管理人から

管理人

Author:管理人
管理人がおすすめするカテゴリに★印をつけました。



アダルトグッズのNLS








最新記事


カテゴリ

北原夏美 四十路 初裏無修正

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[2374] 背信10 投稿者:流石川 投稿日:2005/11/07(Mon) 00:04

川村とは、北海道での限定した関係にするはずだった。亮輔との結婚生活を壊すつもりは毛頭なかったし、どれほど川村が求めてこようと毅然としていようと決めていた。だが、実際には東京へ帰ってきてからも、由紀は川村の誘いを断ち切れなかった。
「さあてと。今日もたっぷり可愛がってやるぜ」
 仕事の打合せの後は、当然のようにホテルへ連れ込まれるようになった。行けば早くて数時間、ときには十時間以上も弄ばれることになる。
「そんなにしゅっちゅう家は空けられないわ。せめて月に一度とか、二週間に一度にしてください」
 どれほど由紀が嘆願しようとも、川村はどこ吹く風だ。

 もうひとつ、由紀の恐れているのが妊娠だった。まだ身ごもった経験こそないものの、亮輔との結婚前に産婦人科で検査を受け、母体として欠陥がないことは証明されている。一方で由紀はピルを受け付けない体質だった。対策は男にゆだねるしかないのだが、川村は避妊を一切しない。
「安全日のときは教えるから、それ以外はゆるして」
 そんな由紀の叫びをせせら笑い、川村はいつも子宮の奥深く、密度の濃い白濁をさんざんに浴びせかけるのだった。
「本当に妊娠したらどうするの?」
「産めばいいじゃねえか、旦那のガキとしてな。腹ボテになりゃあ、それ以上妊娠の心配なんかしないで、おまえも思いっきり中出しを愉しめるってもんだ」
 このままでは、いつか孕まされてしまう。不安を胸に抱えながら、一度官能の奔流に呑み込まれると我を忘れ、
「由紀を妊娠させて!」「あなたの赤ちゃんが欲しいの!」
 などと絶叫してしまう由紀だった。

(もう終わりにしよう……)
 何度考えたか知れない。だが、自分から別れを切り出すには、川村とのセックスはあまりに甘美すぎた。決まって気も狂わんばかりの快楽を約束してくれる川村に対して、由紀が従順な女へと変わるのにそれほどの時間はかからなかった。
 もはや、主従関係は完全に逆転していた。

 やがて、情事の場は川村のマンションに変わった。性処理の相手はもちろん、掃除・洗濯・食事の仕度と、あらゆる世話をさせられる。電話やメールでの呼び出しは、当初こそ平日の昼間だったが、そのうち夜間や休日にもかかってくるようになった。そのたびに由紀は亮輔にいろいろな口実を設け、後ろめたさを胸に男を訪ねるのだ。
 持たされた合鍵で部屋に入ると、
「よう、お帰り。旦那とは気持ちのいいおま×こしてるかい?」
 ビールを呑みながら尋ねる川村は、下半身丸出しでソファに悠然と腰掛けていることが多かった。
「……ああ……」
 すでに何十回も受け入れ、そのたびに恍惚の頂点へ導いてくれる肉塊。それが隆々とそそり立つさまに、由紀はふらふらと吸い寄せられ、外出着のまま川村の股間に脚を揃えて跪くと、まず舌と唇の奉仕を始めるのが常だった。

 美しく化粧を施した由紀が、頬をへこませて自分の怒張を喉元深く出し入れするさまを、川村は満足そうに見下ろす。
(ふん。可愛い女になったな)
 やがて、充分に欲情が高まったところで「こいよ」とベッドへ誘う。従順にしたがう由紀。乱暴に押し倒し、荒々しく下着を剥ぎ取ると由紀の秘芯にはびっしょりと夜露が降りているのだ。そして挿入。待ちかねたように絡みついてくる熱肉の感触を味わいながら、律動を早めていく。
「あああ……川村さん! たまらないわ! 由紀、もうイッちゃう!!」
 あれやこれやと淫らな体位を強制され、精も根も尽き果てた状態のまま、川村の腕の中で朝を迎えるのは何度目だろうか。
 もともと急な取材や泊りがけのロケが多かったとはいえ、さすがに亮輔も不審に思っているはずだ。確実に近づいている破局の足音。だが、それでもいいとさえ、この頃の由紀は思い始めていた。

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


  1. 無料アクセス解析