管理人から

管理人

Author:管理人
管理人がおすすめするカテゴリに★印をつけました。



アダルトグッズのNLS








最新記事


カテゴリ

北原夏美 四十路 初裏無修正

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
脅迫された妻
正隆 8/22(金) 07:58:03 No.20080822075803 削除
    この物語は実際に経験した話を土台にして、私が書きとどめたもので、若干の創作部分と、表現を誇張した部分があることをお断りします。これをBBS2.に投稿していましたが、私の不注意で妻に見つかり、妻の意向から連載途中で削除を余儀なくされました。
    その後、心の傷が癒えてきたのか妻の了解が得られましたので、改めてBBS1.で再開することに致しました。

1.
    「行ってらっしゃい、あなた」
    「行ってきます。帰りは夜6時半頃になるよ。」
    「はい」妻は手を振りながら私を見送った。

     わが家の朝の出勤時の光景である。私は小松正隆、30歳である。学生時代はある私立大学の空手部に所属し、卒業直前に5段に昇進したが、社会人になってからは空手をほとんどやっていない。
     現在父親が経営している食品会社の営業部門に勤めている。親父はそろそろ私に帝王学をと考えているようだ。身長180㎝、86㎏の大柄で、同僚からは巨体のタカさんと呼ばれている。 
     本社及び工場は東京駅から在来線で1時間30分ほどの首都圏内にある。私達夫婦は最寄り駅から車で15分ほど離れた緑の豊かな閑静な住宅街の賃貸住宅に住んでいる。徒歩15分で通勤できるところである。
     この辺は駅周辺だけ繁華街でお店も多いが、車で10分も走ると田畑が広がった田舎の雰囲気がある。ちまちまっと纏まった小さな町で、その周辺はのどかな田園が広がっているというイメージである。 

     妻は由理26歳で、私が言うのも照れくさいが、わが社随一のマドンナと言われた美女で、私が惚れて3年がかりで口説き落とし昨年秋に結婚した。ライバルも多かったが、結婚直後は社長の息子には所詮かなわないと陰口されていたようである。
     結婚後、同僚を順番に招待し、食事会を開き、同僚に新婚家庭をお披露目してきた。3~4名を1組とし、既に5組の同僚を招待している。内訳は営業部門2組、総務部門1組、製品開発部門1組、生産部門1組である。

    私が出勤した日のある朝10時頃、妻は炊事や洗濯、掃除が終わり、ひと休みしてからパソコンメールを開いた。そこに1通のメールが届いていた。よくある迷惑メールかとも思いながら、開いてみた。
      妻の顔色がみるみる青ざめ血の気を失っていった。
      そこには「スーパーマーケット、夏祭りの夜、神社本殿、あなたの秘密を知るXより。」と書いてあった。由理には差出人にまったく心当たりはないが、自分の秘密を知っている人物であることは疑いなかった。

     この1通のメールは由理を不安のどん底に陥れた。差出人は誰だろう?フリーメールだから相手が分からないし、都合が悪くなったらいつでもアドレスを替えられる。 
      なぜ私のメールアドレスを知っているの?夫も親友の真希、加奈も知らない私の秘密を知っている。どうして?由理の頭の中に疑問が次々と浮かんできたが、謎は深まる一方であった。

   次の日、由理はいつもの通り朝食の後片づけや洗濯ものをほし、掃除を終えて寛いでいた。しかし昨日のメールのことが気になって、胸の内は穏やかではなかった。
     気になってパソコンを恐る恐る開きメールボックスをクリックしてみた。由理の胸はドキドキして張り裂けそうであった。
 
     また1通のメールが届いていた。やはり差出人に心当たりはない。許されるのであれば、由理はそのメールを開かず消去したかった。しかし、消すわけにもいかず、恐る恐る開いてみた。
     そこには「誓約書、郷里、村祭りの夜、交合、あなたの秘密を握るXより」とあった。「ひぇ~~」由理は声にはならない恐怖の悲鳴を上げた。どうしてこんなことを知っているの?

     由理は恐怖のどん底に突き落とされた感じで、しばし呆然としていた。

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | ホーム | 


  1. 無料アクセス解析