管理人から

管理人

Author:管理人
管理人がおすすめするカテゴリに★印をつけました。



アダルトグッズのNLS








最新記事


カテゴリ

北原夏美 四十路 初裏無修正

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

⑰再び私達夫婦の事【完】

「パパっ、来たよっ!」

どうやら、引越しのトラックがやって来たようです。

あの日以来、妻は私の事を時々「パパ」と呼ぶようになりました。
正直ムッとして文句を言ったことがあります。

「二人で居る時は「貴方」って呼ぶのに人前では「パパ」って言うのは何でだよっ!
 しかも、腕にぶらさがるようにして店の人の前でそれを言ったら、まるでパトロンみたいじゃないかっ!
 それとも何か? 歳も10歳しか違わないというのに、君の父親だとでも言うつもりかっ???」

言い終わってから、あっと思いました。
妻が幼い頃に父親を亡くし、女手一つで育てられた娘であることを思い出したのです。

「そうだよ? 他に質問は?」
「うー…」

その時一言も言い返せなかったせいで以後一切「貴方」と呼ぶことすら無くなりました。

私達夫婦のもう一つの大きな変化は、立場がスッカリ逆転してしまったことでしょうか。
以前の妻は、私の腕につかまり斜め後を寄り添うように歩いていました。
今は私の手を取ると私を引っ張るようにして歩きます。
そして、この私に… この私に向かって、何やかやと指図するようになりました。

ある日の事です。 妻が買い物から帰ってきました。

「パパ、今すぐ裸になって」
「は?」
「いいから早くっ! シャツもズボンも脱いで。 そのトランクスもっ!」

私が裸になると、妻は私の足を片足ずつ持ち上げさせ、真新しいパンツを私に履かせました。
そして、両手でパンツの腰骨の辺りを掴むとキュッキュッと私が爪先立つほどパンツを持ち上げ、股間を締付けました。
その履かせ方は、まるで幼児に対するそれです。
妻が私に履かせたのは、黒色のビキニパンツでした。

「これ…勃起したら、頭、出ちゃうと思うんですけど…(困) 第一こんな趣味の悪いの履けませんが?」
「勃起しなけりゃいいでしょ? それにもう履いてるじゃない。 じゃ次これ」

妻はガサゴソと新しいコットンパンツを紙袋から取り出し私に履かせました。
次に妻が取り出したのはボートネックのトレーナーでした。
その胸の辺りには何やら大きな絵が…。

「頭下げて。 そうそう。 いい子だからジッとしててね」
(この私に… この私に向かって、子供扱いですか?)
「うん、正解。 似合う、似合う」

妻は、パチパチと拍手すると私の足元に散らかったビニール袋などを紙袋に詰め、

「いい? 着てなきゃ駄目だよ? この後、食事に行くんだから」

そう言い残して部屋を出て行きました。 嵐のような時間が過ぎ去りました。
私は姿見に映る自分の姿を見て、今日は一歩も外に出たくないと思いました。
私には選択権も無くなりました。

妻は最近「パパは丸くなったね」と良く言います。 体型がというより性格が、だそうです。
そうかも知れません。 何も考えず、妻の言いなりに過ごす時間が心地良いのです。

「食器は洗ってくれるようになったし、お風呂場も掃除してくれるし、偉い偉い」

妻に頭を撫でられると、次は洗濯物も取り込みに行きたくなります。
私はその気持ちをグッと堪え、踏ん張りました。
冗談じゃ無い、そんな尻に敷かれたような軟弱な夫になってたまるかっ!

