[3770] 我妻物語(出張ホスト編⑬) 投稿者:チキン 投稿日:2005/11/21(Mon) 22:09
ホストをバーに呼んだのは、いくつかの狙いがありました。
早く打ち解けた雰囲気をつくって妻の逃げ場をなくす狙いや、ホストへのサービスの意味もありましたが、
最大の狙いは、黒いスリップにシースルーのドレスを重ね着しただけの妻を視姦してもらうことでした。
私たちの席は、低い丸テーブル囲んで4人がそれぞれ1人掛けのソファに座る絶好の条件だったのです。
妻の正面のソファには先輩ホストが座りました。
私は後輩ホストと向き合い、妻と先輩とは90度の向きで接する位置でした。
先輩は乾杯が終わって場が落ち着くと、妻の目を盗んで私に合図を送ってきました。
白い歯を見せてニッコリと微笑み、満足げに何度もうなずきました。
どうやら妻を気に入ってくれたようでした。
普段はナチュラルメークを好む妻ですが、この夜はドレスに合わせて少し派手に化粧していました。
アイシャドーのせいなのか、カーラーやマスカラでまつ毛をカールしたからなのか、
二重まぶたでアーモンド型の瞳が、ますますパッチリ強調されていました。
口紅は見慣れない赤を使い、本来は薄く小さな唇が、やけに大きく見えました。
仕事中は束ねていることも多いストレートの髪は、外巻きにカールして肩まで下ろし、
高級ホテルにぴったりのゴージャスな雰囲気を漂わせていました。
そして何より目を引いたのが、下着姿も同然のドレス姿でした。
低いテーブルのおかげで、妻のほぼ全身がホストの2人にさらされました。
ヌーブラをつけた胸が盛り上がり、シースルーのドレス越しに普段はできない谷間が見えました。
ひざ丈のドレスはソファに座って裾がたくし上がり、ひざ小僧が完全にあらわになっていました。
さらにドレスの下では、短いスリップがほとんど太ももの付け根までたくし上がっていました。
私の位置からは、お尻の下半分がドレス越しに透けて見えました。
妻の正面に座った先輩からは、おそらく黒いパンティーが丸見えだったでしょう。
ホストの2人は私と世間話をしながら、チラチラと妻に視線を送っていました。
妻も2人の視線を意識していたようです。
といっても胸の谷間は隠しようがなく、両手を太ももの上に置いていました。
パンティーが見えないようガードしたかったのでしょうが、露出が大きすぎて完全に隠すことは不可能でした。
グラスを持つため片手を外した時には、隠していないも同然の状態でした。
妻は体中に視線を感じて、緊張と興奮が高まっているように見えました。
私と先輩の世間話にほとんど口を挟まず、こわばった表情でうつむいたままでした。
後輩もほとんど無言で、見習いという役回りを忠実に演じているようでした。
私と先輩の会話も遠慮がちな内容で、しばらくはよそよそしい雰囲気が続きました。
「いやあ、おしゃれなご夫婦でびっくりしましたよ」
会話が次第に弾んできたころ、先輩が私たちのファッションを話題にしました。
私が期待していた話し上手な人柄が、本領を発揮してきたように感じました。
私はすぐに話題に飛びつき、先輩に会話をリードしてもらうことにしました。
「ありがとうございます。いつもはこんな格好しないんですが、今日はリッチな気分を味わいたくて」
「すごくいい感じのご夫婦で、うらやましいです。特に奥さん、とても光ってますよ」
先輩が初めて妻に話しかけました。
妻を会話に引き込むつもりのようでした。
私が黙って注目していると、妻は困惑した表情で言葉を返しました。
「そんな、光ってるだなんて…。褒めるのがお上手ですね」
「いや、お世辞じゃありませんよ。バーに入って、真っ先に奥さんに目が行きましたよ」
「やだ、私そんなに目立つんですか?」
「目立ちます。だって奥さん、きれいだし、おしゃれですから。そのドレス、高そうですよね」
確かにシースルーのドレスは高級ブランド品ですが、中に着ているのはただのスリップです。
妻は返答に困った様子で、あいまいな返事のまま黙り込んでしまいました。
下着同然の姿ということにあらためて気づかされたのか、急にそわそわし始めました。
私の狙い通り、これまで飲食店で体験した露出よりさらに刺激的な状況でした。
今回は離れた席からではなく、同じテーブルを囲んだ男性に妻を見られているのです。
ドレスが話題に上ったことで、ホストの2人は堂々と妻に視線を送るようになりました。
「ホント、きれいだし、おしゃれですよねえ。なあ、お前もそう思うだろ」
「はい…見とれてしまいそうです」
先輩は後輩に声を掛けてドレスの話題を続け、妻に目を向けやすいよう仕向けていました。
至近距離から2人の視線を浴び、妻は羞恥心を激しくあおられているようでした。
先輩ホストは上手に会話を盛り上げてくれました。
緊張気味だった妻も次第に雰囲気に慣れ、自分からホストに質問するようになりました。
「スーツでいらっしゃったんで意外でした。いつもそんなきちんとした格好なんですか?」
「ええ、大抵そうです。こんな高級なホテルに呼ばれることも多いですから」
「マッサージ師さんって雰囲気じゃありませんね」
「あんまり白衣とかは着ませんね。さすがにスーツのままではマッサージできませんけど」
「じゃあ、マッサージの時は別の服に着替えるんですか?」
「ええ、動きやすい格好に着替えさせていただきます」
先輩がうまく取り繕ってくれたものの、私はこのままバーにいたら、妻にますます詮索されそうで心配になりました。
それに限られた時間をバーだけで無駄に過ごすわけにはいきません。
「そろそろ、部屋に移動しましょうか」
私が声を掛けると、ホストの2人はグラスに残っていたビールを飲み干し、立ち上がりました。
妻はためらった様子でしばらく腰掛けたままでしたが、もう逃げられないと観念したようです。
ゆっくりと立ち上がり、重い足取りでバーの出口へ向かいました。
部屋の向かうエレベーターの中は4人だけでした。
急に会話が途切れ、緊迫した雰囲気が漂っていました。
これからホストの2人と部屋に入り、いよいよ本番です。
沈黙の中で、私は鼓動が聞こえそうなくらいの胸の高鳴りを感じていました。
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