幸せな結末83
和君 8/7(金) 20:26:54 No.20090807202654 削除
私は夢を見ました。加奈が帰ってくる夢です。
二年ぶりで加奈が帰ってくるのです。嬉しかったです。
その時、私は風邪を引いて、四十度近い高熱をだして意識朦朧とした世界にいました。
突然。電話のベルが鳴リ二十回ほど鳴って切れました。
マンションのホールのインターホンが数回鳴ったが出られなかった。
音だけが、頭にガンガン響いていた。
玄関の鍵を開ける音がした。
加奈だ。二年ぶりに帰ってきたなと思いながら、朦朧とした姿で迎えに行った。
入ってきた女性は驚きながら、
「和君、どうしたの?風邪大丈夫」
「エッ、加奈?」それからの意識は無い。気づくと、ソフアの上で寝ていた。
夢から覚めました。リアルな夢でした。
とうとう夢にまで見るようになった。加奈が帰ってきてくれたらなと思いました。
台所で、誰かが料理をしています。ふらふらする体で抱きつきました。
パンツに下着のラインがクッキリと見えます。
むっちりとお尻です。見ているだけで勃起してきます。
硬くなったものを臀部に当てます。後から抱きつきました。
ブラウスのボタンを外し、ブラの中にに手をいれ、乳房を弄ります。
良い感触です。
朦朧とした頭で、出かかった言葉を飲み込みました。
「洋子」「美千代」「英子」「博美」じゃない誰だろう。
乳房の触り心地が違います。
完全にパニックです。この家には女性を連れ込んだ事は有りません。
朦朧とした意識の中で暫く考えます。
後は加奈、でも加奈はここにいないはず。
思い切った博打に賭けました。
「加奈、会いたかった」・・・・・・・・・・・・・・・
「ヘエ~良く解ったね」
愕然としました。
「何故?加奈がここにいる」
私の心の中を見透かすように、加奈は教えてくれました。
「札幌から用があってきたときに、必要なものを取りに来ている。
和君の留守のときに」
「今日は完全に失敗したな。風邪でダウンしてるとは思わなかった。
でも、会えて嬉しいよ」
「和君がちゃんと遣ってるかどうか心配だから見に来てるの。日常生活を見れば解るから。
綺麗に片付いているけど、美千代さん大変よね。一緒に住めば良いのにね」
「美千代とは別れた。今は全く連絡もしていない」
「エッ・・・・・・・・別れた」
加奈は絶句した。次の言葉が出てこない。
次の瞬間、加奈は驚いた表情で矢継ぎ早に質問をしてきた。
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