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[3448] 我妻物語(水着編④) 投稿者:チキン 投稿日:2005/08/10(Wed) 01:22

妻が3着目に着替えている最中、私は店員を女性用水着のコーナーに連れて行き、声を潜めて頼み込みました。
「あのさ、妻にこれをすすめてくれない?」。妻と一緒に売り場を回りながら、めぼしをつけていた水着です。
白いビキニで、ブラジャーはひもで結ぶタイプ。これまでの3着とは明らかに布の面積が違います。
彼は一瞬、驚いた表情でしたが、しばらく考え込んだ後、ニヤリと笑って言いました。
「これ、いいですよねえ。僕も奥さんが着てるとこ見てみたいです。頑張ってみますよ」
こんな客が他にいるのかどうか分かりません。でも、彼はこの時、私の魂胆をようやく見抜いたようでした。
試着室の前に戻り、私が耳に口を寄せて「後は任せたよ」と言うと、彼はまたニヤリと笑って胸の前で拳を握りしめました。

妻がまたカーテンを開けました。3着目はチェック柄で1着目と似たタイプ。無難なデザインでした。
妻は開き直ったのか、この状況に慣れたのか、紅潮も収まり落ち着いた様子です。
「もう終わり。早く決めて」。強い口調で私に迫ります。
「うーん…そうだなあ。どれも悪くないんだけど、決めるとなると結構むずかしいなあ。お前はどれがいい?」
「私はどれでもいいよ。あなたが決めるって約束でしょ!」
「そう言われてもなあ…。あ、そうだ!君はどう思う?」
私はさも今思いついたように、店員に水を向けました。
ここから彼が大活躍してくれました。彼への感謝を込めて、できるだけ忠実に再現してみます。

彼は妻と私の間に割って入ってきて、まずは私に向かって話し始めました」
「正直、どれもお似合いだと思いますよ。悩まれる気持ちはよく分かります」。私は神妙な顔でうなずきます。
それから彼は妻の方に向きを変え、少し声のトーンを上げて続けました。
「ホント、奥さんプロポーションがすばらしいですから。こんな女性は何着ても似合うんですよねえ」
「えー! そんなことないですよー」。妻はほめられて何だかうれしそうです。会話も弾んできました。
「いやホントですって。お世辞じゃないですよ。こんなに水着がお似合いだなんて、ご主人がうらやましいです。
僕の彼女なんて、ちっとも似合わないですからね。失礼ですけど、僕らより少し年上でいらっしゃいますよね?」
「『少し』じゃなくて、『ずっと』かな。でも、気を使わなくていいですよ。ここで買うって決めてるから。」
妻はすっかり機嫌を直した様子。次第に彼のペースに乗せられてきました。
「3着の中から決めるんですよね。どうでしょうねえ…。確かにどれもお似合いなんですけど…」
彼は急に考え込んだと思うと、今までよりゆっくりした口調で妻に向かって語り始めました。
「奥さんみたいな素敵な大人の女性でしたら、もっとお似合いの水着があると思うんですよね。
若い女の子には似合わない大人の水着が。いま試着されてるような水着は若い子で似合いますが、
大人の、しかもきれいな女性にしか似合わない水着もありますから。
正直、そんな女性なかなかいませんけど、奥さんならきっとお似合いだと思うんです」
「はっきり、若い子向けの水着は似合わないって言ってもいいんだよ」
私が冗談っぽく口を挟みましたが、妻の目は真剣です。
「そうねえ…。私もこれはちょっと若すぎるかなあって思ってたの。
でも、どんなのがいいのかなあ。私、水着なんてずっと買ってなかったから、流行とか分からなくて…」
「ちょっと選んできましょうか?」
考え込み始めた妻に、彼は軽い口調で告げると、女性用の売り場に消えていきました。

私はあえて水着の話題には触れず、妻と世間話をしながら彼を待ちました。
そして3分ほどで戻ってきた彼の手には、私が指定した白いビキニがあったのです。

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