何も信じられなくなった。」
私の言った事が当たっているとすれば、結婚してからも妻にはもう一つの顔が有り、私に見せて
いた顔が妻の全てだと、ずっと思っていた私は間抜けな道化師だった事になります。

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