[3551] 我妻物語(ノーパン編④) 投稿者:チキン 投稿日:2005/09/05(Mon) 14:54
「あれっ、パンツが透けてるよ!」
妻の後ろ姿を撮影しながら、私は驚いたような声を上げました。
実際は透けていません。妻がホテルに着くまではいていた白いサブリナパンツの透け具合をヒントに考えた作戦でした。
「えっ、ホントに!?」
妻はハッと我に返ったような表情になり、鏡に後ろ姿を映してチェックし始めました。期待通りの反応でした。
仕事ではパンツスーツばかりの妻は、いつもTバックをはいてパンティーラインが出ないよう気を配っています。
この日は旅行で気が緩んでいたのかもしれませんが、パンティーが透ける姿など耐えられないだろうと予想していました。
「ホントに見える?」
「鏡じゃ見えないかもしれないけど、直接見るとよく分かるよ。今日もTバックだろ」
「やだ、そんなにはっきり分かるの?」
「立ってるだけならそうでもないけど、少し前かがみになったりすると、結構はっきり見えるよ」
初めは疑心暗鬼のようでしたが、私が自信満々に答えると、妻は次第に信じ込んでいきました。
「もう着替える。やっぱり、こんなのはけない」
予想していた通りの答えが妻から返ってきました。ここからが勝負です。
「さっきのサブリナパンツに着替えるの? あっちの方がもっと透けてたんだけど…」
「えーっ、何で教えてくれなかったのよ! あなた、黙って見てたの!?」
「いやあ、結構色っぽい後ろ姿だったからさあ。パンツの色まで分かったよ。水色っぽい色だろ?」
「もぉー、だから白ってイヤなのよ。普段は白なんてはけないから、たまにはいいかもと思って、せっかく買ったのに」
妻は困ったような表情で黙り込みました。
「ほかに着替え持ってきてないの?」
「持ってきてないわよ。2着もあれば十分と思ったから」
2人の荷物は同じバッグに入れて持ってきたので、私はそれも事前に確認済みでした。
パンティーが透けて見えるサブリナパンツか。露出度の大きいマイクロミニか。
妻には2つしか選択肢がありません。
作戦通りの展開でした。
「だったらさ、ひとつ提案というか、お願いというか、聞いてもらいたいことがあるんだけど…」
私はタイミングを見計らい、妻に切り出しました。
「やっぱり、どうしてもミニスカートをはいてほしいんだ。透けるのが嫌だったら、思い切ってパンツ脱いじゃえば?」
「脱ぐって、もしかしてノーパンってこと? そんなことできるわけないでしょ」
「スカートの中が見えるわけじゃないから、大丈夫だよ。透けるのを気にするより、かえって気が楽じゃないかな」
「そんなの絶対無理! このスカートだけでも恥ずかしいのに、パンツまで脱ぐなんて。あなた、おかしいんじゃない?」
妻は怒り出しそうな勢いです。やはりすんなりとはいきません。
前かがみになればお尻が見えそうなマイクロミニでノーパンになるのは、確かに難しそうに思えました。
あきらめるか。もう一押しするか。
私は言葉を選びながら、妻の反応をうかがいました。
「今度の旅行で、このミニスカートをはくことには納得してくれたんだよね?」
「仕方なくだけどね。あなたがどうしてもって言うから」
「うん。ありがとう。でも俺、実はもう一つ期待してたことがあったんだ」
「ノーパンになるってこと? そんなの期待したって無理だからね」
「それは分かった。だから、このスカートかノーパンかどっちか一つだけ願いを聞いて。それ以上は無理言わないから」
「どっちか一つ…。あなた、言い出したら聞かないからね」
妻が考え込み始めました。今がチャンスです。
「どっちがいい? このスカート? それともノーパン?」
「このスカートは嫌。もうはかない」
「じゃあ、ノーパンにする?」
「それも嫌。だって私、このスカートしか持ってきてないから」
私は妻の返事に一瞬、戸惑いました。サブリナパンツをはいてノーパンにさせるつもりだったからです。
あの透け具合なら、スカートでなくても十分に刺激的だと思っていました。
予想外の展開でしたが、私はすぐに次の言葉をひらめきました。
「よし、じゃあ新しいスカートを買いに行こう。好きなのを選んでいいから。もちろん、俺がプレゼントするよ」
「えっ、買ってくれるの? 好きに選んでいいんだったら、買ってもらおうかな」
「ただし、ミニスカートだよ。こんな短いやつじゃなくてもいいけど、せめてひざよりは上の長さのやつがいい」
「ひざより上ならいいのね…」
本当はマイクロミニをはいてほしいところですが、あまり無理を言うと元も子もありません。
とにかく、妻にノーパンを了解させることが先決でした。
マイクロミニじゃなくていいと聞いて、妻の気持ちは前向きになったようでした。
「分かったわ。せっかくだからプレゼントしてもらうわ」
妻は覚悟を決めたように、固い口調で答えました。
「その代わり、ノーパンの約束は守ってもらうからな」
私が念を押すと、妻は黙ってうなずきました。
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