幸せな結末85
和君 8/9(日) 18:27:19 No.20090809182719 削除
「で、誰の乳房を揉んでたの。私じゃないよね。
後から抱きしめて、ごく自然に躊躇することなく揉んでたもの」
「まさか、私と解ったから抱きしめて揉んだなんて嘘は止めてよね。
揉みながら考えてたもの。いつもの感触と違うなって。
誰かと揉み比べ、適当に私の名前を呼んだ。そんな感じ」
「どうせ私は過去の女、忘れられて当たり前よね」
「あの抱きしめ方といい扱い方と言い、
当然揉み慣れている間柄よね、和君。誰かな?
美千代さん、博美さん、この二人は解る。
さっき冗談で言った美千代さんのお母さん、それとも部下の洋子さん
お母さんなら親子でって事だよ。
まさか全部は無いよね。全部なら本当に鬼よね」
朦朧とする頭が目眩を起こします。
「ずっと夢に出てきていた女性。その女性のことだけを常に思っていた。
その女性と一瞬比べた。でも実物が凄くよかった」
何とか旨い言い逃れが出来た。
加奈は嬉しそうに下を見ている。
「その女性の名前は加奈。二年前まで私の妻だった女性。
ずっと夢にしか現れなかった女性。
夢と思って抱きしめたら本物の加奈だった。会いたかったよ」
心の中で冷や汗を流しながら嘘ハ百を並べた。
パンツのボタンを外しファスナーを下げる。
手馴れた手つきで拒否する間も無く、下着の中へ手を滑り込ませた。
加奈は手首を押さえて、それ以上進めまいとする。
左手で乳房を揉みながら、「会いたかった」を連発する。
キスをすると、舌を絡めてくる。
服を全部脱がせ、キスと愛撫で全身を舐めまわしていく。
乳首が昔から比べると黒くなっている。
お腹の周りは弛んでる。妊娠線を指でなぞり舌を這わせる。
「嫌ぁぁぁ~見ないで。恥ずかしい」
「これ妊娠線だよね。違う?」
「お願い。早くイレテ。奥まで・・・」
専念することにして、太腿に舌を這わせていく。
強く吸うと、明るい陽の光の下青く血管の浮き出た白い太腿に
クッキリとしたキスマークが残っていく。
シーツに、愛液の染みが広がっていく。
我慢しきれなく挿入、加奈がしっかりと抱きついてくる。
コンドームを使って逝く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
加奈を腕枕で抱きながら口説く。
「なあ、一緒になろう。止めて戻って来い」
きつい顔で、加奈は言います。
「今の仕事に専念しなさい。後三年我慢しなさい」
頑張りたくない。遣りたくない。
もう一つの疑問をぶつけて見た。
「二年前、妊娠してなかったか?それ妊娠線だよな。前は無かったよな」
「違うよ・・・・・」
聞くに聞けない雰囲気です。下手に聞いて会えなくなっては困ります。
加奈はもう答えてくれません。口を尖らせています。睨みつけてます。
聞くことを諦めました。
金土日と、加奈は私を看病してくれました。
おかげで元気になりました。
加奈とのメール・電話も復活、こちらに来るたびに泊まっていく様になりました。
劇的に、私と加奈は再会を果たしました。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)