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北原夏美 四十路 初裏無修正

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脅迫された妻 3.
正隆 8/22(金) 11:21:03 No.20080822112103 削除
  由理は諦めなかった。同じ村の出身者である親友の川原加奈(26歳)に携帯電話をした。
「加奈、由理だけど今電話大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ、何かあったの?」加奈が言った。
「村の出身者で私達より1学年下で〇〇商事に入社した娘がいたよね。加奈の家の近くにいた娘。その娘の名前を覚えてないかな?もし連絡先を知ってたら教えて!」 

「山田美咲でしょ。連絡先知ってるよ。母が山田さんのお母さんと仲良しだから、確か私の携帯にも登録してあるよ。ちょっと待って、調べるから。」
「ありがとう。」
「〇〇〇―〇〇〇〇―〇〇〇〇よ。由理、彼とうまくいってる?今度食事に行こか?」
「グッド・アイディア!計画するね。真希も入れて!彼とはアツアツだよ、まだ新婚だから。」
「ご馳走様!それじゃ仕事中だから、またね。」加奈が携帯電話を切った。

由理は一息入れて山田美咲に携帯電話をした。
「山田美咲さん?〇〇村出身の小松由理です。電話番号は川原加奈さんに聞いたの。ちょっとお願いがあって電話しました。お宅の会社にいる同じ村出身の黒田俊介という人は今どこにいるのか教えて欲しいの。年令は確か32歳だと思います。」
「ああ、黒田さん、今ロンドン支社に勤務してます。」山田さんはすぐ教えてくれた。
「やっぱり。一時帰国していることはありませんか?」
「ありません。最近連絡したばかりですから間違いなくロンドンにいます。同じ村の出身者だから黒田さんとは時々本社の情報を連絡するよう頼まれているの。」山田さんはキッパリ言った。

    由理は礼を言って携帯電話を切った。黒田俊介ではない。由理はがっかりした。差出人が分かれば対処する方法を考えればいいからだ。違うとなるとメールの差出人がまったく分からなくなってくる。
    暗礁に乗り上げ、こちらから打つ手がなくなってしまった。相手から何かを仕掛けて来なければどうしようもない。気持ち悪いけれども待つしかないと由理は思った。家事が終わると、頭にメールのことが浮かび、また憂鬱になった。
  土日に来るメールは関係のないものばかりですぐ消去した。旦那に悟られないように意識して明るく振る舞うよう由理は心がけている。来週月曜日は祭日のためきっと火曜日に何か言ってくるだろう。由理はそれまで静かに待とうと自分に言い聞かせるのだった。

火曜日でやってきた。夫を送り出し、由理はいつものように朝食の後片づけや洗濯、お掃除を済ませ、パソコンの前にきた。大きく深呼吸をしてからメールを開いた。フリーメールが届いており、震える手でクリックしそのメールを開いてみた。

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