桐 10/31(水) 21:21:50 No.20071031212150 削除
「あっ、駄目っ!」
「何が駄目だ」
隆一はセパレーツのウェア越しに江美子の胸を荒々しくまさぐる。
「こんな格好で俺の前で出てくるなんて、江美子は俺を誘ったんだろう」
「ち、違うわ。隆一さん。私はダイエットを……」
「何がダイエットだ。江美子が体重を気にしているなんて聞いたことがないぞ」
隆一はウェアを引き上げると江美子の乳房を丸出しにすると、激しく揉み立てる。
「あ、あんっ! や、やめてっ」
「本当のことを言え。俺を誘ったんだろう」
隆一は江美子のスパッツを引き下ろす。Tバックの白いショーツに覆われた江美子の尻が露わになる。
「なんだ、この卑猥な下着は」
「だ、駄目よっ。見ては駄目っ」
「何が見ては駄目だ。散々見せつけやがって」
隆一はパシンと江美子の尻をたたく。
「い、痛いっ」
「下着の線が見えないと思っていたら、こんなものを履いていたのか」
「こ、これはスポーツ用のショーツよ」
「嘘をつけ」
「嘘じゃありませんっ、あっ、痛っ!」
隆一は再び江美子の尻を平手で打つと、スパッツを完全に脱がし、江美子の身体をリビングの床の上に押し倒す。
「駄目っ、隆一さん」
隆一は江美子のTバックショーツを引き下ろし、秘裂に指を入れる。
「濡れてるじゃないか、江美子。これはどういう訳だ」
「そ、それは汗ですっ」
「嘘をつくなっ」
隆一の指は江美子の秘裂の奥をまさぐる。
「ああっ……」
「自慢の尻を見せつけて、俺を誘って、ここをびしょびしょに濡らしていたんだろう」
「そんな……」
「正直に言うんだ。言えっ」
隆一は江美子の豊かな双臀にパシッ、パシッとスパンキングを浴びせる。そのたびに江美子はああっ、ああっと悲鳴をあげながら身悶える。
隆一はパジャマのズボンを引き下ろす。信じられないほど高々と屹立した隆一の肉塊が飛び出し、江美子は目を見張る。
隆一は亀頭をすっかり濡れそぼった江美子の秘口にあてがうと、ぐいと押し込む。身体が引き裂かれるような圧迫感と、子宮が震えるような激烈な快感に江美子は裸身をのけぞらせる。
「ああっ、りゅ、隆一さん」
「俺を誘っていたんだな、江美子」
「は、はいっ、誘っていました」
「誘いながら身体を濡らしていたんだな」
「はいっ、濡らしていましたっ」
「淫乱女めっ」
隆一の言葉は乱暴だが、怒りは感じられない。江美子が思わず隆一の唇を求めると、隆一は微笑を浮かべて江美子に接吻を施す。舌と舌をからめ合うような接吻の後、隆一は江美子の耳元でささやく。
「抱いて欲しかったのか」
「そうですっ、抱いて欲しかったですっ」
「そうか」
隆一は微笑すると腰をぐいと突き上げる。
「ひ、ひいっ!」
「淫らな女めっ。江美子はこんな淫らな女だったのか」
「そ、そうですっ。江美子は淫らな女ですっ」
隆一は江美子の中で激しく荒れ狂う。快感の波に翻弄される江美子は何度も絶頂近くに押し上げられ、すぐに落とされる。
「どうだ、江美子。どんな気持ちか言ってみろ」
「き、気持ち良いっ……ああっ、狂いそうっ」
切なさとじれったさ、そしてかつて経験しなかったほどの快美感にのたうつ江美子は、隆一の首にしっかりと腕を回し、荒々しい律動に合わせて狂ったように腰を揺らせている。
『娼婦になって、これまでの自分から本来の自分を解放させるの。その先には目が眩むような快感が江美子さんを待っているわ』
江美子は頭の中にそんな麻里の声が聞こえてくる。隆一はついに江美子の中に欲望を解放する。江美子は身体の深奥に隆一の迸りをはっきりと知覚しながら、快楽の頂きへと上り詰めるのだった。
(第一部 了)
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