[3889] 鬼畜 2 投稿者:鈍 投稿日:2006/01/06(Fri) 20:38
妻に限って浮気など出来るはずは無いと信じていた私は、この時はまだ妻を疑う気持
ちなど全く無く、ただ嘘を吐かれた事に腹を立てていました。
「そうか。最近はツードアのスポーツタイプのタクシーも有るのだな」
私がそう言い残して寝室に行くと、後を追う様に入って来た妻の目には涙が光ってい
ます。
「ごめんなさい。嘘を吐きました。本当はゼミの仲間に送ってもらいました。」
「誰に?」
「・・・清水君。でも変な関係では有りません。3人送ってもらって、たまたま私が
最後になっただけです」
「本当か?本当は2人でホテルに行っていたりして」
私は疑ってもいませんでしたが、妻の方が男に送ってもらった事を意識しているよう
だったのでからかってみると、妻は声を荒げて否定しました。
「ホテルになんか行っていません。彼とはその様な関係では有りません。手を繋いだ
事も有りません」
初めて聞いた激しい口調で、逆に2人で会っていたのではないかと勘ぐりましたが、
妻の性格や同級生だとすると彼との歳が10歳以上も違う事を考えれば、変な関係に
成る事までは考えられず、仮に2人で会っていたとしても、遅い青春を少し楽しんだ
だけだと、多少大目に見る事にしてしまいました。
しかしその後も回数は減ったものの、やはり帰宅の遅い日が有り、1週間ほど経つと
何故か私とは目を合わさなくなって会話も減り、何かと理由を付けてセックスも拒む
ようになって行きました。
更に1ヶ月経った頃には、私と同じ部屋にいる事すら避けるように成ってしまい、私
が眠るまで子供の部屋にいるので、2人の時間は殆ど有りません。
「どうして俺を避ける?毎日毎日不機嫌そうな顔をして。何か不満が有ったらはっき
りと言えよ」
「避けてなんかいません。それに何も不満なんて有りません。ただお願いが・・・・・」
妻のお願いとは、ゼミで旅行に行く事でした。
私が目撃した車の彼も同じゼミだという事も有り、この事を私に言い辛くて悩んでい
たのだとまた勘違いしてしまい、これで以前の様な明るい妻に戻るのなら、教授や他
の生徒も一緒で、2人だけで行く訳では無いのだからと許可してしまいます。
しかし旅行から帰った妻は明るくなるどころか、更に私を避けるように成ってしまい
ました。
いくら鈍い私でも、流石に妻に何か有るのでは無いかと疑いました。
(妻に何か有る。浮気か?いや妻に限ってそれは無い。それなら何だ?妻を疑った俺
を嫌いに成ったのだろうか?)
私の中で絶えず葛藤が続き、仕事中も考えてしまうようになってしまい、身体の調子
が悪いと勘違いした上司や部下から心配されたので、妻との事をはっきりさせようと
早退させて貰って、大学の前に車を止めて電話しました。
「こんな時間に、どうかしましたか?」
「ああ、裕子に尋ねたい事が有る。お母さんや子供達には聞かせたくないから、今か
ら会えないか?」
学校まで来ている事を告げずに言うと、妻は何か察したらしく、すぐには返事が出来
ずに沈黙が続きます。
「実は、ゼミの教授に資料の整理を手伝って欲しいと言われていて、今日は少し遅く
なります。終り次第帰りますから、話は今夜では駄目ですか?」
妻が嘘を吐いていると感じた私は、その場で妻が出て来るのを待っていると、白いス
ポーツタイプの車が横を通り過ぎて行きました。
その車のリアウインドウには、見覚えの有る大きなステッカーが貼って有ったので先
日の車だと判ったのですが、ウインドウは黒く中がよく見えません。
もしかすると、妻が助手席に乗っているかも知れないと思い、後を追うと駅前のファ
ミレスに入って行ったのですが、予想に反して降りて来たのは真面目そうな若者1人
だけでした。
(待ち合わせ?)
どちらにしても普通に電車で帰るなら、妻はここの前の道を通るはずなので、その若
者の後ろの席に座ってコーヒーを飲んでいると、後ろから話し声がしました。
「清水じゃないか。今日はここで裕子奥様と待ち合わせか?」
「俺は別に・・・・・・」
「隠すな。清水と裕子奥様が付き合っている事は、もう皆が知っている事だ」
「付き合うだなんて・・・・・・・・」
「隠すなって。この間も2人で旅行に行ったのだろ?偶然高速のドライブインで、清
水と裕子奥様を見掛けた奴がいるぞ。その夜こいつが貸して欲しいCDが有ったので
携帯に電話したそうだが出なかったらしいな。裕子奥様とアレの最中だったのか?」
するともう1人の若者が。
「何も知らなかったので、電話してしまって悪かったな。実はその後、携帯に出ない
ので何か有ったのかと心配で自宅にも電話してしまった。するとお袋さんが出て、ゼ
ミで旅行に行っていると言うじゃないか。同じゼミなのに俺だけ退け物にされたと思
って、慌ててこいつに電話したら、どうも2人だけのゼミ旅行らしいと聞いたよ」
手は震え、血の気が一気に引いて行きました。
春がやってきたあああああぅぁぁぁぁぁああ!!!wwww
3次元の女ってマジ柔らかくて気持ちいーのな!
これでお小遣いまで手に入るとか夢見心地すぎてクソワロタwww
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