WA 11/20(木) 14:49:30 No.20081120144930 削除
翌々週にも中国のお客様の接待がありました。今度は主人のアパートに
泊まれます。10時頃に主人のアパートに戻ります、主人はもう帰宅して
いました。6畳と4畳半が一間づつ、小さな台所とバスユニット。6畳は
寝室になっています。4畳半には小さなテーブルとソファーが一つづつ。
ソファーに座って話しをします。久しぶりに会ってあれもこれも話したい
のです。
「かおるはこんなに饒舌だったかな」
「久しぶりだから色々話したいの」
「私、本社で働くように言われているの」
「町金も、もう大丈夫だろう。
そろそろ一緒に住む事を考えてみようか」
「私のお給料も2倍になったし、
少しは広い一軒家に住みたいわね」
あれやこれや、取り留めのない事を話します。そんな事より、主人に
抱いて欲しいのです。
主人はビールが終わり、ジントニックを飲んでいます。主人はお酒が
とても好きで益々強いお酒を飲むようになりました。控えるように
言っても聞き入れてはくれません。会社でのお仕事が余程きついのか
酔うと直ぐ眠ってしまうのです。私もワインを頂きます。酔うにつれ
主人が欲しくなってしまいます。
「貴方、私寂しい」
「どうした。こっちへおいで」
私は主人にしなだれかかります。主人は私の頭を抱いて優しく髪を
撫ぜてくれます。主人のものを触れました。暫くしても何の反応も
ありません。その内髪を撫ぜていた主人の手が止まります。軽い鼾が
聞こえてきます、主人はもう眠りに落ちているのです。
「貴方、眠いのですか。ベッドでお休みになったら」
「あっ、眠ってしまったか。そうするか」
主人は寝室へと行きました。かれこれもう半年も主人に抱いてもらって
いません。会社の仕事で疲れているから仕方がない、そう思って今まで
私の情欲を押さえていました。でも主人の疲れの中には真理子さんの分
も入っている。たまに会ったこんな時でも抱いてはくれない。そう思う
と悲しくて涙が出てきました。
4畳半に一人取り残されて、装飾鏡にに映る自分の顔を見つめます。
若い頃の張りがありません、やっぱり40女の顔なのです。会社の男の方
に綺麗だ、格好いいと言われても鏡に映るその顔は主人に不倫された女
のものなのです。惨めです、主人に構ってもらえない女ほど惨めはものは
ないのです。生活に不満はなくても、主人がどれ程優しくても、女には
それが必要なんです。
足取り重く寝室に行きました。主人はもうスヤスヤと深い眠りに落ちて
います。ベッドに横になりもう寝ようと思っても、寝付けません。暗闇の
中で目を開けて、ぼうっとしていると、乳首が疼きだします。男の方の
手と指を求めているのです。可哀そうな乳首を自分の手で慰めます。
情感が高まってきますが、自分が惨めでそれ以上は進めません。主人の
心の中に他の女の方がいるかも知れないと思うとそれ以上は出来なかった
のです。
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