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北原夏美 四十路 初裏無修正

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第一章①電車の中で

私は女性に対しまったく免疫も無い多感な時期に、痴漢、いえ痴女に出遭いました。
しかも二回も。

今まで生きてきた中で、男同士で自慢できるような事と言ったら、おそらくこれくらいのことしか無いと思います。

初めての痴女との遭遇は、まだ高校に電車通学していた頃のことでした。
その日の朝、満員電車に乗り込むと、私はいつものように混み合う出入り口付近を嫌い、車両の中ほどまで進みました。
そこで両足の間にカバンを挟む様にして置き、文庫本を取り出すと対面シートの肩の部分の取っ手を片手で掴み、そして読み始めました。

(ぷにゅ)

私の文庫本を持つ左手の肘に何かが当たりました。
誰かの体に当たったのは判りましたので、失礼の無いよう私は自分の肘を体に密着させるようにして引っ込めました。

(ぷにゅ)

また肘に何かが当たります。
満員電車の中、私はこれ以上詰めることもできません。

私は顔を上げ、窓の外を見るフリをして窓ガラスに映る私の隣の人物を見てみました。
20代後半のくらいの整った顔立ちのスーツ姿の女性でした。
スーツの襟を形の良い胸が押し上げています。 Dカップはありそうな…。

その女性は私と同じように窓の方を向いていました。
電車は短いトンネルに入り、窓ガラスが鏡のように車内を映し出しました。

(あっ…)

その女性は私を見ていたのです。
窓ガラスを通してハッキリと目と目が合ってしまいました。
そして… 微笑まれたような気がしました。

その頃まだ純情だった私は、慌てて視線を本に戻しました。
たったそれだけの事なのに心臓が早鐘のように鳴り出しています。

私は自分の肘の辺りを横目で見てみました。

なんと、その女性はスーツの襟からブラの透けるブラウスに納まった胸を突き出すようにして私の肘に押し付けているのです。

私の全神経が肘に集中してしまいました。
読んでいる本の内容などまったく頭に入りません。
おそらく耳まで真っ赤になっていたと思います。

その女性は柔らかい胸の頂き辺りを、ゆっくりと回すように私の肘に押し付けてきます。
私の肘は女性の乳首が硬く尖り始めたのを感じ取りました。

(やばい! 起っちゃう!)

乳首のコリッとした適度な硬さの感触が肘に伝わってきます。
それは時折離れてはツンッツンッと私の肘を突付き、先端だけで触れては乳房全体を押し付けたりと私の肘を弄びました。

(俺…誘われてる? どうしよ…どうしよ…)
(やめとけ。 下手に手を出して「痴漢っ!」って騒がれたらどうするっ!)
(何言ってんだっ! 今すぐ振り返って乳揉めっ! 今すぐにだっ!)

私の降車駅までの約10分間、私の心の中で天使と悪魔が取っ組み合いの喧嘩をし始めました。
もう文庫本の文字に焦点すら合いません。

天使と悪魔の決着が付かないまま、電車は私の降車駅に着いてしまいました。
その女性も降りる駅だったようです。 私の前を歩いています。

(声を掛けようか…。 勇気を出せっ! 出すんだっ!)

でも…。
小心者の私は彼女の後姿を見送るだけで終わってしまいました。

その女性とはその後何度か遭遇し同じ目に遭いましたが、結局、小心者の私からは何もできませんでした。

(痴漢って男だけじゃ無い… 女だって痴漢することがあるんだ…)

それは自分にとって一つの衝撃でした。
その女性の生の乳房も見たことが無いのに、その感触だけはしっかりと肘が覚えていました。

私は駅のトイレに走りこみ、遅刻ギリギリまで自慰行為を繰り返したのです。

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