投稿者:Retaliation 投稿日:2006/04/08(Sat) 02:00
金曜日
妻の携帯に吉崎からメールが届いた、既に妻には携帯は返してある、妻の携帯にはメール自動転送を仕掛けたので私の携帯に届くようになっている
(今日会う日だけどそっちは離婚するの?こっちは離婚しない事になったよ)
(そう、そっちも離婚しないんだね、それじゃ慰謝料も相殺になるね、この事が終わったらまた付き合わないか?)
懲りない男だ、まぁこれぐらいの馬鹿の方が仕返しのやりがいがある
仕事を終え妻の職場に向かった、向かってすぐに妻の携帯を取り上げた、そこには吉崎に返信したメールが残っていた。
(こちらも、離婚はしないみたいです)
(もう、主人を裏切る事はしません、もう連絡はしてこないで下さい)
私「ふ~ん懲りない男だな、まぁお前がやりたいならやればいいんじゃないか」
妻「いいえ、もう馬鹿な事はしません、スイマセンでした」
吉崎の家に向かう車中では終始無言だった、吉崎の家に着きチャイムを鳴らす、すぐに返事があった。
理香「はい、どちら様ですか」
私「あの、私は○○と申します、本日は・・・」
理香「お伺いしてます、少々お待ち下さい」
玄関の扉が開き理香が現れた
理香「初めまして吉崎の妻の理香です」
私「こちらこそ初めまして○○です、こっちは家内の・・・」
と、言ってる途中で妻が理香に謝りだした
妻「今回は本当に申し訳ありませんでした、本当にスイマセンでした」
理香は落ち着いた感じで冷静に妻を見ている
理香「まずは家に入って下さい、どうぞこちらです」
私「お邪魔させてもらいます、行くぞ」
妻は俯いたままの状態で頷くだけだった
リビングに案内されると既にそこには吉崎がいた、私を見るなりいきなり土下座をしてきた。
吉崎「ご主人本当に申し訳なかったです、本当に・・・」
白々しい男だ、まさかあのメールを私が見てるとは思ってもいないのだろう
私「まずは話をしましょう、顔を上げて下さい」
理香「どうぞ、こちらに座って下さい」
理香に言われ私と妻はソファーに座った、私の正面に理香
妻の正面に吉崎という形で4人が向き合った、私が妻の方を見ると何を言いたいのか理解したのか、妻は理香に謝りだした先程と違い理香の妻を見る目はまるで格下の人間を見るような冷たい目に変わっていた、一通り妻が理香に謝り終えると今度は吉崎が私に対して謝罪してきた。
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