WA 11/20(木) 14:56:41 No.20081120145641 削除
「貴方が欲しい、抱いて下さい」
「おいで」
主人は髪を撫ぜてくれます、口づけをしてくれます。乳房も愛して
くれます。私も主人の大事なものを手で包みます。でもいつまで経って
もそれには変化がないのです。私は焦れます、早く固くなって欲しいの
です。私は布団の中に潜り込み、トランクス越しに主人のものに頬摺り
します。それでも変化はありません。思い切ってトランクスを脱がします。
主人のものに口を寄せます。思い切り息を吸います、主人の匂いが鼻一杯
に広がります。舌で舐めてもみます。それでも変化の兆しはありません。
私の方からこんな事をしたのは初めての事でした。でも主人のものには
何の変化もないのです。悲しくなってしまいます。真理子さんに使えても
私ではもう駄目なのです。私にはもう女を感じてはくれないのです。
「こっちへおいで」
主人が私の腕を優しく掴んで引き上げてくれます。
「ご免な。疲れているようだ」
「貴方、私寂しい」
「手でしてあげよう」
「いいんです。このままで」
手枕をしてくれたその腕の中で私は泣き濡れていました。
「泣いているのか」
「寂しいんです」
朝まで主人の手枕でそのまま寝てしまいました。この日、私は会社から
平日のお休みを頂いています。主人を成田まで送ります。
「貴方、お体には気をつけて」
「お前も」
バッグを担いで、主人は搭乗口へと急ぎます。その後姿にどこか遠くに
行ってしまいそうな主人が映るのです。
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