[1965] 揺れる胸 14 投稿者:晦冥 投稿日:2005/04/09(Sat) 23:40
唾液を交換するような長いキスを終え、私は2本目のビデオをセットした。
寝ても良いと言ったのだが、雪絵は寝ようとせず私の股の間に座る。
抱きつくように腰に手を回してはいるが、私と雪絵の配置は1本目のビデオで最後に見た三河と雪絵の位置と同じだ。
私の固くしたものに頬を寄せるようにする雪絵。
自分が頑張った結果の反応に満足でもしているのだろうか?
この姿を見ているとやはり雪絵は私の為に身体を許してきたのだろう。
そう思うと喜ばしくもあり、少し不満に思ってしまう私はただのわがままなのかもしれない。
ビデオを再生すると画面は2人の姿が映っていなかった。
「旦那さん見てますか?」
そのカメラは撮っている岩本の方へ向き
「こうやって顔を見せるのは初めてですね。岩本です」
と私に挨拶をしてくるのだ。
50を間近にした三河と比べ、岩本はそれよりも少し若いくらいだろうか?
それでも40代の前半くらいだろう。私よりも年上と言うのはわかる。
薄くなり始めた頭部は三河よりもスケベそうな顔のようにも見えた。
手を伸ばして自分を撮っているのだろう。カメラの重さに思わず
「おっと・・・・」
そんな声を上げてレンズを下に向けてしまったようだ。
「そんなっ・・」
岩本はカメラ担当で雪絵には手を出さない。
確かにその約束は守られている。
しかしレンズが一瞬下に向き映ったものは、完全に露出させた岩本の股間であった。
一瞬でもその股間が重力を無視したかのように固く起っているのは理解できた。
手を出すのは三河一人。カメラマンは手を出さない。
カメラ担当の岩本にした約束と言えばそれくらい。雪絵に裸を見せてはいけないなんて約束はしてなかったのだ。
いつからなのだろうか?
ひょっとしたら三河が脱いだ時にはすでに2本の勃起した陰茎が雪絵の目に入っていたのではないだろうか?
「すいません画面が乱れちゃいましたね。奥さんの方なんですけど・・」
岩本はそんな状況は普通だと言うかのように、その事に触れることはない。
「いい奥さんですね。おっぱい大きいし私もパイズリさせてみたいですよ。今度私も入れさせてください」
三河と比べ岩本はスケベ心丸出しと言った感じだろうか?
もちろん内心は三河も岩本も変わらないだろうし、当然私も人など言える訳がない。
それでも言葉を選ぶ三河と比べ岩本はストレートに思った事を言う男のようだ。
募集した時に岩本が来たなら私は断っていたかもしれない。
しかし今となってはその岩本の言葉が私の興奮を煽る材料となっていく。
「今度3Pでも撮らせてくださいよ。上下のお口にずっぽり・・なんて最高だと思いませんか?」
雪絵と三河がいる部屋とは別の場所で撮っているのだろう。
おそらく三河が考えた提案ではないはずだ。
三河に弄られ続ける雪絵を見て思わず先走りしてしまった行動なのはずだ。
「考えといてくださいよ。そうそう、奥さんと三河さんの方が旦那さんには気になりますよね?」
画面は岩本の顔から室内へと変わった。
撮っていた場所は脱衣スペースだったらしい。
洗面台や風呂場のドアなどが見える。
「バッテリーの交換とかテープの交換とかでちょっと手間取っちゃいましてね・・
実は1本目のテープから30分経っちゃってるんですよ・・どうなってるかな・・」
30分?岩本は私が見ることの出来ない空白の30分があることを伝えてきた。
もちろん1本目も撮りっぱなしと言う訳ではなかった。
しかし所々が切れていてもそれだけ長い時間切り続けたことはなかったはずだ。
30分もあれば何をしているだろうか?
実際の時間はわからないが、ビデオの2時間の間だけで雪絵は
唾液を交換するようなキスもさせられたし、ソープ嬢のように胸を使って陰茎も洗わされた。
絞り出されるように胸を縛られたし、潮まで噴かされた。恥ずかしすぎる両の穴もカメラに晒してしまった。
「時間が開いてるって言ってもお約束通り、奥さんが嫌がる事はしてませんよ。乱暴もしてません」
私の頭の中を見透かしたように言葉を続けると、岩本が持ったカメラは2人の居る部屋へと移動していった。
部屋に入るとカメラは私を焦らすように関係のない物を撮っていく。
しかしそうしながら一歩一歩近づいて行ってるのだろう。
また興奮してきたような岩本の鼻息と一緒に別の音が混じってくるのだ。
ジュポ、ジュル、クチャ、何と表現していいのかわからない。
しかしその音は液体が何かによって立てさせられている音であることは理解できた。
そしてそれに混じって聞こえる音。
すぐに何の音であるのかはわからなかった。
その音は機械的に一定のリズムと音程で鳴り続けている。
「そうもっと奥まで・・もっと吸い付いてごらん」
三河の声も聞こえてくる。
「うぅっ・・ん・・んっ・・」
それに応えるような鼻から漏れる苦しそうな音も聞こえる。
「おぉ・・すげぇ・・もうこんなに・・」
画面はそんな岩本の声と同時に、床をゆっくりと移動しながら2人に近づいていくのだ。
「そ・・そんな物を入れながら・・・」
思わず声を漏らしてしまった。私に抱きつくように寄り添う雪絵も驚いた顔をしてみせる。
しかし、自分の痴態が画面に映ったことくらいは想像出来るのであろう。すぐにまた私の股間に顔を埋めてくるのだ。
床からゆっくりと上げられていった画面。
そこには少し脚を広げるように正座をした白いヒップが映し出された。
痛いほど食い込んでいたはずの縄は少し横にずらされ、肉つきのいいヒップへと食い込んでいる。
元々縄があったはずの中心には、黒々とした人工物が顔を出している。
いや正確には顔を出しているわけではなく、その人工物が深々と沈み込まされているのだ。
先ほど聞こえていた機械音の正体はこれであった。
バイブレーター。
それがどんな形状でどれ程の大きさなのかと言うことも判らない程深く入っている。
「んんぅ・・うぅぅ・・っん」
苦しそうに聞こえた鼻から漏れる声。
本当は苦しいからではなく、深々と埋められたバイブによって漏れていた声なのではないだろうか?
画面に映っているヒップは微かに上下に動いているのだ。そう思っても仕方がないだろう。
画面は少しずつ上に上がり雪絵の頭部を映す。
後ろから撮られた姿は、三河の股間に顔を埋め激しく上下させているのを伝えてくる。
そのアップからゆっくりと画面は引いていく。
2人の全体を映し出すとその卑猥さは一層際立ってくる。
ソファーの背に両手を掛け、大きく脚を開きながら踏ん反り返る三河。
そんな三河の股の間で正座をしながらバイブを深々と挿入され、菱縛りで締められながら何度も頭を上下させる雪絵。
もともとSという性癖の私にとっては嫉妬を覚えないはずのない、羨ましい状況であった。
私は雪絵を縛ったこともあったし、バイブを入れたこともあった。バイブを入れながらフェラチオさせたこともある。
しかし今は私が雪絵にさせてきたフェラチオよりも、三河は一層卑猥な音を立てさせて咥えさせているのだ。
「ジュボジュボすごい音させてますよ・・旦那さんにも聞こえてますか?」
岩本に言われなくてもその音は私の頭から離れることはない。
「じゃあ 今度は咥えてる奥さんの顔を撮りますね・・」
そう言ってカメラは2人の横へと移動していくのである。
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