KYO 7/8(土) 20:41:09 No.20060708204109 削除
私はこれからの妻、いや、絵梨子という女との関係をどうするのか
決めなければなりません。離婚するべきか、夫婦としての関係を再
び築き上げるべきか、それとも里美と組むことによって妻への復讐
を果たしつつ、関係を維持するのか。私は頭を抱えました。
「奥様、もうこの家には奥様の居場所はないわよ。○○さんは私が
いただきますわ!」
迷っている私の心を見透かしたように、里美はいきなり私に抱きつ
くとキスをしました。妻はベッドでレズビアンの契りを交わし、さ
っきまで楽しそうに談笑していた抱き合っていた里美から残酷な言
葉を投げつけられ明らかに衝撃を受けたような表情を見せています。
「言っておくけれど私と○○さんの関係は、奥様と長尾の関係が明
らかになってのことだから、有責なのは奥様の方よ。わかるわね?」
「里美……」
「ねえ、あなた……いつこの不倫女を追い出してくれるの? 里美、
あなたと早く一緒になりたいわ……」
妻の目にみるみる涙が溢れてきます。
「あなた……本当なんですか」
「い、いや……これは……」
「お願いです!!」
妻はそう叫ぶと額を床に摩り付けました。
「どんなことをしてでも償います。で、ですから、この家において
ください。あなたや浩樹と別れて暮らす人生なんて考えられません」
「そんなに大事な家族なら、どうして浮気なんかしたのよ」
「わ、私が馬鹿でした。反省しています。い、いえ、反省が足らな
いのなら絵梨子をお仕置きしてくださいっ。どんなお仕置きでも受
けますわっ!!」
私は妻の身も世もないといった感じの哀願を呆気に取られて眺めて
います。里美が私に身体を寄せると、耳元でささやきました。
「ねえ……○○さん、奥様のあそこ、今絶対濡れているわよ……」
それから私と妻、そして里美の奇妙な三角関係が始まりました。里
美は「私からの指示」という名目で妻の「淫乱性を矯正するため」
に禁欲を強いました。
しかしながら禁じたのは「前での交わり」だけで、私の性欲を解消
するのは肛門を使うように命じたのです。長尾や犬山たちにも後ろ
は犯されなかった妻は、それを捧げることが私に対する贖罪にでも
なるとでもいうように、悦んで私に貫かれたのです。
私は妻のアヌスの、前門とはまた違った鋭い感触の虜になり、毎日
のように妻と交わりました。妻は私の(実は里美の)言い付けを忠
実に守り、秘園から淫蜜をとめどなく流しながらもそこへの挿入を
求めるのを必死で堪えていました。そしてそれが妻のアヌスの性感
を限りなくたかめついに妻は後ろでも気をやれるようになったので
す。
里美による妻に対する調教も着々と進められました。里美は妻の肉
体を直接責めることはありませんが、浩樹や私が不在で、妻がパー
トのない日にやって来ては、私の妻としてふるまいます。その際に
妻を「自らの不倫の過ちによって妻の座を失ったが、一文無しのた
め行くところもなく、後妻の情けにすがりついて女中として働くこ
とにより家においてもらっている前妻」に見立てた仕置きを行うの
です。一種のイメージプレイのようなものでしょうか。
里美が予想した通りこのシチュエーションは、妻の被虐的な性感を
最高に高めるようでした。妻は日中、散々里美にこきつかわれたあ
げく「一日の指導の感謝」としてベッドの中で里美に奉仕します。
「役員会」も復活させました。といってもそれは里美が企画した責
めを3人の熟女役員たちに対して行うだけのものです。レズっ気が
ある妻に対しては、早速藤村さんを誘惑し、交わることを命じまし
た。藤村さんはレズは初体験のようでしたがすぐに順応し、双頭の
張り型で同時に気をやるまでになりました。
見ごたえがあったのは妻と藤村さんのコンビ対江藤さんのプレイで
す。互いに屈折した感情がありますから迫力があります。まず、妻
と藤村さんによって江藤さんを責めさせます。浣腸、クリキャップ、
肛門責めなど妻は自分が犬山たちによって施された責めを江藤さん
に対して次々に行っていきます。SMプレイはほとんど初心者であ
った藤村さんも妻に煽られるようにサドっ気を発揮していくように
なったのは見ものでした。
次に攻守交替で、江藤さんに妻と藤村さんを責めさせます。1対2
では手が足らないので、里美を江藤さんに加勢させます。江藤さん
に尿道を責められて口惜し泣きする妻の姿はなんともエロチックで
した。
5人の男女の倒錯的なプレイは日を追うに連れてエスカレートして
いき、ついに江藤さん、藤村さん、妻に美容形成手術を受けさせる
に至ったのです。
「3人呼吸を合わせてイクのよ! 出来ないとお仕置きよ!」
里美が目を輝かせ、呼吸を荒くしながら妻たちに命じます。3人の
美熟女は「ハ、ハイっ!」と同時に返事をします。里美は興奮して
きたのか、いつの間にかスーツを脱ぎ捨てて黒い下着姿になってい
ます。
若々しく、美しく変貌した3人の女たちが妖艶なランジェリー姿で
私の目の前で淫靡なショーを展開しています。暫く前では想像も出
来なかったことです。まさにハーレムの王にも例えられる境遇でし
ょう。
しかし私の心はなんとも説明のつかない寂寥感に覆われていました。
この倒錯的な関係は来年3月の役員の任期終了までと決めており、
その後、江藤さんと藤村さんは日常に戻っていくでしょう。それぞ
れが新しいパートナーを見つければ別ですが。
その頃、私と妻、そして里美の関係はどうなっているでしょうか。
不倫、レズビアン、SM……妻の底知れない倒錯の性への欲求を覗
き見た私は、これからも里美とともに「主人(Master)」である妻
の性の「下僕(Servant)」として仕え続ける日々が続くのだろうか、
とぼんやり思いました。
「ああっ!」
「い、イクっ!」
「わ、わたしもっ!」
3人の女がほぼ同時に絶頂に達し、里美がケラケラ笑う声が部屋に
響きました。私は妻たちの痴態を眺めながら、犬山のホテルで妻が
責められる姿を見ながら自慰に耽った日のことを、なぜか懐かしく
思い出していました。
(完)
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