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[3775] 我妻物語(出張ホスト編⑭) 投稿者:チキン 投稿日:2005/11/22(Tue) 22:59

部屋に入ったのは、午前零時半ごろでした。
残り1時間半ですが、それだけあれば十分な気がしました。
部屋に入ると、後輩ホストがてきぱきした動作で準備を始めました。
まずは風呂にお湯をためてバスオイルを入れ、さらにバラの花びらを浮かべました。
バスオイルは催淫効果があるといわれるイランイランの香りでした。
効果のほどは疑問でしたが、雰囲気づくりのための演出として私が用意しました。
オイルとバラはフロントを通じて事前にホストの2人に渡した紙袋に入れていました。
2人は私が指示をまとめた文書をしっかり読んでくれていたようです。

「奥さん、まずはお風呂に入って体を温めましょうか」
準備が整うと、先輩ホストが妻をバスルームに案内しました。
妻の背中に軽く手を当てエスコートするような態度で、妻は戸惑った表情でした。
「時間は気にしないで、ゆっくり入ってください。その方がマッサージの効果が高まりますから」
先輩はバスルームの入り口まで妻を連れて行き、優しく声を掛けました。
妻は戸惑った表情のまま、化粧ポーチを手に1人で中に入っていきました。

「いい感じの奥さんですね! ますます気合入ってきましたよ」
妻がバスルームに入ったのを見届け、先輩が私のもとへ駆け寄ってきました。
喜々とした表情で、声にも力がこもっていました。
「今日はもう予約もないし、たっぷり時間をかけてサービスさせていただきますよ」
「えっ、2時を過ぎても構わないってことですか?」
「ご主人が満足されるまで、やらせていただきます。チップも弾んでいただいたことですし」
2時を過ぎることはないとは思いましたが、力強い言葉に私は期待を膨らませました。

妻が入浴中、私たちはこの後の作戦を最終確認しました。
私は文書を示しながら、ホストの2人に内容や禁止事項を念入りに説明しました。
一方で、先輩から私にいくつか提案があり、作戦を一部変更することにしました。
主な変更点は、オイルではなくパウダーを使ってマッサージすることでした。
2人ともオイルよりパウダーの方が慣れているのでやりやすいとのことでした。
先輩は「バイブとローターを持ってきたが、使ってもいいか」とも尋ねてきました。
そんな願望はありましたが、妻を怒らせることだけは避けなければなりません。
私は「妻の様子を見て大丈夫そうだったらゴーサインを出すが、無理だと思う」と答え、
他の行為についても、判断に迷ったら私の指示を仰ぐことを要望しました。

「やっぱり、本番はダメですよね」
最後に先輩が言いづらそうな口調で聞いてきました。
妻にそこまで興味を抱いてくれてうれしく感じましたが、やはり私には抵抗がありました。
「申し訳ありません。一方的な注文ばかりで恐縮ですが…」
「いや、こちらこそ申し訳ありません。ちょっと、聞いてみただけですから」
先輩は少し残念そうな表情を浮かべ、後輩に指示しながら準備を進めていきました。

「うわぁ、いい匂い」
長い入浴を終え、妻がバスローブ姿で出てきました。
部屋の中に漂うアロマキャンドルの香りにすぐに気づき、敏感に反応しました。
キャンドルも私が準備した小道具で、妻が入浴中に火をつけておきました。
バスオイル同じイランイランの香りで、これも催淫効果より演出効果を期待していました。
「リラックス効果のある香りなんです。どうぞ、まずはソファでおくつろぎください」
先輩が妻に声を掛け、私たち3人が待つリビングに手招きしました。
ソファに座って待ち構えたホスト2人を見て、妻は緊張気味の表情に変わりました。
私のすぐ隣にぴったり寄り添って座り、不安げな様子が伝わってきました。

「どうぞ、ハーブティーです」
妻がソファに座ると、先輩がティーカップを目の前のテーブルに置きました。
興奮を高める効果があるといわれるガラナのハーブティーが入っていました。
やはり私が準備した小道具ですが、これには演出以上の効果を期待していました。
アダルトショップで買ったガラナエキスの催淫剤も混ぜておいたのです。
私は半信半疑でしたが、先輩に見せると「これは効きますよ」と太鼓判を押してくれました。
「少し苦いですが、これも効果を高めますから」
先輩はうまくごまかしながら、妻にハーブティーを勧めてくれました。
「ゆっくり飲んで気持ちを落ち着けてください。私たちは先に準備してますから」
妻が一口飲んだのを確認すると、先輩は後輩を連れてベッドルームに向かいました。

「思ってた以上に本格的みたいだな」
ホストの2人が席を外すと、私は深く感心したそぶりで妻に言いました。
妻に少しでも本格的なマッサージと思い込ませるためでした。
作戦は順調に進んでいましたが、妻が急に心変わりしないか、私はまだ心配でした。
「このハーブ、何なんだろう? 私、飲んだことない味だけど」
素朴な疑問だったのかもしれませんが、私には妻が怪しんでいるように聞こえました。
妻を安心させるため、私もカップにハーブティーを注ぎ、一緒に飲み始めました。
確かに苦かったものの決してまずくはなく、少し気が楽になりました。
「いや、何なのかは聞いてないな。苦いって言ってたけど、結構いけるじゃん」
「そうかなあ。私、ちょっと苦いと思うんだけど」
「でも、まずくはないだろ? これぐらい苦いほうがきっと効果があるんだよ」
「そうなのかな。何だか薬草みたいな感じだわ」
納得した表情の妻を見て、私は妻が化粧を直していたことに気づきました。
普段と同じナチュラルメークでしたが、ほんのりと香水の匂いも漂わせていました。
ホストの2人を意識して、バスルームで身だしなみを整えたのでしょう。
この期に及んで妻がマッサージを拒否するつもりない感じ、私は余裕が出てきました。

「お風呂にバラを浮かべたり、いろんなサービスがあるのね」
妻はアロマバスやハーブティーにも満足した様子で、私はさらに手ごたえを感じました。
頭をひねって演出に力を入れた効果はあったようです。
妻は警戒もせずにハーブティーを飲み干し、私が2杯目を注いでも拒否しませんでした。
「ホント本格的だよな。これからどうするんだろう」
「どうするんだろうって、あなた何も聞いてないの?」
「いや、急だったからさ、詳しく聞く時間がなくて」
「マッサージのことも聞いてないの?」
「うん。いろいろ注文するより、任せてたほうがいいかなって思って」
「こないだみたいな変なマッサージじゃないの?」
「最初はそう思ってたんだけど、今日はもっと本格的みたいだな」
私は「本格的」と強調してごまかしましたが、真っ赤なうそというわけでもありません。
前回よりも「本格的」な性感マッサージを予定していたからです。
いよいよ、その時間が目の前に迫ってきました。

「そろそろ始めてもらおうか」
私が声を掛けると、妻はカップをテーブルに置き、黙って立ち上がりました。
気持ちを落ち着かせたかったのか、妻は2杯目もほとんど飲んでしまっていました。
私は妻の手を引き、ホストの2人が待つベッドルームへ向かいました。
妻の手のひらが少し汗ばんでいるのが分かりました。

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