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北原夏美 四十路 初裏無修正

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KYO 5/14(日) 00:13:13 No.20060514001313 削除
それから週末になると妻は、役員の引き継ぎがあると言って出掛け
るようになりました。それも2回に1回は食事と酒が入るようで、
終バスがなくなった時間に妻はタクシーで送られてきます。

1回目は道岡という副会長が送ってきましたが、2回目は毛塚、3
回目は橋本という風に毎回違う人間が送ってきます。

PTA役員といういわばボランティアの仕事に就いた妻を応援する
とは言いましたし、自分と同じ主婦以外の人間と付き合うことで見
聞が広くなることは妻にとって良いことと思っていましたが、こう
度々だとさすがに私も不審を抱き始めました。

帰りが遅くならない週末にも妻の表情が暗いことも気になります。
しかしその時点では私は、男たちが役員会にかこつけて酒を飲むの
を楽しんでおり、妻はそれに付き合わされることが憂鬱なんだろう、
といった程度の考えでいました。

妻と私は週末、たいていは土曜の夜にセックスをするのが習慣にな
っていましたが、それはいつの間にか隔週になっていました。帰り
が遅くなる日曜の前日は、妻があれこれと理由をつけてセックスを
拒むようになったのです。

もしこれが、毎回同じ男が送ってくるなどということがあれば、私
は妻の不倫を疑うところですが、毎回違う男が送ってくるからそう
いった想像は頭に浮かびませんでした。そんなことが2カ月ほど続
き、5月も終わり近い日曜日にまた妻の帰宅が遅くなりました。

いつもなら遅くても11時前後に帰ってくるところですが、その日
は夜中の12時近くになっても妻からの連絡はありませんでした。
日曜日ですから終電もなくなる時間です。私はさすがに心配になり
ました。

12時を少し過ぎた時、門の前にタクシーが停まる音がしました。
私は急いで玄関に出ると扉を開けます。

「どうもすみません、ご主人」

タクシーのドアが開き、恰幅の良い男が姿を現しました。顔はテカ
テカと光っており、額が禿げ上がっているところがいかにも精力的
といった感じを受けます。

「こんなに遅くなるはずじゃなかったんですが、奥様が気分を悪く
されて……少し良くなるのを待っていたらこんな時間になってしま
いました。誠に申し訳ございません」

そういうと男は隣の座席からぐったりとした妻をズルズルと引きず
るように引き出してきます。男の丁寧な口調とは裏腹に、妻への扱
いが随分ぞんざいに思えます。妻は眠ってはいないようですが、瞳
はとろんとしており、小さく荒い息をついていました。

「絵梨子、どうした、大丈夫か」
「あなた……」

妻は一瞬私の方を見て何かいいたげに口を動かしましたが、すぐに
がくりと首を折ります。男に抱えられるようにして眠りこけてしま
った妻を、私は呆然と眺めていました。

「申し遅れました、私、犬山と申します」
「ああ、会長さんですか。絵梨子がいつもお世話になっています」

なんと男はA高校PTA会長の犬山でした。私は条件反射のように
丁寧なお辞儀をしていました。

犬山は太い眉の下のぎょろりとした目を向け、まるで私を値踏みす
るように眺め回すとニヤリと笑います。

「いや、こちらこそいつも奥様には大変お世話になっています。ご
主人にはご迷惑をかけて恐縮ですが、幸いPTA活動に大変理解が
深い方と伺っておりますので、安心です」
「そうですか……」

私は犬山がニヤニヤ笑いを湛えながらもたれかかってくる妻を抱き、
片手で妻の尻の辺りを撫でさするような動作をしているのが気になります。

「あの……絵梨子を」
「ああ、そうでした。ついうっかりと。私もだいぶ酔っているよう
です」

そんなことでうっかりするなどということがあるでしょうか。私は
犬山の態度にさすがに苦々しいものを感じました。

そういった気持ちが少し表情に表れたのか、犬山は急に神妙な顔付
きになります。

「それでは、奥様を運びましょう。すみませんがご主人、足の方を
持ってくれませんか」
「はい……」

道岡の時もそうでしたが、どうして妻の介抱の仕方まで指示されな
ければならないのかと不快な気持ちになります。しかし、酒に酔っ
た妻をわざわざ送ってきてくれた犬山に強いことも言えず、言われ
た通り妻の足を持ちます。

「うう……」

身体が持ち上げられたとたん妻は苦しそうなうめき声を上げ、身を
捩らせようとします。私はバランスを崩しそうになるのを足を踏ん
張ってこらえました。

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