[2439] 隣の芝生 23 投稿者:石井 投稿日:2005/12/05(Mon) 06:49
由美子さんはご主人に知られたくない一心で、旅行中は片山の奥さんでいるという事とは、どの
ような事なのか深く考えもせずに同意してしまいましたが、すぐにその意味を思い知らされます。
「では早速、一緒に朝風呂に入りましょう。」
「えっ、一緒に・・・・・・」
「何を驚いているのです?夫婦なら普通にしている事ですよ」
先に入っているように言われた由美子さんは、しっかりとバスタオルを巻いて入っていると、片
山は自慢するかのように隠しもせずに、大きな物をブラブラさせながら入って来ました。
並んで入っていると、狭い湯船では肌と肌が密着してしまいます。
「由美子さん、夫婦の証にキスをしてくれますか?」
昨夜も散々迫られたのですが、いくら感じていても本能的にそれだけは避けていました。
ご主人を裏切るという意味もあったのでしょうが、それよりも親ほど歳の離れた男の唇に嫌悪感
を持っていたのです。
「・・・・・・出来ません」
「そうですか。やはり夫婦だと思う事は無理なようですね」
そう言って片山が立ち上がると、ご主人に打ち明けられると思った由美子さんは、慌てて手を掴
みました。
「キスします。頬で良いですか?」
「付き合い始めたばかりの恋人同士では無いのですよ。夫婦なのだから当然唇です」
由美子さんはギュッと目を閉じて、そっと唇に触れたのですが、片山に抱き締められて唇を押し
付けられ、舌の侵入まで許してしまいます。
由美子さんは、口の中を這いずり回る老人の舌に吐き気さえ覚えたのですが、逃れられないよう
に片手で強く腰を抱かれ、もう一方の手で後頭部を押さえられていては、どうする事も出来ない
で身悶えていました。
「さあ、今度は私の身体を洗って下さい」
洗い場に背を向けて据わった片山を見て、背中を流すだけだと思って洗い始めたのですが、当然
それだけでは済みません。
片山は立ち上がるとお尻も洗わせ、それが終ると今度は前を向いて座りました。
「今度は前もお願いします」
首筋から胸へと洗って行ったのですが、そこから下は洗えないどころか見る事も出来ずに、顔を
背けて足に移っていきました。
「あとはオチンチンと玉だけですね。ここはタオルでゴシゴシ洗われては痛いので、手でお願い
します」
「出来ません」
「家内はいつも洗ってくれましたが、ご主人のを洗ってあげた事は無いのですか?」
「無いです。主人の事は言わないでー」
「ごめんなさい、そうでした。今は私の家内でした。それなら早くお願いします」
由美子さんは手にボディーソープを取って泡立てると、顔を背けたままそっと握りました。
「もう終わりですか?ここは念入りに洗って下さい。私がもう良いと言うまでは止めてはいけま
せん」
〔やはり勃起はしないが、全身の血液が一点に集中したようで気持ち良い。硬くならなくても快
感はある。目の前のポッチャリとした唇に包まれれば、更に快感は増すだろう。しかし朝食の時
間も迫ってきたので、今夜の楽しみに残す事にした。薬を飲んでも駄目だったが、このような事
を続けていれば、もしかしたらと思った。〕
妻も同じような事をさせられたかも知れないと思いながらも、由美子さんの顔と身体を思い出し
てしまい、さも自分が洗われているかのような感覚に陥り、右手の動きは早くなって行きました。
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