[3757] 我妻物語(出張ホスト編⑦) 投稿者:チキン 投稿日:2005/11/15(Tue) 23:05
ロビーで妻を待っていると、携帯電話が鳴りました。
見覚えのない番号が表示され、私はピンと来ました。
前日予約した出張ホスト本人からの電話でした。
妻がいない間に電話がかかるタイミングのよさに、私は「スケベ運」の強さを感じました。
「ご予約ありがとうございます。今夜はよろしくお願いします」
ホストは明るくはきはきした口調の男性でした。
まず私の要望を再確認すると、きちんと理解してくれたようで安心しました。
予約の時間は午後8時から午前2時までの6時間。
その間に妻を説得してマッサージを了解させ、ホスト2人がかりで責めてもらう計画でした。
業者には経験豊富で話し上手なホストをリクエストしていました。
男性の話しぶりからは、いかにも話し好きそうな人柄が伝わり、期待が高まりました。
もう1人のホストについては、可愛がっている後輩を連れて来るとの返事でした。
「少し若くて希望通りじゃないと思いますが、信頼できるヤツなんで」
確かに希望とは違いましたが、見習いの助手という状況設定にはむしろ好都合に思えました。
私はホテルに着いたらフロントに預けてある紙袋を受け取ってほしいと伝えました。
紙袋の中には私の要望を詳しくまとめた文書や必要な小道具を入れていました。
早い時間から予約していましたが、妻の説得が難航することも予想されました。
妻の了解が得られるまで待機してもらっている間に文書をじっくり読んでもらうつもりでした。
「妻をだましだまし進めることになると思うので、状況をよく理解しといてください」
私が念を押すと、男性は妻の性格や私たちの夫婦関係が何となく想像できたようでした。
「堅い奥さんなんですね。分かりました。しっかり読んでおきます。」
「しばらく待っていただくことになると思いますが、よろしくお願いします」
「いえ、こちらこそ。連絡お待ちしてます。でも、2時になっても連絡がない場合はどうしましょうか?」
「料金の支払いですか? 先払いで紙袋の中に入れてますから、そのまま持って帰ってください」
妻の説得に失敗した場合は無駄金になってしまいますが、私は覚悟を決めていました。
料金はかなり高額でしたが、先に渡すことで私の意気込みを相手に示す狙いもありました。
狙い通り、男性からは驚いたような反応が返ってきました。
「すごい気合いですね。私たちも気合い入れなくちゃいけませんね」
「ええ、よろしく頼みますよ」
「任せてください。とにかく8時から待機してますんで、頑張って奥さんを説得してくださいよ」
初めは不安でしたが、うまく意思疎通ができたようです。
最後に私はこの後の連絡方法について確認し、電話を終えました。
「お待たせ。豪華なお風呂で気持ちよかったわ」
妻が長い入浴を終え、ロビーにやって来ました。
私が出張ホストと打ち合わせしていたことなど想像もせず、ゆっくりと入浴を楽しんでいたようです。
再びミニのワンピース姿でしたが、あまり恥ずかしがる様子ではありません。
妻はますます開放的な気分になってきているようでした。
出張ホストと電話で話したことで、私の気分も盛り上がってきました。
部屋に戻るエレベーターの中で2人きりになると、私はすかさず妻に抱きつき、強引に唇を奪いました。
さらに下半身を愛撫し始めましたが、妻はジャグジーの中と同じく、力なく抵抗するだけでした。
セックスから遠ざかり、久々に大胆な露出も体験して、興奮が高まっている証拠だと思いました。
私たちが泊まる階にエレベーターが着くまで、私は妻を触り続けました。
部屋に戻り、しばらく間を置いてから愛撫を再開しました。
といっても、キスしたり胸や秘部に触れたりはしませんでした。
妻をさらにじらして興奮を高め、冷静さを失わせてやろうと思ったからです。
私はソファに座った妻の腕や脚を指でそっと撫でていきました。
爪を立てた指を1本だけ使い、ゆっくりと静かな動きで妻の体に触れました。
妻は目を閉じ、時々くすぐったそうに体をピクンと動かしました。
「はあぁ」
首筋や太ももの内側など感じやすい部分に指が触れると、かすかな声を漏らしました。
次第に体の力が抜けて脚が開き、息も荒くなってきたのが分かりました。
ほんの軽い愛撫でしたが、早くもスイッチが入り始めたようでした。
「どうした? したいの?」
私は妻の耳元でささやいてみました。
「うん、したい。早く欲しいの」
「欲しいのか? いつから欲しかったの?」
「ずっと。私、ずっと欲しかったの」
妻からは期待通りの答えが返ってきました。
久々の言葉責めだったので、私も興奮してもっと問い詰めたくなりました。
「ずっと欲しかったのか。我慢してたのか?」
妻は無言のまま答えようとしませんでした。
我慢できなかったということなのでしょう。
私は撫でる範囲を乳房や秘部の周囲に広げ、さらに問い詰めていきました。
「どうなんだ? 我慢できなかったのか?」
「うん…」
「そうか。我慢できなくて、どうしたんだ?」
「自分で…した…」
妻は弱々しい声でオナニーしていたことを告白しました。
指で軽く触れただけなのに、ここまで興奮するとは意外でした。
妻の体はかなり敏感になっているようでした。
私の意地悪な質問にも素直に答えるようになってきました。
「オナニーしたんだな。いつしたんだ?」
「昨日…あなたが寝ている時に」
妻は前夜、私が泥酔して眠っている間に1人でもだえていたわけです。
やはり妻はセックスしたくてたまらなかったのだと確信しました。
さらに妻はこの後、私の帰宅が遅い時などに自宅でもたまにオナニーしていることまで白状しました。
妻は私のペースにはまり、すっかり従順になっていました。
私はここで性感マッサージを提案すれば受け入れてくれそうな気がしましたが、踏みとどまりました。
妻の興奮を高める作戦をさらに準備していたからです。
性感マッサージへ向けた最後の布石のつもりでした。
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