樹氷 投稿日:2008/01/12 (土) 03:34
衣装部屋に仕掛けられた、ボイスレコーダーは、全てを記録していた…
そう…私が意を決し、小料理屋から妻に電話を通じて投げかけた言葉…
【クロゼットを開けて見てくれ…】
その後の妻の行動全てを…驚くべく痴態を…
「えっ?何?クロゼットって何なん?」
暫し重苦しい無音の世界が続いた。
どれ程の時間が流れたのだろう…15分?20分?
私には数時間にさえ感じる、胸が押し潰されるような時間…
[ガチャガチャ…]
衣装部屋のドアが開かれた…妻が入って来た!!「ハァ…‥どないしょう‥あれからパパ、何も言わんから‥どうにかなる思うたけど‥やっぱり怒ってるんやなぁ‥ハァ…‥」
言葉尻の深い溜め息が、妻の心境を如実に伝えてきた。
そしてまた無音の世界が続いた…
やがて[ガチャリ‥キィィ…」
クロゼットが開けられた!
「‥何やろ?これ?…」
[ガサガサ‥ガサ‥‥]
どうやら西島氏からのブーツを見つけて、取り出したようだ。
「えっ‥これって‥何?」
また無音の世界になり、やがて、クロゼットの中から、何かを取り出す音が聞こえた。
箱を開けているのか?
「ヒィっ!!‥な、な、何やのぉ‥これって‥」
[ドスン‥]
その見事なまでにリアルに起立した雄々しく、グロいモノを目の当たりにし、驚きのあまり尻餅でもついたのだろうか?
「い、痛ぁぁ… ‥ …ハァぁ…やっぱりパパやったんやなぁ…あの小包も…」
微かに、妻の長く吐き出すような溜め息が聞こえた…
この時に、ボイスレコーダーから伝わる衣装部屋の雰囲気と温度が一変したように感じた。
「ハァ‥ハァ‥何やの‥これ‥握ってるだけでドキドキしてくるやん‥何や生きてるようや‥ハァ‥ハァ‥大きいわぁ‥指が周りきらんわ‥血管まで浮き出てるし‥何や匂いまで本物みたいや…」
[ジュル‥ジュルル‥うふん‥チュパッチュパッ‥ジュルジュル‥ハァ‥ジュルジュル‥あぁ‥]
「ハァ‥熱いわぁ‥ジュルジュル‥あぁ何や体が火照って来るわ‥」
そして長い夜は、ついに始まった。
妻のディルドを[しゃぶる音]と[鼻を鳴らす甘い吐息]が続いた‥
全ての音が、途絶えて[カチャカチャ]と妻がジーンズのベルトを外す音がして、無造作に衣服が傍らに投げ捨てられる音が聴こえてきた‥
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