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北原夏美 四十路 初裏無修正

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桐 10/23(火) 21:47:33 No.20071023214733 削除
「ちょっと話がある。寝室へ来てくれ」
「はい……」

江美子は胸騒ぎを覚えながら隆一についていく。扉を閉めた隆一は、ポケットから携帯電話を取り出す。

「この写真に心当たりはあるか?」

差し出された携帯の画面を見た江美子は、息が止まるほど驚く。そこには裸の女の下腹部が映されており、恥丘のあたりは精液とおぼしき白い液体によって汚されていた。メールには『今夜、奥様を美味しくいただきました。どうもご馳走様でした、水』と書かれている。

「どうだ、江美子」
「知りません……何かのいたずらでは……」
「それならこれはどうだ」

隆一はキーを操作し、次のメールを表示する。それにも写真が添付されており、目を閉じた江美子の顔のアップであり、口元にはやはり精液らしいものが垂れている。

『奥様はおしゃぶりのテクニックも抜群ですね、水』

メールのメッセージを読んだ江美子は、頭がカッと熱くなるのを感じる。

「これは江美子に間違いないな」
「……」
「どういうことなのか説明してくれ」
「それは……」

江美子の顔色は蒼白になり、言葉を失う。

「水」というのは水上孝之のことに違いない。しかしこんな写真は、江美子には撮られた覚えはない。孝之との情事の後、眠っている江美子に気づかれないように撮影したのだろうか。江美子は懸命に落ち着きを取り戻し、隆一に説明する。

「……この顔は、確かに私のものだと思います。でも、もう一枚の写真は……わかりません」
「すると昨夜、友達のマンションに泊まったというのは嘘か?」
「違います。これは昨夜のことではありません。写真をよく見てください」

江美子は携帯の画面を必死な思いで指さす。

「髪の色が栗色です。もし昨夜撮ったのなら、黒い髪をしているはずです」
「……」

隆一は改めて写真を見直す。

「……確かにそうだ」
「昔、私が知らない間に撮られたものだと思います」
「水というのは誰だ」
「それは……水上孝之という男性です」
「江美子の昔の恋人か?」

江美子はこくりと頷く。

「でも、彼との関係はもう五年も前に終わっています」
「……今頃になっていやがらせか」
「そうだと思います」
「しかしどうやってその水上という男が俺の携帯のアドレスを知ったんだ?」
「それは、私にも分かりません」

江美子はその時、最近水上にあったことを話すべきかどうか一瞬迷う。

(しかし、もし会ったことを話せば、どうして呼び出しに対して自分が応じたのかを隆一は疑問に思うに違いない。まだ男と切れていないか、それとも会わなければならない弱みがあったのかと隆一は考えるだろう)

(それに、孝之が隆一のアドレスを知った理由は私自身も分からないのだ。孝之と会った時、もちろん携帯電話は持っていた。私は携帯にはロックをかけていないから、メールの履歴やアドレス帳から、隆一のアドレスを知ることは可能である。しかし、私は携帯を手元から離さなかったはずだ)

「水上さんも私たちと同業ですから」
「銀行員か?」
「はい、ですから、首都銀行にも知り合いは多いはずです」
「その知り合いから、俺のアドレスを聞き出したというのか?」

隆一は首をかしげる。

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