KYO 6/1(木) 22:16:21 No.20060601221621 削除
妻がまるで産婦人科にあるような手術台に乗せあげられ、女の羞恥
の箇所から尻の穴に至るまでを犬山たちに晒しながら、肛門をプラ
グで拡張されたり、クリトリスの薄皮を剥がれたりする姿が目に浮
かびます。先程射精したばかりだというのに私の股間は再び熱くな
り始めます。
結局その日はその後、ほとんど仕事が手につきませんでした。妻を
危機から救うべきではないかという天使の声、そんな悪妻にはそれ
ぐらいの罰は当然だという悪魔の声、そしてもっと妻を淫らにして
みたいという淫魔の声を代わる代わる頭の中で聞きながら、私は家
に帰り着きました。
「お帰りなさい」
妻がいつものように玄関まで私を出迎えます。クリーム色のサマー
セーターに白いパンツ姿の妻はいつもと雰囲気が違うように思え、
しげしげと眺めましたが、髪の色がそれまでよりもだいぶ明るい栗
色になっており、強めにカールしていることに気づきました。
「美容院にいったのか?」
「あ……ええ……」
妻は少し口ごもります。
「ずいぶん雰囲気が変わったな」
「そうかしら……」
妻は心なしか私から顔を背けるようにします。
「いつもは私が美容院に行っても気づかないあなたがそう言うのな
ら、そうなのかも知れないわ。少し派手すぎるかしら」
「いや……よく似合うよ」
週末の役員会に備えて髪をセットしに行ったのでしょうか。犬山た
ちに命令されてそうしているのかも知れませんが、たとえ淫らな責
めを受けるためとは言え、男たちの視線を集める機会であればお洒
落していたいというのが女心なのかも知れません。妻は意外に男た
ちに責められることを楽しんでいるのではないかという皮肉な思い
まで込み上げてきました。
「先にお風呂にします?」
「ああ……」
私はスーツとワイシャツを脱ぎ、脱衣所へ行きます。妻はすでに下
着とタオルを用意していました。
軽く身体を洗い、湯槽に浸かっていると妻が「いいですか」と声を
かけます。「ああ」と答えると、裸の妻が前を隠しながら入ってき
たので、私は驚きました。
恥ずかしがり屋の妻は私と一緒に風呂に入ることなど滅多にありま
せん。私が何度誘っても「また今度ね」と断ってきます。その「今
度」があった試しはないのですが。
「どうした、珍しいな」
「たまには良いでしょう……」
妻はそういって微笑むと、身体を流しスポンジで軽く洗います。湯
を浴びて輝く妻の裸身に私は思わず見とれてしまいました。
「背中を流しましょうか」
「そうか、すまないな」
私は湯槽から上がり、妻に背中を向けて座ります。妻はスポンジで
ゆっくりと私の背中を洗い始めました。
長尾の背中もこうして洗ってやったのだろうか、そして、西伊豆で
はコンパニオンたちと一緒に役員の男たちと混浴して、ソープ嬢ま
がいのことをさせられたのかもしれない。私の頭に残酷な思いつき
が浮かびました。
「オッパイを使って洗ってくれ」
「え……?」
妻の手が止まります。
「聞こえなかったか? スポンジじゃなくて、絵梨子のオッパイを
使って背中を洗ってくれ」
「あなた……冗談を言っているの?」
「冗談じゃない。絵梨子のオッパイを背中に感じたいと思っただけ
だ」
妻はしばらく無言でいましたが、やがて「いいわ……」と答えまし
た。
妻は私の背中に身体を寄せ、大きくはありませんが年の割りには形
の整った乳房を押し付けてきます。妻の乳房の柔らかい感触を背中
に感じながら、私はなぜか腹立たしい思いに駆られていました。
それは私の突飛な要求を呑んだ妻に対する理不尽な怒りでした。私
の望みを断っていたらそれはそれで腹を立てていたでしょうが。こ
の程度のことは妻にとってなんでもないことなのかも知れません。
「前に回ってくれ」
「あなた、どうしたの? 今日はちょっと変よ」
「変なのは絵梨子もだろう」
妻は渋々前に回りました。全裸像が私の前に露わになります。妻は
私の視線を避けるように顔を逸らせていましたが、いきなり抱きつ
いてきました。
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