管理人から

管理人

Author:管理人
管理人がおすすめするカテゴリに★印をつけました。



アダルトグッズのNLS








最新記事


カテゴリ

北原夏美 四十路 初裏無修正

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
KYO 5/14(日) 00:36:04 No.20060514003604 削除
「うちの息子もB高校だよ。家内は今年から役員をやっている」
「え、そうでしたっけ? これは偶然ですね」
「PTAでこんな会議システムを使うの?」
「ええ、端末をそれぞれの役員の家庭において、一々集まらないで
も役員会を出来るようにするんだそうです。そうすると端末の画面
にそれぞれの役員の家の中が映ってしまいますからね。そこでプラ
イバシー保護のためのセキュリティ機能が役に立つってわけです」

初めて聞く話でした。そうなるとわが家にも会議用端末が置かれる
んでしょうか。

「なかなかうまいやり方ですね。そう考えるとこのシステム、全国
の学校のPTAに売れそうな気がしていた」
「……しかし、導入費用は馬鹿にならないだろう。よく予算が取れ
たね」
「会長の犬山ってのがだいぶ出したみたいですよ。名目は学校への
寄付ですが。僕が直接知っている先輩は道岡さんって人ですが、彼
や他の先輩もも少し出したようです」
「うちにはそんな話は来ないがなあ……」

私は食後の珈琲を飲みながらつぶやきました。

「○○さんはOBじゃないですからね、遠慮したんじゃないですか」

「金をもってないと思われただけかも知れんな」
「いじけないでくださいよ、約束どおりここは僕がおごります。I
Dとパスはあとでメールで送ります」

食事を終えた私は下田と別れました。

その週の私は各営業先への提案などで忙しく過ごし、家に帰るのも
毎晩遅くなる日々が続きました。必然的に毎日、妻と顔を合わせる
時間も少なくなりました。

金曜日の午後になり、仕事がやっと一段落した私は、下田から送ら
れて来たメールを開けました。

「○○さん いつもお世話になっているお礼に、お約束のものを送
ります。下田
ID:ABXXXX
パス:12XXXX
追伸:里美ちゃんが会話が面白く、適度にエッチでお薦めです。○
○さんのことは軽く話しています」

少し興味が出た私は、気分転換とマーケットリサーチのため、と自
分に理由付けをして、PCのブラウザを立ち上げました。

私は企画書を集中して作ることが多いので、広くはありませんが個
室をもらっています。まだまだ売上の少ない会社としては贅沢なこ
とです。

指定されたURLにたどり着くと、まず、専用ビューアーをインス
トールするか? というメッセージが現れます。「はい」のボタン
をクリックすると、ビューアーのダウンロードが開始され、作業を
進めるとあっという間にインストールされます。ライブチャットは
通常フラッシュを使いますが、これは多くのPCにはインストール
されていることが多いです。このサービスのために専用ビューアー
を追加しなければいけないというのはユーザーにとってストレスで
すが、そのプロセスは極力簡単に作られているようで、私は少し感
心しました。

通常はIDとパスを取得するために、クレジットカードの認証が必
要なのでしょうが、今回は下田にもらったIDを使うため、その過
程はすっ飛ばせます。私は早速女の子の選択画面に進みました。

画面の中にたくさんの箱のようなものが現れ、それぞれに簡単なプ
ロフィールが付されています。女の子が不在の場合は箱が暗く、待
機中の場合は箱の中に女の子の姿が見えます。

下田が言っていた里美という女の子は最下段の右端でした。プロフ
ィールは「学生、23歳」とだけあり、他の子がスリーサイズや趣
味、好きな食べ物やサービスのレベル(会話だけか、脱ぐのか、そ
の際は下着までかそれ以上か、などなど)を詳しく書いているのに
対して随分あっさりしています。

オカッパに近いボブヘアは一昔前の女優のようですが、何か本を読
んでいるのか顔を伏せており、画面が小さいこともあって容貌はよ
く分かりません。

チャットレディといわれるこの仕事は基本的には歩合であり、客が
払う1時間6000円の料金の40%~60%が取り分となります。
逆にいえば客がつかなければ無収入となるわけです。それにもかか
わらず里美のやる気がなさそうな態度に私はかえって興味を引かれ
ました。

私はチケットを買い、ヘッドセットをつけて里美の部屋にログイン
をします。ログインに気づいた里美が顔を上げ、ヘッドセットをつ
けました。目許がはっきりしたその顔立ちの意外な美しさに、私は
少し驚きました。

「こんにちは」
「下田さんから聞いていた人ね」
「どうしてわかるの?」

私は少々驚きました。

「下田さん、昨日も来たのよ。今週末あたりに来るからよろしくっ
て、私に言ってたわ」
「ふーん」

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


  1. 無料アクセス解析