[2363] 隣の芝生 7 投稿者:石井 投稿日:2005/11/04(Fri) 06:35
それから半月ほどすると、また妻に変化が起こりました。
毎日では無いのですが、以前の様に妻からセックスを求めてくる様になったのです。
最初は妻が戻って来た様で嬉しかったのですが、何か腑に落ちません。
それは妻が求めてくるのが、連日だったり3日もなかったり様々だったからです。
あれ以来、妻は隣に行っても私が帰って来る前には、必ず家に戻っていた為に気付きませんでし
たが、いつ妻が隣に行っていたか娘に聞くと、どうも隣に行った日と私に求めて来る日が一致し
ているのです。
「今日は残業で、帰りは10時頃になると思う」
家を出る時に妻にはそう言って9時に帰ると、案の定妻はいません。
「お母さんは8時30分ぐらいに、明日の打ち合わせをすると言ってお隣に行ったわ」
「着替えて行ったか?」
「ううん。帰って来てそのまま」
それと言うのは今朝見た時に、妻は一番短いミニのタイトスカートを穿いていたからです。
私はまた隣の庭に忍び込むと、東の応接室から妻の声が聞こえました。
「それでは明日、開店3日間の目玉商品を何にするか、決めておきます」
「ええ、全て真美さんに任せたのだから、詳しい報告はいりませんよ。それよりも、今日はマッ
サージではなくて、また耳掃除をお願いしてもいいかな?」
打ち合わせは本当でしたが、片山へのサービスはまだ続けていたようです。
「耳掃除ですか?いいですけど、この前の様に変な所に手を置かないで下さいね。それと、絶対
にお触りもなしですからね。それでは布団を敷いてきます」
「ああ、真美さんも疲れているのに悪いね」
西の和室に明かりが点いたので、私も急いで移動しました。
「ここに寝て下さい」
「真美さんの太腿は、ふっくらと柔らかくて凄く気持ちが良い。」
「キャッ。社長、変な所に手は入れないでと言ったでしょ?」
「太腿の間に手を入れていると、母の懐に抱かれている様で安心出来るのですよ。これ以上奥は
触れませんから、許して下さい。あー、極楽、極楽」
「もー、手を置くのは許してあげますから、動かさないで下さい。耳の中を傷付けても知りませ
んよ。はい、反対の耳をしますから、こちらを向いて下さい」
タイトのミニで正座をすると、スカートは脚の付け根辺りまで上がってしまいます。
その状態で、太腿に頭を乗せて妻のほうを向けば、片山からはパンティーが見えているかも知れ
ません。
その時私は、怒鳴り込もうかと思いましたが、忍び込んで盗み聞きしていた負い目から、躊躇し
てしまいました。
「もう社長ったら。本当に止めて下さい」
「何がですか?」
「何がではなくて、脚の間にある右手も動いているし、左手までお尻を触っているでしょ?」
「そう怒らないで下さいよ。前にも言った様に、私は男としては終わっています。これは厭らし
い意味で触っているのではなくて、こうしていると本当に安心出来て、凄くリラックスするので
す」
片山は男としての機能を果たさない事を、妻にも話していたのです。
その事で妻の心に油断が生じ、この様な事を許しているのかも知れません。
「真美さん大丈夫ですか?息遣いがおかしくないですか?」
「少し足が・痺れてきた・だけです」
「それなら良いのですが、気分でも悪くなったのではないかと心配しました」
「きれいに・なりました・もう主人が帰る時間なので・失礼します」
私が慌てて家に戻ると、すぐに妻が帰ってきました。
「あなた!早かったのですね。気付かずにごめんなさい。明日の打ち合わせに、社長の家に行っ
ていました」
「打ち合わせだけか?」
「はい」
私はあの様な事をされていた事よりも、嘘をついた事が許せませんでした。
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