最後の家財道具を運び出すと結婚以来住み慣れた家に別れを告げました。
隣家の○○君にも挨拶しました。

「来年は頑張れよ!」

彼の浪人生活が2年も伸びたのは間違いなく妻のせいでしょう。
彼は私に目を合わせようとはしません。
彼には色んな意味で申し訳ない気がしています。

妻の露出癖は相変わらずです。
時と場所を妻なりに選んではノーパン・ノーブラで過ごしています。
ですが見せる相手は私だけになりました。
他人の目を盗んでは私を挑発し、その反応を楽しんでいます。
妻に言わせれば、その瞬間ドギマギする私の反応が面白いんだそうです。
露出に限らず卑猥な行為のすべては私が対象になった。
そんな感じです。

このあいだ、四国に讃岐うどんを食べに行きました。
満席の店の中で、私は大盛り、妻は小盛りのうどんを注文し長椅子で食べていると、先に食べ終わった妻が「パパ、ほらほら…」と私に言いました。
妻は、他の人には見えないようにしてミニスカートの裾を持ち上げ、ツルツルに手入れされた割れ目を露出していました。
私は思いっ切りうどんを吹き出してしまいました。
妻の言い分は「おかずが無くて可哀想だったから」の一言でした。

透ける水着も私が喜ぶから着ています。
最近では私が喜びそうなエロい下着を通販で見つけては内緒で購入したりしています。
この間は、どうせ捨てるブラだからと裏地を取り去り、自作の透けブラを作ってました。
そして私が帰宅すると、それらを身に着け下着姿のまま私に抱きついてくるのです。
そんな時、必ずと言っていいほど玄関先でそのまま妻を抱いてしまいます。
今はパブロフの犬の気持ちが良く解かります。

セックスレス夫婦になる以前の妻とのセックスは非常に味気ないものでした。
セックスの時、妻が積極的に何かするということは、まったくありませんでした。
私が頼めば上になったり下になったりと言う事は聞いてくれるのですが…。
んー…それじゃダッチワイフと変わらないと思いませんか?

でも今はまったく違うのです。
私が喜びそうな事を、あれやこれやと考え出しては私に試しています。

浮気でも何でも妻の好きにすればいい。 その気持ちは今も変わりはありません。
でもあの日以来、妻は私以外の男性とは一切接触しなくなってしまいました。

確かに妻が接触した男達は、体験談に書いたような「妻の合意」が得られるような人達ばかりではありませんでした。
妻にとって有害となる痴漢も多々居ました。 元々犯罪行為なので無害の痴漢と言うのも変ですが。
それらから妻を守るにはそれなりにエネルギーを必要とします。
妻が嫌がるようなことをすれば妻の態度でもそれとなく判るし、時には妻自身の口から「あの人に○○された」と言ってくる事もありました。
そういった人達には、妻とは別の場所で二度と妻に近づかないように私からお願いしてきたつもりです。
妻に嫌われるようでは私にとっても存在理由が見当たらない訳ですから、丁重にお引き取り願うしかないのです。

ただ最近は妻が、「あの人に○○されたー」と何でもかんでも報告してくるので「もーそれくらいいいじゃない、許して上げなよ」とこちらがそれらの男性を擁護する始末です。
というか、そんなことでイチイチ起こさずに私をゆっくり寝かせて欲しいんですが。

そんな最近の妻を見ていると、最初から好き好んで他人に抱かれたくは無かったんだな、と今にして思います。
私も妻も、この三年間の行動については、お互い相手の事も自分の事も、一切口にしませんから真偽の程は定かではありませんが。

私は妻と結婚してからこの方、妻以外の女性に目をくれた事など一度もありませんでした。
信じられないでしょうけど本当です。 私が女性にもてない訳ではないんですけどね。
妻には「いや、パパは男にもてるタイプだ」とスッパリ切り捨てられていますが、まだまだ言い寄られることだってあるんです。
「それじゃ、君は何で俺を選んだんだ」と妻に問えば「ボランティア」の一言。 まさに一刀両断です。

でも、本当に妻以外にはまったく興味が無いのです。
私の「妻が」誰かに覗かれたり「妻が」誰かに抱かれたりすることに興奮する性癖も、多分その表れだったんだと思います。
そしてその時の「妻の」反応が見てみたい…。 まぁ屈折しているのは確かですが。

