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北原夏美 四十路 初裏無修正

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WA 11/28(金) 17:12:11 No.20081128171211 削除
家に帰る足取りが重いのです。玄関の前に来ても直ぐには中へ入れません、
溜息をついてしまいます。家に入りますと、薫子はダイニングの椅子に背を
正して座っていました。

「こっちに座れ」

リビングの私の正面のソファーに座らせます。

「俺たちはもう、やっていけない、そう思わないか」
「許して下さい。私がいけなったのです。もう絶対にしません」
「別れて住んでいた時、こそこそと隠れて抱かれていただけなら
まだしも、一緒に住みだしても、お前は抱かれていた」
「・・・・・」
「間抜け亭主は気がつく筈がないと思っていたんだ、お前は」
「・・・・・」
「俺はお前と一緒に住める日を指折り数えていた。
一日でも早く一緒に住みたいと、それだけを考えていた」
「・・・・・」
「それをお前は、別々に住んでいるのをいいことに、
山下と夫婦同然の生活をしていた。しかも一緒に住みだしても
それは続いた」
「夫婦同然だなんて、酷いです。そんなに沢山は・・」
「馬鹿かお前は。回数の事を言っているんじゃない。
俺は只の一度も他の女を思った事もない」
「私、寂しかった」
「寂しい?寂しいのは俺も同じだ。寂しかったら他の男に抱かれてもいいのか」
「違います。貴方には好きな女の人がいると思ってた。ずっと思っていました」
「好きな女?そんな女が居るわけがないだろう。どこにそんな女が居る」
「真理子さん。真理子さんが貴方のアパートに来るから、
私にあまり来るなと言ったのだと思ってた」

やはり、妻は、私が真理子を抱いたと思っていたのです。

「真理子さんを抱いていたから、もう私を抱けない、もう私を女として
見てくれないと思ってた」
「真理子って誰の事を言っているのだ」

妻の携帯で解っているのですが、とぼける他ありません。

「何処の誰だか私は知りません。一緒に住んでた頃、
貴方は酔っ払ってぐでんぐでんになって帰って来た。
背広を脱がせた時、メモが落ちました。これです」

メモの事は覚えていません。真理子が私によこして、私が背広のポケットに
入れたのか、それとも真理子が忍ばせたのか。そこには確かに真理子が私に
抱かれて嬉かったと書かれています。

「こんなもの、ただの悪戯じゃないか」
「そんな事信じられません」

このメモが只の悪戯かどうか今更、実証する事は出来ません。真理子が
同じ店にまだ勤めているかどうか解りません。例え、連れて来て妻の前で、
あれは悪戯でしたと言わせても、妻にはとんだ茶番に写るでしょう。ここは
私の言葉で悪戯を押し通すしかありません。

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