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北原夏美 四十路 初裏無修正

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種無し 1/26(金) 06:43:10 No.20070126064310 削除
私は全てを悟りました。
いえ、最初に子供を作りたい相手が篠沢だと分かった時に、既に悟っていたのかも知れません。
二人が再会した時、妻も篠沢も愛が続いている事を確認したかった。
しかしお互いに家庭があり、それを壊す勇気はない。
お互いに離婚して一緒になろうとは言い出せず、妻が子供が出来なくて悩んでいる事を話した時、二人の中で暗黙の了解があった。
そう考えると子供が欲しい、授けてやりたいと言うのは自分達に対する単なる言い訳で、二人の愛を確認したいのが本音だった。
篠沢が妊娠させないように外に出していたのは、おそらく妻も気付いていたのでしょう。
妻も妊娠して会えなくなるのが辛かった。
しかしそれでは私に対する罪悪感も大きくなるので、自分の中で子供を儲ける事が最大の理由となっていく。
そして私に全てを知られ、もう会えなくなると思った時、何らかの形で繋がっていたい二人の思いが一致して、その時本当に子供を作る気になったのかも知れません。
先月再会してからは、役員会がある度に身体の関係を重ねていたと思います。
素直に愛を告白してしまって今の生活が壊れるのを恐れた二人は、篠沢が悪者になり、妻が被害者になる事でお互いを納得させた。
篠沢は娘に会わせてもらえない代わりに妻を抱いているのだと自分を納得させ、妻もまた娘を傷つけないために、仕方なく抱かれていると自分を納得させた。
しかしお互いに分かっていた。
自分達が愛し合っている事を。

結局妻は、私の元に帰って来る事はありませんでした。
これは私と篠沢の奥さんしか知りませんが、旅行の帰りに事故にあった時、篠沢のズボンのファスナーは開いていて、そこから飛び出していたオチンチンを、妻は強く握り締めていたそうです。

あれから二年。
娘は勉強の他に炊事洗濯などの家事もこなし、妻の代わりとして頑張ってくれています。
娘がいなければ、妻を恨んで供養もしなかったでしょう。
正直最初の頃は供養している振りをしているだけで、心から手を合わせる事は出来ませんでした。
しかし、今では毎晩手を合わせて妻と話します。
一日の出来事を話し、悩みを相談する事もあります。
妻の裏切りを考えれば今でも悔しいのですが、それがなければ、私はこのような素晴らしい娘の父親にはなれませんでした。
辛かった事も悔しかった事も、全てがあってこの娘の父親になれたのです。
それともう一人、妻は素晴らしい女性と廻り合わせてくれました。
妻と篠沢は愛し合いながらもつまらない意地と若さ故の理由で別れ、後に二人の子供を儲けますが一緒に育てる事は出来ず、その後また中学校の役員同士という形で再会して裸で抱き合います。
そして最後は、二人一緒に一生の幕を閉じる。
妻と篠沢の物語をドラマにすれば、妻と篠沢は悲劇の主人公で、私とその女性は脇役だったでしょう。
私達は何も悪い事はしていないのに、二人の愛を邪魔する、嫌われ者の役どころにされたかも知れません。
しかし今は私とその女性が主役で、同じ傷を持つ者同士、週に一度は会って愛を交換し、お互いの子供が手を離れたら一緒に暮らす約束もしています。
妻が私の中に篠沢を見て、篠沢は彼女の中に妻を見ていたのと同じように、私は彼女の中に妻を見ていて、彼女もまた私の中に篠沢を見ているのかも知れませんが。

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