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北原夏美 四十路 初裏無修正

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3番目の夫 7/29(土) 12:58:38 No.20060729125838

〔 母は最期まで 父がお勝手で二人の話を聞いていたんだと
思っていたようですがそれを聞いた私は、
父が聞き耳を立てていたのは、お勝手では無いと思い当たりました。
当時、階段の下にはそのデットスペースを利用した物置が作ってあり
漬物や乾物などを入れてあり、
お勝手から小さな扉で出入りが出来たのです。
父はそこに潜り込んで節穴から目の前の二人のやり取りを
聞いていたんだと思うのです。
ですから佐藤の囁きも手に取るように聞こえたのでしょう。

しかしその時の父の怒り、絶望感は如何許りだったでしょう。
自分の愛する妻がそこまで汚されて もてあそばれていようとは、
思ってもいなかったでしょう。
普通の浮気でしたら もしかしたら許せたかもしれません。
しかし母は、佐藤の『マゾ奴隷』にされていたのです。
しかも夫である自分をないがしろにして 佐藤に
『愛』を誓っていたとは、到底 我慢が出来ない事だったでしょう。
しかしそれと同時に佐藤へのどうしょうも無い怒りが
益々込み上げて来たことでしょう。
父は考えたのだと思います。 勿論そんな佐藤への復讐をです。
そして、さっき母にぶつけた自分の言葉で思い当たったのでしょう
佐藤に恥をかかせて社会的に制裁を加える手立てを・・・〕

夜も明けきらない頃、寝られずにまんじりともしないでコタツに居た
母の前にこれも一晩中寝られなかったであろう父が立ちました。
母は慌ててコタツから出て 畳に土下座をするのでした。

「おなた・・・ごめんなさい・・もう許してくれなくてもいいんです。
私が馬鹿でした。・・あなたを忘れてしまうなんて・・・・
あたし・・・あなたと離れて寂しかったのよ・・・そこを・・・
でも・・・あなた信じて!今は心から後悔しているの。
なんで、なんであんな人と・・あんな事を・・・
今は・・ううん、前からずーと、あなただけを愛しているのよ・・・
もう遅いのは解ります・・・だから死んでお詫びします・・・・
お願い 私が死んだら 子供達にだけは言わないでください
お願いします」さっきからずっと考えていた言葉です。
もう枯れ果ててしまったはずの涙が、また溢れてくるのでした。

そんな母の前に父が座ります。
「もう一度だけチャンスをやろう。 別れるかどうかはそれで決める。
お前が俺の言う事をちゃんと守れれば、たとえ別れるような
事になっても お前のお袋や子供達には何も言わないでやる」
その言葉を聞いた時、母は信じられぬ嬉しさに
思わず父の膝頭に取り付き大声を出して泣くのでした。
「何でもします。何でもおっしゃって・・・なんでも・・・」
単純で 先の事など深く考えられない浅はかな母は、
『今すぐには、この家から出なくて済む』と言う
その事だけで本心から喜ぶのでした。

父の出した条件と言うのは、今までの佐藤との浮気を
『告白文』として初めから全部を文章に書くと言うものでした。

佐藤の女漁りは有名でしたが、自分の社員の妻に
手を出す事については、噂では流れておりましたが
実際に表立って問題になったことは無かったようです。
おそらく佐藤が裏でうまく立ち回っていたのでしょう。
そんな事が表立てば、ほとんどが単身赴任の佐藤組の社員が安心して
仕事など出来なくなることは必定です。
そこを父は攻めようと思い当たったのでした。
母に佐藤のサジストとしての振る舞いやセックスの悪趣味など
実際に『奴隷妾』になった本人に告白文を書かせて
佐藤の会社や社員は勿論の事、取引先にまで配ろうと言うのでした。

母に断れる筋合いはありませんでした。
それからの母は、佐藤との始めての浮気から『マゾ奴隷』に調教されて
行く過程などを手紙の便箋に 約二ヶ月もかけて書き出したのでした。
始めは、本当の事などをあまりあからさまに書きたくは無い気持ちが有り
上手く書けなくて夫に散々叱られて
何回も書き直しをさせられながら書くのでした。
自分がその時どんな気持ちで佐藤の男根を尺八し精子を飲んだか?
とか、自分が何とお願いして佐藤の男根を尻の穴に
嵌めてもらったか?など、とても夫の前では言えない事も 
最後には書くように命じられるのでした。

そして書きあがった物を夫に読んでもらって時には
その場面の再現までさせられるのでした。
浅はかな母の事です。嘘や夫に知られたくなくて書かなかった事などは
再現の時などにすぐにばれてしまうのでした。

〔 私は今になって、母の告白を文章に書き起こしながら
ある事に気が付いたのです。
それは、母とただならぬ関係になってから 母に自分の浮気話を
話させた時に 母は二十年以上も前の話なのに ついこの間 
浮気をしていたかの様に身振り手振りを交えて 
少しも恥らう事も無く楽しそうに話をするのです。
その姿を見て この人の心の中はどうなっているのだろうか?
と不思議に思っていたのですが、この箇所の告白テープを
改めて聴いてみて『なるほど』と思い当たったのです。

それは、母は浮気がばれた時に 父にその全てを告白文として
一旦 自ら書き、その上再現までしていたのでした。
その為、母は自分の浮気のことは、自分の中で何回も繰り返し
シミュレーションしており 忘れられない出来事として 
昨日の事のように心に焼き付いていたのでしょう。

そして、その挙句の結果として 愛する夫に許して貰ったと言う
思いがあり自分の心の中では、当時の浮気は、恥ずべき事でも
隠す事でも何でも無いいわば夫公認の楽しいゲームだった
と言う思いがあるのでしょう。  ですから二十年以上も前の事を、
正確に恥ずかしげも無く語れたのでしょう。 〕

母が毎夜、告白文を書いていた その最中にも
佐藤は頻繁に家を訪ねてきました。
母が余りにも言う事を聞かないので 
二月になるとさすがに佐藤も焦って来たのでしょう。
家に来る度にお土産を買ってくるようになりました。
「いいネクタイがあったから、よっちゃんに買って来た」と言いながら
「ついでにサッチャンにもネックレスがあったから買って来たぞ」
と、ついでのはずの母の土産のほうが見るからに高価だったりと
毎回、何がしかの土産を父や子供達にと買ってくるのでしたが、
決まってついでにと言って 
母には見るからに高価な品物をプレゼントするのでした。
佐藤が良く使う手だということは、母は勿論の事 父にも見え見えですが
二人は口裏を合わせているために気付かぬ振りをするのでした。

〔 『この時期の出来事だったのか!』と
今になって私にも納得する事がありました。
ある晩、家に来た佐藤が「ほれ、ジュン、お土産だ」と言って
スケート靴を買ってきてくれたのでした。
それは私が欲しかった『ホッケー型スケート靴』でした。
当時の子供達の間で流行っていた物だったので 私は飛び上がって
喜びましたが、「何故?急に佐藤の叔父さんがこんな高価なものを僕に
買ってくれるのか?」とても不思議に思ったことを覚えていたのです。
今から思い返すと あの時、佐藤は母の関心を買いたくて
プレゼント攻めをしていたんでしょう。
当然その時も 私にかこつけ母にはもっと
高価なプレゼントをしたのでしょう 〕

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