樹氷 投稿日:2008/01/19 (土) 23:45
西島氏は続けた。
「何度も言うが、アンタの興味本位が招いた事やろ? ワシかて片棒を担いだんや‥罪悪感あるんや‥でもな?大切な事は、嫁ハンが、出て行く、出て行かんやない。
アンタと嫁ハンが、腹を割って今後のお互いが、一緒に楽しめる形を考えて、作り上げて行く事やろ?
嫁ハンが藤田に抱かれていた時に、アンタは嫁ハンの姿、言葉にショックを受けたんやろ?
でもな‥それ以上に他人に抱かれる嫁ハンを見て、興奮していたんやないのかい?」
「今、アンタの嫁ハンは余りにもの快楽と刺激で、心と体がゴチャ混ぜになっとるだけや。
今に、心と体は上手いように分離される…
割り切って考えるようになる。
そないなった時に、アンタも、割り切らんとな‥」
私は西島氏の言葉を真摯に受け止めた。
[アンタも割り切って考えんとな」
分かっては、いたのだ‥矛盾した自分の行為も。ショックを受け、傷付きながらも、妻のその姿、行為に刺激され、味わった事の無い興奮‥痺れを感じる自分自身を。
私は暫くの間、様子を見る事にした。
どちらに転ぶのかは、分からない。
妻をこのように変えたのは私なのだ。
しかし、私の決意を他所に次から次へと事件は起こった。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)