[3783] 我妻物語(出張ホスト編⑯) 投稿者:チキン 投稿日:2005/11/26(Sat) 23:10
「うわぁ…奥さん、肌がきれいですねえ」
先輩ホストが妻の背中にかかったバスローブをめくり上げ、感心した声を上げました。
大げさな言い方で、素肌があらわになったことを妻に意識させる狙いのように感じました。
目隠しをされた妻は見るからに肩に力が入り、返事も出てきませんでした。
「緊張してるようですね。これからパウダーマッサージでリラックスしていきましょう」
先輩は妻の背中をあらわにすると、筒状の容器からパウダーを振りかけました。
そして手のひらと指先を器用に使い、妻の肩から背中の上半分までを撫で始めました。
肌に触れているか触れていないか、分からないくらいの繊細で優しい手つきでした。
「パウダーマッサージは初めてですよね?」
先輩は背中を撫でながら、妻に話し掛け続けました。
指圧の時までは丁寧な口調でしたが、少しなれなれしい口調に変わりました。
「そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ。くすぐったいですか?」
「いえ…大丈夫です…」
妻は声が少し震え、不安な内心を悟られまいと強がっているように聞こえました。
先輩は妻の返事を聞くとニヤリと笑い、背中の下半分に手を移動させました。
私が事前に教えていた妻の性感帯のひとつでした。
わき腹に近い部分に先輩の指先が触れると、妻が体をピクリと動かしました。
それでも妻は「くすぐったい」とは言い出さず、無言のまま耐えていました。
「奥さん、敏感なんですね」
先輩は妻を挑発するかのように同じ部分をゆっくりと撫で続けました。
言葉も手つきも徐々に性感マッサージらしくなっていきました。
先輩は背中へのマッサージを終えると、下半身に移動しました。
妻の下半身は腰からふくらはぎまでバスローブに覆われていました。
「奥さん、下もいいですね?」
先輩は妻に尋ねましたが、意思確認のためではなく羞恥心をあおるためのようでした。
妻の返事を待たずに、すんなりとバスローブのすそに手を伸ばしました。
「バスローブ、取りますね。裸にならなきゃマッサージできませんから」
先輩は少し強い口調で言った後、ゆっくりとバスローブをめくり上げました。
ふくらはぎ、太ももと徐々にあらわにしていき、最後は一気にバスローブをはぎ取りました。
あらわになった妻のお尻を見て、私は一瞬、戸惑いました。
妻は普段の風呂上がりとは異なり、パンティーをはいていたのです。
意外な気がしましたが、事前の妻とのやり取りを思い出すと、うなずける気がしました。
おそらく妻は本格的なオイルマッサージと強調した私の言葉を信じ込んでいたのでしょう。
妻は全裸になって性感マッサージを受けることまで覚悟していたわけではなく、
せいぜいエステのようにパンティー1枚になるくらいと想像していたようです。
あるいは前回の経験から淫らな手つきで体を触られることも警戒していたのかもしれませんが、
パンティーさえはいていれば、秘部までは触られずに済むと考えたのではないでしょうか。
さらに驚いたことに、妻は新品の薄紫色のTバックをはいていました。
いかにも高級そうな外国製のパンティーで、細やかな花柄の刺繍模様が入っていました。
私は出発前夜に妻の荷物をチェックした時、このパンティーを買っていたことを初めて知り、
いつはくのか楽しみにしていましたが、まさかここではくとは思ってもみませんでした。
妻はオイルマッサージと思い込み、紙のショーツが着替えで用意されていると考えたのか。
それともオイルでベトベトになることを承知で、わざわざ新品のパンティーをはいたのか。
いずれにしても、パンティーを見られる恐れがあると予想したのは確かでしょう。
私は化粧直しや香水と同様、妻がホストの2人を意識した女心を垣間見た気がしました。
「おお、Tバックですか。セクシーですねえ」
先輩が妻のパンティーを見て、色めきだちました。
妻が抵抗しないと自信を深めたのか、遠慮なく妻を卑猥な会話に引き込み始めました。
「奥さん、いつもTバックなんですか?」
「ええ…」
「じゃあ、さっきの黒いパンティーも?」
「えっ?…」
「バーにいる時はいてたパンティーですよ。あれも色っぽかったなあ」
先輩はバーでパンチラを見ていたことを堂々と妻に伝えました。
妻もパンチラに気付いていたはずですが、あからさまに言われて動揺しているようでした。
先輩はさらに質問を浴びせ、妻の羞恥心をあおってくれました。
「やっぱりTバックだったんですね。ご主人の好みなんですか?」
「いえ…別に…」
「奥さんの好み? 意外と大胆なんですね。ドレスも色っぽかったし、ご主人がうらやましいですよ」
先輩はそう言って妻のふくらはぎにパウダーを振りかけながら、私に視線を向けてきました。
私はニコリと笑ってうなずき、このまま作戦通り続けるよう促しました。
「おい、お前もやってみるか」
先輩は妻のふくらはぎを撫でながら、そばで黙って立っていた後輩に声を掛けました。
いよいよ私が要望した2人がかりでのマッサージを始めるようです。
「はい、ぜひやらせてください」
「じゃあ、背中をやってくれ。お前もうまくなったから、任せていいよな」
「はい、しっかりやります」
後輩の力強い答えを聞くと、先輩は妻に断りも入れず、後輩をベッドに上がらせました。
妻が戸惑っているうちに、強引に事を進めたほうが得策だと判断したようです。
後輩がベッドに上がっても、妻は無言のままで嫌がるそぶりは見せませんでした。
すっかり雰囲気に飲み込まれ、どうしたらいいのか分からなかったのでしょう。
後輩は妻の上半身の横に座り込み、パウダーを少し振りかけて背中を撫で始めました。
その姿を見て、先輩はふくらはぎへのマッサージを再開しました。
パンティー1枚でうつぶせになった妻が、4本の手で素肌を触られ始めました。
何度も思い描いてきましたが、実現してみると想像以上に淫らな光景に見えました。
先輩はふくらはぎから太ももへと徐々に上へ移動していきました。
次にお尻にパウダーを振り掛け、撫で始めようとしましたが、急に手を休めて妻の股間を指差しました。
よく見ると、秘部を覆うパンティーの底の部分にくっきりと染みがにじんでいました。
まだ背中と脚を軽く触られただけだというのに、妻は早くもびしょ濡れになっていたのです。
もともと感じやすく濡れやすい妻ですが、普段以上に愛液があふれ出しているようでした。
目隠しをされて2人の男性に触れられ、言葉でも羞恥心をあおられたからでしょう。
ハーブティーに混ぜて飲ませた催淫剤の効果もあったのかもしれません。
妻は既に性感マッサージを受けさせられていることをはっきり認識していたと思いますが、
激しい緊張と興奮で思うように自分の体をコントロールできなくなってきたようでした。
4本の手で素肌を好きなように撫で回される妻の後ろ姿を見ながら、
私はすぐにでも発射しそうなくらいの興奮を感じていました。
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