WA 11/17(月) 16:01:33 No.20081117160133 削除
考えるとは言ったものの、何を考えていいのか闇の中です。妻との事
は別れるのか、それとも、このまま一緒に暮らすのか、この点だけ
でしょう。私が一緒に暮らしたいと思っても、バレテしまった妻は
男の下に走るかも知れません。敢えて引き止めるつもりはありません、
引き止めてまで一緒に暮らそうなどとは思いません。私のこれから
取る道は男を潰す、ただその一点です。それには男の事を知る必要
があります。明日一番で興信所に男の身辺調査を頼むつもりです。
妻とはその後話す事にします。
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私の恐れていた事が現実となりました。やはり主人は気がついたのです、
いつかこんな日が来ると思っていました。止めなければ、止めなければと
思っていたのです。主人と一緒に住み始めて、この機会にはと思って
いました。主人に打ち明けて主人の裁断を待とうと思っていたのです。
それがずるずるとこんな事になってしまいました。主人を愛していたのに、
いいえ今でも愛しているのに。
主人と別れ、私は茨城の県庁所在地にアパートを借り一人暮らしを
始めます。主人が破産した時に私の車も手放して、今は自転車が私の
移動手段です。私の職場はその自転車で20分くらいの所にあります。
私の身分はパートです。月々のお給料だけでは私の生活を賄う事は
出来ません。主人から毎月幾ばくかの仕送りを頂いていました。主人は
2ヶ月に一度か二度私のアパートを尋ねてくれます。でも抱いてくれるのは
稀な事でした。主人が来てくれれば、それだけでも嬉しいのですが、
帰った後は寂しさがつのります、心も体も寂しいのです。貧しいなりにも
満足していました、主人と又、一緒に暮らせる日を楽しみに待っていました。
そして・・・・・
お勤めが始まって一年半程経った時の事です、大掃除をします。明くる日に
中国から大事なお客様がいらっしゃる予定で工場の視察に来るのです。当日、
中国の方が3名と、本社の営業さんと中国担当の山下取締役が3時頃、来所
されました。本社の役員の方をお見かけするのは今日が初めてです。
私は製作された商品の整理をしていました。その現場に中国の方3名と
山下常務と営業さんが来られます。でも何か騒然とした感じです。
山下常務が拙い中国語で話しています。
「劉さん、申し訳ない。自分は中国語が達者でないもので」
そんな事を話しています。私が勤めている会社は、その取引量は中国との
お仕事が半分くらい占めています。中国語を話す方が2名居るそうです。
1名は今中国出張中で、この事業所に一緒にくる予定だったもう1名の方は
急病で来れなくなってしまったそうです。山下さんはご自分の話力でも
何とかなると思ったようですが、微妙なニュアンスが伝わらないのです。
私は外国語大学で中国語を専攻していました。前の会社でも入って間もなく
中国に中国語の研鑽を兼ねて、半年程派遣されました。そんな訳で中国語は
得意です。前の会社では中国の方との商談には必ず同席させられました。
中国語をお話になる男性の社員は大勢いらっしゃったのですが、女性の方が
場が和み、商談が上手くいくケースが多かったのです。この会社で私は主人
の部下として働いていました、私達夫婦は所謂職場結婚です。結婚して
暫く後に主人は独立したのです。
山下常務にお声を掛けようか迷っていました。山下常務は汗を掻き掻き
本当に困ってらっしゃる様でお声を掛けました。
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