妻も私以外の男には、まったく興味が無い人間なんだと思います。
妻に聞いた訳ではありません。 ただ、そう考えると妻の取った行動の多くが納得できる気がするのです。

この三年間の性的体験を通して得た、私達夫婦間の不思議な一体感は、ジグソーパズルの最後の一つを嵌め終わった時の感じに似ています。
一度お互いに性交渉を絶ち、性に関して様々な体験をしたことで、自分の心と体の中の足りないものを知り、探してみたら、それはやはりお互いの心と体の中にあった…。
おそらく、そんなことなんだろうと思います。

最後に残っていた荷物をキャンピングカーに運び終わると、私達は新居に向かい出発しました。
私達の新居は郊外の戸建住宅です。 私の50歳の節目と二人の再出発の意味も込め思い切って買い替えました。
ここからは1時間足らずの距離です。

引越しの1ヶ月ほど前、荷物を整理していて、お宝映像の詰まった8ミリビデオテープが100本近く出てきました。
それからは毎晩のように徹夜してテープの取捨選択作業が始まりました。
捨てる物(私にとっての超お宝映像以外の物)はすべてパッケージを破壊しテープを引き出した上でハサミで裁断です。
文字通り、気の遠くなるような作業です。
裁断した磁気テープは途轍もない量にかさばりました。

強力磁石で消去を試みましたが映像は消去しきれませんでしたし、環境問題から燃やすこともできず、いくら妻を覗かせたい性癖を持つ私でも、さすがに妻のビデオを売ったり譲るわけにもいきません。
結局、裁断することにしたのです。

あの日以来、家の中でも妻は私から決して離れようとはしません。
常に一緒に居ます。 書斎はもちろん風呂までも。
そう。 トイレ以外は。
いや、トイレに立つ時も「どこ行くの?」って聞かれる時があります。
家の中に居てトイレに立つ時、イチイチどこに行くのかと奥さんに聞かれる旦那が他に居たら教えて欲しいと思います。

とにかく、妻には極秘の作業を予定している私にとってはマンツーマンディフェンスを掛けられた状態です。
このプロジェクトは妻が寝静まった深夜に決行することになりました。

ある晩、黙々と作業をしていると、突然ガチャリとドアが開いて、妻が目をこすりながら「パパー、も1回しよー」と入って来ました。
私は心臓がひっくり返るくらい驚いて、

(も1回しよっじゃねえよっ! トットと寝とけよっ! いや、その前に…、もう煙も出ないってばっ!)

声には出しませんでした。 私が妻にそんなこと言える訳ないですから。
絶叫しそうになった、ただそれだけのことです。

「さ、もぅ遅いし、明日は早いし、外は寒くなったし、ローンは始まるし、ちゃんと寝よ? な? な?」

もう家の中にも安息の地は見当たりません。

新居に向かい出発して間もなくすると連日の仕事疲れから私は生あくびの連発です。

「目、覚ましてあげよっか?」

妻が危険な目をしています。
最近よく見かける何かを企んでいる時の目です。
妻はシートベルトを外すとパンティを脱ぎました。
そして、ドアにもたれる様にして私の方に下半身を向けると、その足を広げました。

「ねぇ見て…」

私の大好きな妻の部分を、妻は惜しげも無く指で広げて見せてくれます。
膣口まで覗くほど開いた妻の卑猥な姿に、私の分身もズボンの布地を押し上げ始めました。、

「やだなぁ、貴方の目を覚まさせてあげようと思っただけなのに、こっちの子も目が覚めちゃったの? やれやれ、仕方ないな」

そう言うと妻は、私の股間からペニスを取り出し咥え始めました。

「おいおい、危ないって」
「貴方は運転に集中してて。 真由美はこの子と遊んでるんだから。 ねー?」

私のペニスに話しかけるように、そして愛しそうに唇で咥えると、喉奥まで飲み込み始めました。
しばらくして、弄ばれ続けたペニスに射精感が押し寄せてきました。
妻はそれを察知すると唇を離し、

