投稿者:Retaliation 投稿日:2006/05/12(Fri) 00:02
あんな事を考えていたせいで少し長湯になってしまいました、リビングにいる妻に「風呂に入った後に話がある」とだけ告げ、キッチンに水を飲みに行きました。数十分後妻が風呂から上がり私の元に来ました。妻を正面に座らせこう切り出しました。
私「洋子にとって不倫とは何だ?」
妻「えっ・・・」
私「これは怒ってるんじゃない、単純に聞きたいんだ、不倫とは何だと思う?」
妻「・・・私がした事です」
私「洋子がした事って?」
妻「・・・アナタ以外の人と・・・その・・・」
私「セックスした事か?」
妻「・・・はい」
私「なら今私がしている事は不倫だと思うか?」
妻「それは・・・」
私「本当に怒ってるんじゃないんだ、言ってみてくれ」
妻「確かに不倫だと思います、でも私がした不倫とアナタがしてる不倫は全く違うものです」
私「どうして違うと?」
妻「それは・・・」
私「それは?」
妻「まずアナタと理香さんの関係を私は知っています、でも私の時は・・・その・・・アナタには隠していました」
私「何で隠していたんだ?」
妻「それは・・・やってはいけない事だから」
私「私に知られたくないから隠していた、という事か、ならやってはいけないと知りつつどうして不倫をしたんだ?」
妻「ゴメンなさい」
ここで妻が泣き出してしまいました、我ながら甘いと思いますが、そっと妻を抱きしめ話を続けました。
私「本当にこれは洋子を責める為に聞いてるんじゃないんだよ、だから答えてくれ、何故悪いと思いつつ不倫をしたんだ?」
妻「あの人が食事に誘ってきて、その誘いに乗り食事をしました、そこであの人に『好きだ』と告白され・・・」
私「告白されて?」
妻「最初はお互い既婚者なのにこの人は何を言ってるんだろう、と思いました、でもその反面まだ私も女として見られてるんだ、とも思いました」
私「じゃ洋子は私が女と見てなかったから不倫したと?」
妻「違います、アナタは私の事をキッチリ女として見てくれていました、でも・・・」
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)