[3822] 我妻物語(出張ホスト編25完) 投稿者:チキン 投稿日:2005/12/14(Wed) 23:23
「すごかったって…どういうこと?」
思いがけない妻の答えに、私は真意を察しかねました。
恐る恐る探りを入れましたが、妻からはさらに予想外の反応が返ってきました。
「私…すごいこと…されちゃったの…」
ためらいがちな口調ながらも、出張ホストとの淫らな体験を自ら話し始めたのです。
指と言葉での3Pまがいの激しい責め、肛門へのローター挿入、そしてフェラチオ…。
あまり詳しくは説明しなかったものの、事実を包み隠さず話してくれました。
声を詰まらせながら懸命に告白し、次第に涙声を交じらせるようになりました。
怒りをぶつけるどころか、まるで私に懺悔しているかのような態度でした。
私は妻の誠実な態度に心を打たれると同時に、猛烈な罪悪感がこみ上げてきました。
ホストの2人が勝手に暴走したと言い逃れしようしていた自分の卑怯さを恥じました。
「待って。もうそれ以上言わなくてもいいから」
私は最後まで話を続けようとする妻の言葉をさえぎりました。
妻は私が聞くに耐えなくなったと受け止めたのか、不安そうに背中を丸めました。
「正直に話してくれて、ありがとう。俺、お前に謝らなくちゃいけないよ」
「謝るって…私を1人にさせたこと? でも、私だって…」
2人の男性にもてあそばれたのは、自分にも責任があると言いたかったのでしょう。
ここまで妻を深い自己嫌悪に陥らせた私にこそ、大きな責任がありました。
私は再び妻の言葉をさえぎり、思い切って真実を打ち明けました。
「違う。実はお前を1人にさせたわけじゃないんだ。俺、ずっと見てたんだよ」
「えっ?…」
妻はしばらく絶句した後、急に私を振り返りました。
真っ赤に充血した目を大きく開き、驚きと動揺の大きさを感じさせました。
「見てたって…。あなた、部屋にいたの?」
「ごめん。あの人たちに頼んで、お前をだましたんだ。アイマスクも俺が準備した」
「そんな…本当にいたの?…いつから?」
「ずっとだよ。あんな2人とお前を残して、出て行ったりできるわけないじゃないか。
そんな危険なこと絶対にしないよ。それに、そんなことしちゃ意味がないだろ?」
「意味って?」
「すぐ近くで一部始終を見てなきゃ、俺にとっては何の意味もないってことだよ。
俺、言ったろ? 色っぽいお前を見せびらかして、自慢するのが目的だって」
妻は頭の中を整理するかのように、下を向いて考え込みました。
そして突然、緊張の糸が切れたかのように、私に抱きついてきました。
「もおぉ!…私…怖くてたまんなかったんだからあぁ!」
責めるような言葉とは裏腹に、態度には安堵感がにじんでいました。
私は妻を抱きしめ、後ろめたい思いを忘れさせようと優しく接しました。
「怖い思いさせて、本当にごめん。でも俺、思いっきり自慢できたよ」
「自慢だなんて…。あなた、あんなことされる私が本当に自慢なの?」
確認するような聞き方で、妻は既に私の気持ちを理解しているように感じました。
私は自分の気持ちを伝えるより、妻の気持ちを確かめたくなりました。
「そうだよ。今日のお前は最高に色っぽかった。お前も興奮してただろ?」
「だって…あんなこと初めてだったし…わけが分からないうちに感じてきちゃって…」
「それで、何されても抵抗できなくなったわけか?」
「強引で怖かったけど…体が変になっちゃって…もうどうにでもなれって思ったわ」
妻が乱れる様子を見ながら想像していた通りの内容でした。
私はさらに踏み込んで、最も気になっていたことを尋ねてみました。
「じゃあ、本当は最後までやりたかったのか? 俺、止めちゃったけど…」
「正直に言うと…そこまで覚悟したし…早く欲しくてたまらなかったわ…でも…」
妻は言葉を詰まらせ、私に抱きついた両腕に力を込めました。
続いて子供がわがままを言いながら泣きじゃくるような声を張り上げました。
「でも…私、やっぱりあなたが欲しい! あなたじゃなきゃ嫌!」
もう言葉は必要ありませんでした。
妻と私は風呂から上がり、一気にベッドになだれ込みました。
性感マッサージに使ったベッドではなく、まっさらなベッドを使いました。
濃厚なキスを交わした後、私は妻の全身を舌と指で優しく愛撫していきました。
秘部を少し舐めただけで、妻は限界に達し、なりふり構わず求めてきました。
「あああぁ…もっ…もう…我慢できない…早く…ああ…早くおチンチンちょうだい!」
正常位で挿入すると、秘部の熱い感触がペニスに伝わってきました。
私はまるで初体験の時のような感激と興奮に酔いしれました。
ピストン運動を始めると、妻は1人で2回果て、私と一緒にフィニッシュした後も、
余韻に浸る間もなくペニスにしゃぶりつき、すがるように続き求めてきました。
それまでの夫婦生活では想像もつかないほど、妻も私も性に貪欲になっていました。
いくつも体位を変え、汗まみれになりながら夢中にセックスを続けました。
「ああ…もう私…あなたから…離れられない…」
さらに妻が1回果て、私も一緒に最後の絶頂に向かおうとしている時でした。
妻が意識をもうろうとさせながら、声を振り絞って訴えてきました。
「はああ…このまま…私…こっ…壊れてもいい…ああ…もっと…もっと…ああぁ…」
「もっと、どうしたんだ?」
「私を…あなたから…離れられなくさせて…ああ…もっと…ああ…エッチにさせて…」
「もっとエッチに? どうやって?」
「いろんなこと…いっぱい…あなたの…ああぁ…好きにして…これからも…ずっと…」
ベッドの中とはいえ、妻がここまで赤裸々に淫らな心情をさらけ出した初めてでした。
私は妻のM性が確実に開花し、羞恥の悦びにおぼれてきたことを実感しました。
ミニスカートでの露出に始まり、ビキニの水着、混浴、ノーパン、性感マッサージ…。
地道に積み上げてきた作戦が、ついに実を結んだ気がしました。
私は妻に最高の絶頂を味わってもらいたくなりました。
正常位で挿入したまま妻の体を抱え上げ、ベッドの端に移動しました。
ホストが放置して帰ったローターをベッドサイドに置いていたのです。
私はローターを取り上げ、振動部分を妻の肛門に入れました。
「あっ…ああ…あっ…ああああぁ~ん!」
スイッチを入れると、妻の声色が一気に変わりました。
私のペニスにも細かい振動が伝わってきました。
「ああぁ…あああぁ~ん!…いっ…いい…ああ…いいい…ああ…はああぁ~ん!…」
「いいのか? どこが気持ちいいんだ?」
「ぜっ…全部…全部気持ちいい…ああ…ああああぁ…お願い…もう…一緒にいって!」
妻は両手に力をこめ、私の背中に爪を食い込ませました。
私は最後の力を振り絞り、ピストン運動を加速させました。
「あああぁ~ん!…すっ…すごい…ああ…いくっ!…いくっ!…いくうううぅ~!!」
一緒に果てた瞬間、私の下半身に生温かい感触が伝わってきました。
絶頂とともに、妻が失禁していたのです。
外はもう朝日が昇り始めていました。
気を失ったかようにベッドに横たわる妻を見ながら、
私は大仕事をやり遂げたような充実感に浸りました。
この体験が今でも妻と私の最高到達点です。
去年の夏の出来事でした。
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