[3812] 我妻物語(出張ホスト編23) 投稿者:チキン 投稿日:2005/12/10(Sat) 20:52
「奥さん、結構うまいじゃないですか」
先輩ホストは妻の髪を撫でながら、満足そうに声を掛けました。
妻はまるで服従したかのように、頭を上下させてペニスをしゃぶっていました。
「もっとつばでびちょびちょにして。裏筋もお願いしますね」
「手も休めちゃダメですよ。もっと激しくしごいてください」
先輩と後輩が代わる代わる指示すると、妻は素直に従い、淫らな奉仕を続けました。
想像もしていなかった強烈な光景でした。
妻が本気で嫌がったら中止を指示するつもりで、ずっと様子を見てきましたが、
徐々に乱れていく妻の姿に見とれている間に、ここまで来てしまいました。
私は秘部に指を挿入されることですら抵抗を感じ、禁止していたくらいです。
フェラチオなどまったく念頭になく、禁止事項にも入れていませんでした。
そういう意味では、ホストの2人が私との約束を破ったとは言えません。
ローターの使用や肛門への責めは予定外でしたが、結局は私が許可しました。
これまで2人がほぼ忠実に指示を守り、期待以上に興奮させてくれたのは確かです。
中止を指示しようにも、今さら妻が抵抗し始めるとも感じられませんでした。
どこまでエスカレートするのか。どこで歯止めをかければいいのか。
私は2人に奉仕する妻の姿に欲情する一方で、焦りと戸惑いを感じ始めました。
「奥さん、僕のもしゃぶってよ」
後輩が明らかに遠慮のない態度に変わってきました。
許可を求めるような視線を私ではなく先輩に向けながら、妻の顔に手を伸ばしました。
先輩はフェラチオに満足したのか、あっさりと妻の口をペニスから離させました。
「さあ、今度はこっちこっち」
後輩が妻の顔を引き寄せながら、ペニスから右手を外させました。
むき出しになったペニスに、私は思わず目を奪われてしまいました。
あらためてよく見ると、長さ20センチを超えていそうな巨根だったのです。
その大きさを妻も右手でしっかり感じていたでしょう。
妻は尻込みした様子でしたが、後輩は強引に妻の唇をペニスに触れさせました。
そして口の中にねじ込むようにくわえさせ、勝ち誇ったように言いました。
「どう? ご主人のとどっちが大きいですか?」
自慢の巨根なのでしょうが、私には気に障る言い方でした。
陰毛と太ももやへその毛がつながる毛深さも不快に見えてきました。
後輩の無遠慮で強引な態度が、徐々に私の嫌悪感を膨らませていきました。
「奥さんも気持ちよくさせてあげますね」
妻が後輩にフェラチオを始めると、先輩は再びお尻を責め始めました。
肛門に入れていたローターのコードを軽く引っ張り、入り具合を確認した後、
スイッチ部分のレバーを少し動かし、再び振動させ始めました。
「ああっ…」
ほんの軽い振動のようでしたが、妻は後輩のペニスから口を離して声を漏らしました。
「奥さん、休んじゃダメ! ちゃんとしゃぶって!」
後輩が語気を強めて妻の後頭部を押さえ、また強引にペニスを口に含ませました。
先輩がさらに少しレバーを動かして振動を強めましたが、今度は妻は口を離しません。
「んっ…んん…んん~ん!…んっ…んん~…んんん~ん!…」
ペニスを口に含んだまま、甲高い鼻声を漏らし始めました。
口をふさいでいなければ、大きなあえぎ声を出していたでしょう。
四つんばいの淫らな格好で肛門を責められながら、口でも奉仕させられる妻の姿を、
私は猛烈な興奮と嫌悪感が入り混じった複雑な思いで見続けました。
「奥さん、そろそろ欲しいんじゃないですか?」
恐れていた一言を、とうとう先輩が口にしました。
本番はもちろん禁止していましたが、先輩はやる気満々のようでした。
私に断りもせず、バッグからコンドームを取り出し、ペニスに装着しました。
緊張感が一気に高まり、私は胸が張り裂けそうなくらいに葛藤し始めました。
半年間かけて、金も労力も惜しまずにつぎ込んだ作戦でした。
既に期待以上の成果が得られ、私は十分すぎるほど満足していました。
妻の秘部を他人に貫かれる姿など、とても見るに耐えないと思っていましたが、
実現が目の前に迫ると、中止させるのが惜しい気がしてきました。
一方で、私にはまだ妻と他人が交わることへの抵抗感も残っていました。
私が部屋にいないと思い込んでいるはずの妻の反応も気がかりでした。
妻がどう反応するのか、見てみたいような、見るのが怖いような…。
私は必死に冷静に考えようとしましたが、頭の中はますます混乱するばかりでした。
「もう我慢できませんよ。奥さんも入れて欲しいでしょ?」
葛藤する私を尻目に、先輩は背後から妻の腰に両手を添えました。
勃起したペニスの先端が、四つんばいになった妻の秘部に迫りました。
妻は先輩の声が聞こえないかのように、後輩のペニスをしゃぶり続けていました。
聞こえていないはずはなく、答えるのをためらっていたのでしょう。
「どうなんですか? 奥さん! ちゃんと答えて」
先輩が厳しい口調で答えを迫りましたが、やはり反応はありません。
後輩が妻の口をペニスから離させると、あえぎ声だけが聞こえてきました。
「ああ…ああぁ~ん…ああ…はあ…はあ~ん…」
妻は肛門にローターが入ったお尻を突き出し、逃げ出そうともしませんでした。
すっかり体が熱く反応し、秘部への刺激を求めているのは明らかなように見えました。
「奥さん、おねだりは? もうやめちゃいますよ」
「そんなの嫌でしょ? 早くおねだりしてください」
後輩も加わって強く答えを迫り、妻を追い詰めていきました。
さらに先輩がペニスの先端でクリトリスを軽く突き、追い討ちをかけました。
「あっ!…あああぁ~ん…ああ…ああぁ…ああ…ああ…ああぁ…」
それでも妻はあえぎ声を出すだけで、言葉は出てきません。
息も絶え絶えな様子ながら、自分から求めることには抵抗を感じたのでしょう。
嫌がっているのか、うろたえているのか、震えながら首を左右に振り始めました。
「もう我慢できないんでしょ? 早く欲しいって言ってください」
先輩が食い下がっても、妻は下を向いたまま、ますます激しく首を振るばかりでした。
最後の一線だけは必死に守ろうとしているように見え、私はとても健気に感じました。
「おねだりしないなら、勝手に入れちゃいますね」
先輩が妻の腰を少し持ち上げ、いよいよ挿入しようとした時でした。
後輩がいきなり妻の髪をつかんで顔を上げさせ、アイマスクに手を伸ばしました。
「奥さん、よかったね。犯してくれるんだってさ。ほら、スケベな顔も見せてよ」
乱暴な態度と見下した口調、そして作戦を台無しにする行為に、私は憤りを感じました。
先輩があわてて後輩の動きを制し、どうにかアイマスクは外されずに済みましたが、
私は興奮より後輩への嫌悪感の方が上回り、いたたまれない気持ちになりました。
気まずそうに視線を向けてきた先輩に、とっさに両腕を交差させて×印を示しました。
冷静に判断したわけではなく、嫌悪感にかられて衝動的に中止を指示してしまいました。
妻が他人に秘部を貫かれ、絶頂に導かれることへの恐怖心にも勝てませんでした。
私はやはり「チキン(臆病者)」でした。
安堵感の一方で、情けない思いがこみ上げてきました。
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