「ねぇ見て…真由美の○○○○も…もぅこんな…」

トロトロと愛液に濡れた局部を指で押し広げ、私に見せ付けました。
パブロフの犬が頭の中を駆け回り始めます。

私は通りすがりにコンビニを見つけると駐車場に車を乗り入れました。
そしてズボンを下げシートを倒すと、妻を私と向き合うように跨らせました。
妻の膣奥まで、ヌルヌルとペニスが飲み込まれていきます。

「あぁ、いぃ… 私、すぐ逝っちゃうかも…」

通りがかりの人がこちらを見ています。

「あっ嫌っ! 見られちゃう! 真由美の○○○○、覗かれちゃう!」
「見たいやつらには見せてやればいい」

妻の膣奥の子宮口の感触をペニスの先端で味わいながら、再び射精感が押し寄せてきました…。

「出すぞ!」
「私もっ! 来てっ、来てっ、一緒にっ、一緒にっ!」

ガクッガクッと妻が腰を刻みます。 私のペニスが大量の精液を妻に流し込み続けています。

「パパ…」

妻はそう言うと、私の体を強く抱き締めました。

新居に越してから荷物を片付けるのに1ヶ月以上かかりました。
何だかんだと妻の目を盗んではビデオテープの裁断作業です。
ハサミを握る握力も増しました。指にはタコまで出来ました。

撮った時にはあれほど興奮させてくれたビデオも、ライブの妻ほどには私を興奮させてはくれません。
結局、4本残して全部処分しました。
この4本も特に残しておきたいというわけでなく、ただ、何となく、です。

この4本の妻を盗撮したビデオには過激な映像など入っていません。
妻の露出行為も無く、ただ画面中央にプールや海で一人で佇む妻の姿を捉えただけの何の変哲も無いビデオです。
そのテープには、画面から私が立ち去った後と、私が戻った時の妻の表情が映っています。
私が戻る時、妻の表情に光が差すのがわかる。そんなビデオです。
可愛いらしい妻の表情はすべて私だけに向けられていた。
そんなことを気付かせてくれたビデオです。

毎日毎日、私が妻の顔を見るたびに、いえ、私が妻を見ることで、妻が美しく綺麗になっていく、そんな気がしています。

そんな妻は、今もベッドにも行かず、私の膝を枕にして安心しきったように眠っています。
妻の横顔を眺めながら、ずっと心に引っ掛かっていた、あの時妻が私につぶやいた「私も生きてるのかなぁ」の言葉の意味が解かったような気がしたのです。

妻は私がそばに居ることで、見守って貰える安心感に浸っていたのだろうと。
そんな些細なことで、自分が生き、生かされている喜びを見出していたのだろうと。

妻にとって私は父親でもあり子供でもあるのです。
父親であり続けるために、彼女が甘えたい時には好きなだけ甘えさせてあげようと思っています。
子供であり続けるために、時には私からもワガママを言ってみよう。 そんなことも考えます。
僅かに残る私の夫としての立場など、セックスの時だけで充分なのですから。


妻の横顔を見つめながらその頬に手を当てると、妻が眠たげに目を覚ましその瞳を私に向けました。

「なあに?」
「なぁ…知ってるか? 俺は君を愛してるんだ」
「知ってる…」
「いや、たぶん君が思ってる以上にさ」
「じゃあ、それを教えてくれる?」
「ああ、少しずつな」
「だーめ。 いーまっ!」

妻は私の膝枕のまま体の向きを変えると、私のペニスを取り出し始めました。

「もう、起たないよ」
「そうなの? んー…それじゃ吸っててもいい?」

私は頷きました。

妻は赤子のようにそれを唇に咥えると、その瞳を静かに閉じました。
そして、時折思い出したようにそれを吸っては、またウトウトとし、やがて深い眠りに落ちていきました。

私は妻の髪を撫でながら、ただその横顔をずっと眺め続けているだけでした。

【真由美】 【完】  

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


  1. 無料アクセス解析