ムーア :2011/06/20 (月) 20:52 ID:4Hi/kqEM No.68000
続きです
約束の時間の5分前チャイムが鳴り、ドアの向こうには社長が居ました。
私は社長を部屋へと招き入れました。
私は社長と対面するように座りICレコーダーを用意、妻はお茶を持って私の隣に座りました。
社長「この度は、本当に申し訳ありませんでした」
深く土下座しました。
私「息子さんはご一緒じゃないんですね?来ないとは思ってましたけどね」
社長「息子は家で後悔して反省しています」
私「後はお母さんお願いって、やり得ってやつですか?」
社長「息子の責任は私がとりますので、どうか穏便に済ませて頂きたいのです」
私「今までもそうやって、何から何まで息子の尻拭いをしてきたんでしょうね」
社長は息子の話しを始めました。
店を大きくする為に夫と2人で一生懸命働きました。
子供だった息子には寂しい想いや辛い想いを沢山させました。
息子には負い目を感じています。私に出来る事なら何でもしてあげるつもりです。
スーパーも息子の為に残してあげたい、私には息子が全てなのです。
私「それは親子の問題で、私達には一切関係ない事です。貴方にとって息子が全てのように、
俺にとってはこの小さな家庭が全てなんだ。それをお宅の息子が壊したんだ!分かってるのか!」
社長「本当にゴメンなさい・・・」
私「貴方にどう話したかは知らないが、息子が妻を脅して犯してる映像を見てみますか?
今、貴方が座ってるそこで犯してる映像を・・・・・・。どう責任を取るっていうんだ!」
そこまで言うと私は立ち上がり、キッチンに行き水をガブ飲みしました。
部屋では、
社長「明海さん、ゴメンね。本当にゴメンね。許してね、許してあげてね」
妻「・・・・・・」
2人は泣きながら項垂れています。
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