幸せな結末74
和君 7/27(月) 23:23:39 No.20090727232339 削除
これが、九月に美千代と出会ってから、二月に加奈と離婚するまでの約四ヶ月間の話です。
全部を離す必要が無いので、必要に応じて、言葉を選んで話していく。
まして、性交渉のシーンは全てカットである。
私は、この話の中から、加奈が一番、知りたがっていた部分
何故私が美千代と関わることになったのかを説明をした。
説明の中での、加奈の疑問には慎重に答えていった。
加奈が納得すると話を次に進めた。
美千代を見たがまだ落ち着いている。
次に、清水が泥酔をして・・・・
美千代は、私の腕を握り震えている。
これ以上は無理かと聞くと、無理との返事、明日でも家に行くと帰す。
美千代が部屋を出て行った後、冷蔵庫から、ビールを持ってきて加奈の横に座る。
ビールを飲みながら、先ほどの続きを始める。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
清水が泥酔して、加奈と間違えてレイプし妊娠した。
そのときのショックで精神が安定しない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
加奈もかなりの衝撃を受けた様である。
「先ほどの美千代の様子を見ていると気づいただろう」と言うと、じっと俯いていた。
あれが、お前たちのした事の結果だ、そう叫びたいのをグッと堪えた。
ビールを三本開ける頃には、二人とも出来ていて、私の手はブラの中にあった。
揉むと私の手に伝わる反応は、長年馴染んだ反応である。
乳首を摘んだときの指に伝わる感触も耳に響く喘ぐ声も
二十五年の二人の歴史の中で培ってきたものであった。
私の微妙な感傷に気づいた加奈は自慢げに言った。
「逃がした獲物は大きかったろう。
寂しいときは時々は相手してやろうか」
心を見透かされた私は、加奈をベッドに押し倒した。
加奈の方が積極的に求めてくる。
私に圧し掛かる形で、キスをしてきた。
二人とも、服を脱ぎ全裸になる。
加奈は、体中にキスをしてくる。耳・首筋から始まって足の先まで。
今まで、私が加奈にしてきたことを加奈がしているのである。
首筋とか太腿に、キスマークがついていく。
「不味いよ。会社に行くと、いい年して」
「和君はいつもこうして、私につけていたんだよ。お返し」
そう言いながら、私の硬くなった物を咥えた。
異常な興奮に、加奈の咽喉の奥で射精をした。吐き出さずに全部飲んだ。
咥えたまま離さない。再度堅くなった私の上に跨ってきた。
アソコに硬くなった物を押し当て、体を少しづつ落としてくる。
先が膣壁に擦れる。根元までくわえ込んだ加奈は一挙に締めてきた。
「和君、一杯頂戴、早くきて」
加奈の喘ぐ声を遠くで聞きながら逝った。
結局加奈は、ホテルに泊まった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝、コーヒーを飲みながら話をした。
「ごめんね。加奈と離婚する理由は何も無かったんだ。
加奈と清水の不倫の結果、美千代が巻き添えを食った。
たまたま、それに私が関係してしまった」
「今美千代は神経が不安定な状態だ。
清水にも捨てられ、私にも捨てられるんじゃないかと疑心暗鬼だ。
こうなった以上加奈と離婚して見守るしか無い。それを理解して欲しい」
「私は、美千代とは一緒にならないと思う。
あの子が自分の道を見つけて歩み始めたら別れる。
それまでは見守っていようとおもう。
加奈と清水がしたことに偶然私が関わった。これも運命だろう」
「その日が来たら、私は又別の道を歩み始める。
どんな人生になるかは解らないが」
「その時、横に私がいても良いかな」
私の手を握って、加奈が聞いてきます。
何も答えず、私は笑っているだけでした。
こうして、私たちの結婚生活は終わりを告げました。
完
妻がいなくなり、女性たちだけが残る非常に珍しい展開となってしまいました。
女性たちも一人一人それぞれの人生を歩んで行きます
これから二年後に妻と再会します。
それまで、お付き合いを願えればと思います。
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