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北原夏美 四十路 初裏無修正

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男とは? 7/29(火) 11:19:21 No.20080729111921 削除
家に帰ろうと思っても未だ4時にもなっていません。妻と何を話していいか
解らないのです、このままでは只罵るだけになってしまいそうです。かと言って
離婚を決心することも出来ません。喫茶店で、公園で時間を潰しても、何の言葉
も浮んではきません。公園のベンチに座って、若い母親が子供を遊ばせているのを
眺めています。この母親達もこの日常から離れて不倫などする事があるのかと、
漫然とその若い尻を眺めていました。その尻が妻の尻とかぶって見えるのです。

津岡の声が耳にこびり付いて離れません。

「由里子は尻を振って善がっていたぞ」

それが嘘でも本当でも大差はありません、その言葉の響きなのです。
高く掲げた尻を後ろから甚振られて果蜜を流していた妻、刺青を入れられた時に
女陰を光らせて耐えていた妻、男の腰に足を絡めて絶頂に達した妻。何にも
増して、別れ際男の首に縋りつくようにして口づけしていた妻。妻は本当に身も
心も男に預けてしまったのでしょうか。

それにしても今日の津岡の態度も気に掛かります。何かふてぶてしいまでの、
その態度。普通は社長がお詫びしろと言えば、その気がなくとも、形だけでも
土下座の真似をする筈です。あれでは社長の心象を悪くしてしまい、その処分も
きついものになるでしょう。津岡の真意が解りません、妻と何か言い交わした
事でもあるのかも知れません。私の想像は悪い方へ悪い方へと膨らんで行くのです。

もう8時、4時間も時間を潰していた事になります。ここで考えていても始まらない、
妻を見て出た言葉が自分の気持だと言い聞かせ、家へ向いました。

「お帰りなさい」
「ああ」
「お昼過ぎ、会社に電話しました。もうお帰りになりましたって」
「何で会社に電話する。携帯があるだろうが」
「済みません。何だか貴方が遠くへ行ってしまいそうで」
「詰まらん事で一々電話するな。俺を見張っているのか?
大事な津岡を潰されたら堪らないだろうからな、お前は」
「あの人は大事な人なんかじゃありません。私には方法がなかった」
「だから何故俺に相談しなかった。何度も言わすな」
「本当に貴方には聞けなかった。どうしたらいいか解らなかった」
「その揚句お前は津岡に抱かれてしまった。それも善がってな。
もう一度DVDを見てみるか」
「いやー、もう言わないで」
「好きな津岡に可愛がってもらっているところを見るとお前も興奮するだろう」

妻は俯いたまま小さな声で言いました。

「好きではありません。私には貴方しかいません」

妻のどんな言葉も私を癒してはくれません。どんな言葉を聞きたいのか解りません。

「愛しているのは貴方だけです」「一生お傍に居て償っていきます」
「どんな罰でもお受けします」「別れるなんて絶対に言わないで下さい」

そんな言葉を欲しいのかも知れません。

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