ムーア 投稿日:2011/06/02 (木) 20:36
続きです
ICレコーダーのスイッチを入れました。
妻が1人で帰って来て数分後、 “ピンポ~ン”チャイムが鳴りました。
鍵を開ける音、そしてドアが開く音。
妻「お入りください。直ぐに分かりましたか?」
男「うん」
ドアが閉まり鍵を掛ける音が聞こえました。
妻「狭いでしょ。あっ、そっちは娘の部屋で夫婦の部屋はこちらです」
男「そうなんだ」
キッチンから部屋の方へ二人で行ったのでしょう。部屋の扉が開く音がしました。
私はICレコーダーを切りハンディカムのスイッチを入れ、扉が開くところから再生しました。
妻が部屋に入ってくる後を男が・・・、顔が見えました。
鶴岡一男・・・。そう専務の鶴岡一男です。
相手が誰であろうと私にとっては同じ事で、驚く事も無く『コイツだったのか』と思っただけでした。
後は真相を知りたいだけです。かなり冷静でした。
部屋に入ると専務は物珍しそうに物色してます。
妻「あまり触らないで下さいね。私が怒られちゃいますから」
専務「そうなんだ~。結構、几帳面なんだね。ふ~ん」
妻「でも、なんで家なんですか?いつものホテルの方が良いじゃないですか」
専務「違うんだな、ドキドキするだろ?興奮しないか?」
妻「そうですか・・・。シャワーしますか?狭いけど我慢して下さいね」
部屋で服を脱ぎ裸で風呂場に向かう2人の後ろ姿が映っていました。
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